10:37
19.2 km
1701 m
2025/11/08 ワルサ峰・佐武流山
白砂山・堂岩山・八間山 (群馬, 長野, 新潟)
2025.11.08(土) 日帰り
もう今シーズンは行けなくなってしまう山。 国道405号が11/13から冬期通行止めになる。 https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/doro/documents/03_r6iiyama_ichizu_tsuukoufunoukukan.pdf 幸い天気予報も良さそうだ。 佐武流山へラストチャンスを掴みにいこうか。 朝5時にドロノ木平登山口へ着く。 誰もいない林道の路肩に車を停める。 朝ごはんを取ってスタートしようとしたところに、車が入って来たのが見えた。 登山道を登っていき、林道へ出る。 しばらく林道を歩いたら、檜俣川下降点から佐武流山標識に従い下っていく。 細い道に覆い被さる倒木を潜り進む。 檜俣川の渡渉点に到着。 先週の反省を生かし、代わりの履き物を用意した。 冷たい水に身が縮む思いで渡る。 足はジンジンとするが、濡れ足を拭いて快適に歩き出せる。 まばらに雪が付いた斜面を登る。 ワルサ峰を過ぎる頃には雪に厚みが出てくる。 太陽に照らされた雪の道。 思っていなかった雪シーズンの始まり。 モフモフとした感触を楽しみ、到着する佐武流山の頂。 時間が掛かっただけに嬉しさを噛み締める。 昼ごはんをのんびりと取る。 雪に覆われているだけに涼しくはあるが、降り注ぐ日差しが心地良い。 お昼を回った。 そろそろ下山を開始しよう。 雪道の斜面は歩きやすく、快調に下りられる。 気分良く下りられるのも雪があるところまで。 樹林の湿った道は、木の根や苔が落ち葉に隠されて危険なことこの上ない。 ようやく沢まで下りて来た。 また履き物を替えて対岸へ。 濡れた場所では荷物も置きづらいし、すぐ履き替えずに少し歩いていこう。 そのまま林道まで行こうかとも考えたが、進む道は良くない。 足を拭き登山靴へチェンジする。 林道へ出て日の傾きを感じる。 山影に日が沈めば、あっと言う前に暗くなってしまうだろう。 ヘッデンを用意して進む道。 日が落ちる前に、登山口へと辿り着くことができた。 山の秋は瞬く間に過ぎていく。 静かに眠る準備を始めた山をそっと送り出す。