大好きな場所 鞍瀬ノ頭へ続くひとすじの道
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森
(愛媛, 高知)
2026年03月15日(日)
日帰り
大好きな場所、鞍瀬ノ頭へ続くひとすじの道。
満足な冬道具を持たない僕は、春の訪れを楽しみにしていた。
34年前に訪れたこの場所は、僕にとって過去と現在が交差する場所だ。
※大好きな理由はここ
https://yamap.com/activities/40120977
年末が暖冬だったため「チャンス到来」と思い出かけたが、梅ヶ市登山口へ向かう黒森峠が凍結していて引き返した。^^;
今回は用心して、保井野登山口から登ることにした。
登山口までは無事に到着したものの、この北斜面は想像以上。
シャクナゲロードから保井野の別れまで、急こう配は雪に覆われていた。
先行者のアイゼンのトレースに助けられながら、
チェーンスパイクで足場を固め、ストックで三点支持。
緊張のトラバースを慎重に進んだ。
しかし、夏でも厳しい保井野ルート。
冬山となると、その厳しさは想像以上だった。
保井野の別れの南斜面に出た頃にはすっかり戦意喪失。
それでも下を見ると、梅ヶ市ルートからの元気な登山者たちの姿。
「せっかくここまで来たのだから堂ヶ森まで」
近くに見える反射板は見ないようにして(笑)、
松山平野を眺めながら自分を励まし、一歩ずつ進んだ。
待っていてくれたのは、青空の下に広がる
石鎚山へと続く栄光の稜線。
こんなチャンスを逃す理由はない。
昼食の時間を削り、行動食だけで鞍瀬ノ頭へ向かった。
山行内容は写真を交えながらお伝えしますが……
少し真面目なトーンで。
僕がお山を続けられている理由のひとつは、
YAMAPがご縁で広がった交流だと思います。
登山の誘いを断った34年前にこんなツールがあったら、また違った結果になっていたかもしれません。
社会に飛び出して感じたことは、
職場でも交流の場でも「自分の居場所」を見つけること。
皆さんが幸せそうにお山へ出かけている様子を眺めながら、僕の報告に共感やレスポンスを頂く。
お山は一人で歩いていても、
独りのような気がしません。
素敵な居場所を、
皆さんから与えて頂いているような気がします。
登山をされている皆さんにも、
きっと「大好きな場所」や「大好きな山」「大好きなルート」があることでしょう。
でも山は、自分の足で歩いていかなければ辿り着けません。
お金があっても、時間があっても、
やはり一番大切なのは健康なのだと思います。
諸事情で、今は山を我慢している方もいるかもしれません。
それでも大丈夫。
山は、ちゃんとそこで
あなたの帰りを待ってくれています。
だから焦らず、無理せず。
あなたが居るべき場所、
あなたが大好きな場所は、
きっと変わらずそこにあります。