【😅やま百最難関🧐】男加無山【㊗️やちりさんやま百完登💮】
甑山
(山形, 秋田)
2025年11月15日(土)
日帰り
コース定数:29
平均ペース:90〜110%
※GPS精度不足により、長めのルートになってます。と思ってましたが、もしかしたら崖下に滑落しかけた際に修正入ったのかも。
【注意①】
特にトラバース時の足場、後半の急登を考えると2日前までから当日の天気については雨天で無い場合にのみ登山される事を強く推奨致します。
【注意②】
第三渡渉点までは長靴、あとは登山靴(チェンスパ装着)が一番楽かと思います。ゴミ袋は0.025mmの厚さでギリギリ保たなかったので、それ以上の厚みを推奨致します。
【注意③】
可能であればトラロープ等を活用し、下山時に回収されると良いかと思います。カラビナを使用される際はちゃんとしたものを使用してください。
【注意④】
女加無山との分岐の鞍部で荷物をデポされてもいいかもしれません。そこから先で滑落しました。
【注意⑤】
ここを登られる際は、覚悟と目標を持って登ってください。山形県のグレーディングで言うと豪雨災害前で3Cでしたが、3Dか人によっては3Eの認識でいいかと思われます。
【携帯電波】
駐車場から女加無山・男加無山分岐のコルあたりまではほぼ繋がりませんが、稜線に出たら楽天以外は所々繋がります。
【今回のメンバー】
リーダー:ウィズ(私)
サブリーダー(男性陣):ながれさん
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ながれさん活動日記
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しろさん
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しろさん活動日記
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やちりさん
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やちりさん活動日記
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チビマルさん
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チビマルさん活動日記
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カカロットさん
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カカロットさん活動日記
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サブリーダー(女性陣):みゅさん
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みゅさん活動日記
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道さん
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道さん活動日記
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ゆうりさん
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ゆうりさん活動日記
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まるさん
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まるさん活動日記
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本日については何度か順延となった男加無山のパーティー登山となり、男加無山山頂を目指すヤマッパー10人が集結しました。
5時10分頃道の駅むらやま集合、打ち合わせ通りの乗り合いで登山口へ向かいます。
【天候】
朝は薄曇り、ガスも出ており不安でしたが、登山口までで明瞭な視界になっており期待を膨らませてくれます。標高を上げると晴れ間となり、コルのあたりでは風を感じる事もありましたが、全般としては風弱く、気温は行動しやすい範囲でしたのでベストコンディションと言えるものでした。
【最寄りコンビニ】
セブンイレブン真室川新橋点で最終的なトイレ休憩や買い出しを済ませました。
男性トイレは小便器、共用トイレでのみ大の処理ができます。
【駐車場までの道】
Googleマップで「加無山自然公園」をセットして進みます。途中1度の車での渡渉、大きめの石や腹を擦るような悪路を越えて駐車場まで辿り着きます。
駐車場は10台程度停めれる広場となっております。下山時に暗くなっている可能性を踏まえ、記念撮影をしました。
【加無山林道終点(登山口)〜第五渡渉点】
朝の準備を整えて林道終点からスタートしました。
林道は少し湿っており、泥濘多数でしたが落石や倒木はありませんでした。
登山口に入ってすぐ、苔むした沢沿いの道が続きます。お初の顔が多いものの和気藹々とし軽快に進みはじめましたが、すぐに男加無山の特徴ともいえる「徒渉」が登場します。足場の石はやや滑り気味でしたが、長靴やビニール袋等思い思いの装備でいき、メンバー全員で声を掛け合いながら慎重にクリアしました。
なお、ビニール袋はかなり厚めのものでないと破れるため、第三渡渉点まで登山靴を片手に長靴で行くのが一番楽かと思います。
最後の渡渉区間となる第五渡渉点までは勾配もそこまでキツくはありませんが、時折肩くらいの高さにある草を掴みながらのトラバースが行手を阻みます。トラバースの数は数えておりませんでしたが、足元も滑るような土が多いため精神をかなり削られます。
この区間までは沢音が大きく響き、森の匂いが心地よい道となります。
【第五渡渉点〜胎内くぐり】
渡渉を数回こなすと、谷筋が狭くなり、道は徐々に急斜面へ移行します。
土の踏み跡はしっかりあるものの、落ち葉が堆積しているため滑りやすく、足元に注意しなければなりません。勾配は非常に急なため、木の枝や草などの天然のロープを使用し、身体全体を駆使して登っていきます。
その後、ルートの名物である 「胎内くぐり」 に到着します。
大きな岩の裂け目をすり抜ける場所で、ザックを少し押さえながら通過。初めてだとやや圧迫感がありますが、通ると達成感があるポイントであり、今回のメンバーも思い思いのポーズを取りながら通過していました。
【胎内くぐり〜分岐のコル】
胎内くぐりを越えると、いよいよ男加無山の後半らしい急坂ゾーンがはじまります。
岩が露出した斜面もあり、岩場出ないところは急坂かつ足元が落ち葉のため、枝や草などの天然のロープを使用しつつ三点確保が必要な区間となります。
ロープ・鎖などの人工物がほぼ無いので、素の技術と体力が試されます。
途中、藪が濃く視界の狭い場所もありますが、テープマークが適度につけられているためルートは分かりやすいと感じました。
傾斜が急なほどに、背後の森が落ちていき、時折覗く谷の深さを感じます。
一歩一歩が山らしさそのものであると思いました。
【岩棚の展望ポイント】
急登がひと段落すると、岩場の張り出し(岩棚)があり、そこで休憩します。
ここは今日のハイライトの一つ。
天気に恵まれ、視界が開けた事により鳥海山まで望むことができました。白く聳える鳥海山は重厚な佇まいを讃えており、その山容は本日のパーティーの心を震えさせます。
メンバーも「ここだけでも来た甲斐がある!」と盛り上がり、補給と小休止。風が抜け、汗が一気に引きました。
【コル(鞍部)〜男加無山山頂】
岩棚から再び樹林帯へ入り、女加無山方面からの尾根とつながるコルに辿り着きます。
ここは落ち葉が深く、踏み抜きやすいので注意して進みました。
コルから山頂への最後の登りは、ザレた土と根っこが混ざった滑りやすい路面となります。勾配はきついですが距離は短く、全員集中して進みました。
【男加無山 山頂(標高 約997m)】
山頂は笹が広がっており、展望は部分的。
しかし、到達した瞬間の達成感はとても大きかったです。スペースは10人ギリギリ休める程度であり、三角点と朽ちた山頂標識の看板があります。
私は先行し、本日やまがた百名山完登となるやちりさんを待ち受けます。山頂でのセレモニーの事前準備と登頂の瞬間の写真撮影のためです。
風は弱く、狭いものの休憩には十分。
全員が登頂し、やちりさんの完登セレモニー(表彰状伝達、記念品(ロールケーキ)贈呈、くす玉割り、全員での記念撮影、会食)を執り行い、都合30分程度休憩ののち下山します。
パーティー全員が大きな怪我なくここまで来られたことに、リーダーとしてひと安心しました。
(まぁここまでに滑落者は数名出ており、下山時にも滑落や転倒する方が多数出ましたが)
【下山】
序盤の急下降は特に慎重に進みます。
上り以上に滑りやすい箇所が多く、時間をかけて安全第一で進みました。
特に危険な箇所についてはながれさんがロープを張ってくださっていたので、特に問題なくクリアできました。
徒渉ポイントは、午後はわずかに水量が増えていましたが、皆下山だと濡れるのも厭わず勢いでクリアする方もでてきました。私もその一人でした。
滑落のトラブルやパーティーが大所帯だったため、予定より少し遅めの下山となり最後には薄暗くなりましたが、登山口に戻った時、メンバーの表情にも自然と笑顔が現れ、今回の山行で得た自信が既に滲み出ていました。
最後にノンアルコールビールで乾杯し、記念撮影をおこなって解散しました。
私、ながれさん、やちりさん、しろさんについてはホットハウスカムロへ移動し入浴、その後新庄のだるまやラーメンでやちりさんの奢りで会食した後に道の駅むらやまで解散しました。
「ホットハウスカムロ」
https://yamap.com/moments/1521963
【総評】
男加無山は“低山だけど決して侮れない”山
難易度で言うなら山形最高レベルです。
変化が多く、渓流・岩場・藪・急坂とバリエーション豊かでした。
技術と体力をバランスよく使う、山形県の中でもテンションの上がる山
危険箇所も多く、道迷い・滑落・増水渡渉には注意が必要です。
私については枝を掴み損なっていたら崖下まで滑落、他、5m前後滑落者や転倒者が散見され、レベルや警戒の度合い関係無しに命の危険と隣り合わせの山行となります。
今回の山行は、メンバーの協力と落ち着きがあってこそなんとか「無事故・安全」に終えることができました。
今回の山行の企画者としても、本当に誇れる一日でした。参加者の皆様、ありがとうございました。