05:55
6.7 km
829 m
雪の南面白山で一泊
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山 (山形, 宮城)
2024.02.03(土) 2 DAYS
雪の南面白山へ。真冬に来る人は少ないので、トレースなんかほぼないし、もちろん山小屋なんてあるわけがない。そういう場所で雪中テントをやるのが楽しい。 先月訪れた時と雪の量はさほど変わらない。場所によっては少ないくらい。もう日本はダメかも分からないね、残念だね。 スノーハイクで旧スキー場のトップまで上がり、さらに平坦なブナ林を歩く。雪は少ないけれど、ブナ林は綺麗に雪をかぶっていて素晴らしい。 やがて、頂上への厳しい登りが始まる。スノーハイクをデポして、足にはアイゼン。少し硬い雪の急斜面、アイゼンは心強い。 背の高いブナがなくなり低い樹々に変わる辺りで、苦しい急登も終わる。振り返れば、下界が見える。快晴じゃあないのが残念だ。 たどり着いた南面白山の頂上、晴れていれば眼前に立ち塞がる大東岳の雄大さが素晴らしいのだけれど、あいにく天気はそうじゃあない。大東岳は頭半分くらい雲に隠れてしまっていた。仕方ない、これも山だ。 来た道を下り、デポしたスノーハイクを回収し、スキー場トップ付近のブナ林でテントを張る。特に眺めが良いわけではないけれど、誰もいない雪中でテントをやっているという事実だけでゾクゾクするくらい楽しい。 朝方のテント内はマイナス5℃くらいで、寒さは緩かった。もう日本はダメかも分からないね、残念だね。