開聞岳と日本人のルーツ

2021.02.23(火) 日帰り

活動データ

タイム

05:47

距離

13.9km

のぼり

969m

くだり

985m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 47
休憩時間
1 時間 3
距離
13.9 km
のぼり / くだり
969 / 985 m
1 26
18
21
48

活動詳細

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端正なコニーデのシルエットと 幾何学的な螺旋状の登山道を誇る 開聞岳へ。 富士山と同様、 過去に何度か噴火している。 近くの橋牟礼川(はしむれがわ)遺跡にも かつて大量の火山灰をもたらした。 火山灰の層が縄文土器と弥生土器を の間に位置していたことから 100年前に縄文時代・弥生時代が はじめて区別された。 ※それまでは 縄文人と弥生人が同時代に混在していた という説が主流だった。 開聞岳噴火がなければ 弥生時代は存在しないことに なっていたのか... 日本の考古学の脆弱さ💧 話は少しそれるが 日本の遺跡の大半は 50年代の考古学ブームで発掘されたもの。 敗戦によって天皇の神話が崩壊し 「日本人とはなにか」という問いに答える 皇室よりも古い民族的な原点、 アイデンティティが渇望されていた。 その穴を埋めるのが、 旧石器から弥生時代までの日本人像だった。 それゆえ、 第二次世界大戦が起きなかった場合、 そして玉音放送がなかった場合の 考古学の停滞を考えるとゾッとする😨

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