宇利(うり)峠と黒松峠の間を往復。雨生山、金山、扇山、富幕山、そして幾つかの三角点高地を辿ってみた。宇利峠から雨生山(うぶさん)は梯子のある登山口から急登。浜名湖の眺望を背にして山頂へ。引き続き電波反射板のある金山まで陽射しを浴びて緩い登り道。 瓶割(かめわり)峠へは沢伝いに急降下。引き続き扇山経由で富幕山を目指す。アップダウンはあるが歩きやすい尾根道。富幕山の頂上には思い思いに休憩する登山者の姿。私もベンチで一休み。コンクリートの展望台に登ってみる。白く霞みがかかり、眺望は浜名湖が限界。 陣座(じんざ)峠から「黒松峠」の案内板に従い山路に入る。しかし直ぐに採石場の敷地にぶつかる。これまでとは一転して荒涼とした風景。尾根は薮。採石場の境界を示すトラロープや有刺鉄線に沿って迂回路を進む。 「狩宿村」三角点には「狩宿山」の山名板。風情のある交差点 黒松峠で引き返す。富幕山から扇山まで往路を辿り、瓶割峠から先は林道歩き。展望ポイントに恵まれているとは言えないものの、歩きごたえのある尾根道コースでした。
宇利峠の駐車余地に車を止めて出発。先行者はバイク1台 (7:10現在)。雨生山登山口には梯子が架かる
いきなりの急登
登山口から20分程で雨生山の頂上に到着
山頂展望(浜名湖方面)
金山への縦走路から振り返る。左から奥に向かって雨生山、吉祥山、本宮山
金山頂上。三等三角点「福長村」432.59 m
山頂には巨大な電波反射板
尾根道を直進
トラロープに沿って沢を下る
舗装路(静岡県道308号鳳来三ケ日線)に至り瓶割峠
瓶割峠の富幕山登山口
扇山に至る登山道
扇山頂上には四等三角点「瓶割峠」478.30 m
「パノラマ」地点から北方の眺望(船着山、常寒山)
電波塔の脇を抜ければ...
富幕山
山頂には一等三角点「富巻山」563.49 m
展望台から白く霞む浜名湖
引き続き陣座峠へ(三叉路を右折)
峠までの尾根道は高圧送電線路「三河等遠江線」の巡視路も兼務
陣座峠 (愛知県道392号・静岡県道303号新城引佐線)。黒松峠へ誘う案内板
しかし採石場(遠州砕石)に行く手を阻まれる
採石場の境界を示すトラロープに沿って迂回
さらに有刺鉄線に沿って進んで...
四等三角点「陣座峠」304.51 mに寄り道
順路に戻り鉄塔を過ぎれば...
396高地
林道出合。左端の丸太が登山道の取り付き口
丸太付近で道は2つに分岐。右が黒松峠への尾根道
狩宿山。眺望は無し
山頂の証。三等三角点「狩宿村」474.39 m
黒松峠。今日はここまで。引き返す
陣座峠への復路
採石場付近はトラロープの右側をキープ
そのまま採石場の敷地を通らず陣座峠へ
富幕山登山口。ここには数台の駐車余地
再び富幕山
展望台から浜名湖。状況は変わらず
今度は三叉路を直進。瓶割峠方面へ
扇山(三角点)を通過
三角点を少し先(西)に進んだ扇山最高地点に...
山名板
歩行距離が20キロを越えてくると倒木を越えるにも一苦労
瓶割峠に到着
金山登山口は採石場(三ケ日採石)の敷地の中。ゲートの左脇「立入禁止」の表示場所から失礼する
採石場に入り、右手に見える鉄塔を目安に進めば...
登山口に至る林道開始点に接続
中部電力の反射板巡視路で登り返し
尾根を越えて南側の林道に移動
宇利峠に帰着。駐車余地に車は6台(15:00現在)