二子山東岳〜ちょっぴり西岳、トンカチを添えて
両神山・諏訪山・二子山
(埼玉, 群馬)
2025年11月13日(木)
日帰り
YAMAPの扱い方がよく分かってなくて活動データ途中からになっちゃった、エーン!
実際は午前11時くらいから登り出して7時間くらいいたと思う。
登り始めは所々ピンクのテープが木に巻き付けられており、先人達のこっちだよ、こっちの道が歩きやすいよ、の印のおかげで特に道迷いなどなくスムーズに進めた。
一般コースは初心者に毛が2本くらい生えたら行けるくらいのレベルだと思う。
かくいう私も毛が2本生えた程度なので、一般コースは翌日凄まじい筋肉痛を負った程度で踏破できた。
ただ、鎖場に関しては落ちたら助からないだろうなと思う箇所が何個かあり、下を見ないように心掛けながら進んだ。
さらに下山は怖かった。この季節は落ち葉が降り積もっていて、魔女の宅急便のキキが貨車で藁をベッドにして寝たシーンを思わせるくらいフカフカしていた。
それが、とにかく滑る。足の踏ん張りが弱い人、とても疲れている人はそのまま滑り落ちて行っちゃうと思われる。
それを差し引いても高所から見る紅葉は綺麗で、この季節に登山者が多いのも頷ける。
私が人生で見てきた紅葉の総量を上回る紅葉を1日で見たって感じだった。
東岳に行った後、西岳が気になって、ヤンチャすぎる我々は日が隠れつつあるのに途中まで…見てみるだけ…と西岳に向かった。
西岳の方が斜面が急で登りが辛かった。上級コースの切り立った岩場、というか崖。
荷物を置いて、少しだけ登ってみようかという話になった。実際目にすると登ってみたくなってしまったのだ。
私は生来のビビリを発揮し、こんな崖はヤギの領分だと思い途中までしか登らなかったが、友人はスルスル登ってしまった。
帰っておいでー!と言っても実は彼は怖くて降りられなかったらしく、登り切って一般コースに合流して帰ってくるという。
彼はライトもYAMAP入りのスマホも全ての荷物を置いて行ってしまった。
残った友人一名と私は荷物のところに戻り、彼を待つことにした。彼は程なくして荷物のところまで戻って来てくれたが、もし一般コースに合流できなかったら…と考えるとかなり怖い思いをしたらしい。
急いで下山したが、途中にとっぷりと日が暮れた。
下山はいつも思ったより時間がかかるし、前述のような理由で足元が滑る。滑るたび首の後ろからじわっと嫌な汗が出た。
途中で山岳救助?パトロール?のお二方に大丈夫ですかー?と声をかけられた。
平日でそもそも山に入ってからあまり人に会わなかったからびっくりした。行政の方なのかな…?かなり有難い存在だなと思った。
調べてもいまいちわからなかった、知ってる人いたら教えてください。
我々にもう少し毛が生えたら、明るい時間にまた再戦しよう。
さて、タイトルのトンカチについてだが、最近クマが大暴れしているのもあるけど数年前に見た二子山でクマに襲われる人の動画を見て、対クマ用のトンカチを持参して行った。すぐ取り出せるようにリュックの右側のポッケに入れて。
対策になってるのかは怪しいが、素手よりいいだろうなーということでお守り兼用トンカチ。
クマ側の視点に立ってみよう。
私は脂肪分が高くて柔らかく、酒やタバコもやらないので内臓も鮮度が良い。絶対に美味しい。
同行者の友人2人は筋肉モリモリ筋っぽい男達。
もし私がクマでも絶対に私を狙うので、クマ撃退のイメトレに励んだ。
実際に行ってみたら切り立った岩から落ちないようにするのが精一杯で、こんなところで襲われたら死ぬなと思った。
散々初心者が気軽に行く場所ではないという記事を読んでいたけど、死がすぐ手に取れる範囲にあって鳩尾あたりが恐怖でワナワナと震えた。
しかしまあよく考えれば私たちが普段している選択にも死は付き纏っている。
出勤途中で車に轢かれるかもしれないし、通り魔に刺されるかも。死というのは思ったよりもかなり身近にある。
話は脱線し続けているが、大体日本では年間3000人程度が交通事故で死ぬ。
3000というのは数字で言われると、あまり実感が湧かないものだが、その人も私たちと同じように朝家で起きて朝ごはんを食べて…と自分の生活と重ね合わせ想像すると途端に実感が湧く。
山に入れば電波はないし、できることが限られるので必然的に死は目立つ。
しかし、死に怯えるより今目の前にあることを楽しんで生きるしかないのである。
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星新一の処刑がこういう話だから読んでみてほしい。
話が脱線したから終わります。
楽しかったよー!