だらだら長いです。ごめんなさい、適当にどうぞ。 小国町には極楽のような極楽山やちょっと怖い感じの名前の餓鬼山など変わった山名で何か惹き付けられる山があります。ここデベソ山もそんな山の1つでした。小国町の中心にこんもりとしているからデベソ山だそうです。 週間予報では、連休はあまり天気が良くなかったので無理かなと思っていたが直前になって日曜は晴れ予報になり、時間も出来たので出掛けることにしました。晴れ予報でも午後からは下り坂なので、短時間で登れてゆっくり出来そうな山を考え「餓鬼とデベソ」の餓鬼は先日登ったので以前から気になっていた残りのデベソ山に登ることに。 デベソ山は地形図に名前が無い山で、ヤマップにも登録されていなかったので申請を出してみたら、先日餓鬼山へ向かってる途中にヤマップさんから認定の連絡がきました。せっかく登録していただいたので、申請だけだして登らないと言う訳にはいきませんよね。 デベソ山の登山口は以前雨の日に、ドライブがてら下見に来たことがあったの知っていました。新潟県側から来ると小国の道の駅を過ぎて程なくすると右側に朴ノ木峠へ向かう林道朴ノ木線の入口があり、そこを進みます。1.5車線程の舗装林道を朴ノ木峠へと登っていきまが、登山口は林道の途中の72番鉄塔の巡視路入口と朴ノ木峠の2ヶ所あります(未確認ですが、巡視路登山口はコースの途中で伐採作業があったため一部不明瞭な所があるそうです)。 巡視路登山口の前を通過すると、T字路に出て右折すると程なく道幅が大きく広がった朴ノ木峠に到着します。峠には先客が1台止まっていましたが展望台の方に行かれたようで山のなかでお会いすることはありませんでした。 自分も路肩に駐車して、標高差の少ない朴ノ木峠登山口からデベソ山を目指ます。以前下見に来た時は雨の日で雲に覆われていましたが。朴ノ木峠からは峠を境に朝日連峰も飯豊連峰も見渡すことが出来る素敵な峠で、お気に入りの峠が増えました。 峠から少し離れた場所に朝日連峰展望台と飯豊連峰展望台と言う場所もありそこにも行きたかったのですが、今回は時間がなく行けませんでした。スタートして10分以上、峠の展望台に上がったり峠付近をうろちょろ楽しんでからようやく立派な木柱のある登山口へ(笑)。 登山道は、倒木が何ヵ所かありますが広く刈り払われ良く整備された尾根道です。何度かアップダウンを繰返しながら1時間弱登ると巡視路登山口からの道と合わさりデベソ山山頂に到着しました。山頂は背丈程の木々に覆われていましたが落葉しているので間から祝瓶山を見ることが出来ました。山頂より途中にの尾根道から朝日も飯豊も吾妻も見渡せる所がありそちらのほうが眺めがよかったです。 でべそ山の少し先の鉄塔までは道があります。鉄塔の下なら眺めが良いかと思い向かってみましたがこちらも背丈程の木々で今一でした。眺めが今一だったのでゆっくりするのは止めてプランBにすることにしました。 プランBはこのまま尾根伝いに進み、10月に登り損ねた横根山まで登るです。鉄塔から先は道は有りませんが地形図を見た感じ危険そうな場所も無さそうなので行けるのではと思っており、後は現地で薮の状態を見てからにしようと思っていました。 藪の中を少し覗いてると、林床は腰丈ほどの笹藪なので、これならばと横根山へ向かいますが小さなピークを越えると笹藪を抜けて尾根が広がり不明瞭に、また椿と雪の重味で地を這うように育った灌木の藪となりました。視界も悪い上に、まるでメデューサような灌木に体を取られ悪戦苦闘すること約20分、P551を越えると鉄塔の下に出ました。 P551の鉄塔からは遮るものもなく朝日連峰を一望出来るのですが、稜線は雲に覆われ出してしまいました。 それでも、祝瓶山と峠からは見えなかった先日登った餓鬼山は確認する事ができたので満足です。 鉄塔から先は、急斜面の巡視路で一気に横根山との鞍部まで下ります。巡視路は鞍部で右に曲がり、下って行ったので尾根は再び藪となりましたが、今度はピンクテープがある上に低い笹藪でメデューサもいなくて快適です。 藪を抜けると赤芝発電所からの巡視路に出て、巡視路を進みます。巡視路は山頂を巻いているので登りやすそうな所で山頂方向に向かってまた藪の中をひと登りすると古い巡視路出ました。古い巡視路を進むと山頂方向を示すピンクテープがあり、それに従って藪に入ると横根山山頂です。 横根山の山頂は、藪に覆われて落葉していも眺望はありません。元々知っていたので気にはならず、ひとまず三角点を探しです。 山頂付近をうろちょろして保護石3つも残っている三角点を発見し、おやつで小腹を満たしてから今度は木々の枝の間をキョロキョロ…、何とか祝瓶山を見える場所を見つけました。 横根山に登って三角点と祝瓶山も見つけたし、予報どおり風も徐々に出て来て、雲行きもどんどん怪しくなってきたので下山する事にしました。 帰りは尾根伝いに戻った方が早いのですが、メデューサが面倒で、安全第一でP551との鞍部から巡視路で山から出ることにしました。 電力クオリティの立派な巡視路で1時間程で林道の入り口付近に下山して、その後は林道を歩いて1時間ほどで朴ノ木峠まで戻り(車だと10分弱何ですよね車凄い(笑))、何とか雨も大丈夫でした。 ゆっくりするつもりが結局ガサゴソと横根山まで行ってしまいたが、これで長年気になってた蛇崩山(2019.11に登った)と横根山の荒川沿いの2座を終らせる事が出来ましたね。 次回朴ノ木峠から登る時はデベソまでにして、後は展望台にもどってゆっくりしたいです(^_^)
米沢街道十三峠の一つ朴ノ木峠からスタート
朴ノ木峠から飯豊連峰 念願の小国町から飯豊羊羮も逆光……
飯豊山は見えません
日の光が反射し光る雪の山肌がカッコいい、地神山
千本峰、前杁、杁差への6月に登った東俣コースの尾根。 左は大石山
石転び沢
峠の観音様の祠にお参りして
峠の展望台からデベソ山
以東岳、相模山、北寒江山、寒江山
袖朝日、西朝日、中岳、大朝日、祝瓶山の「大朝日戦隊五山ジャー」って小国町でご当地ヒーロー始めないかな(笑)
祝瓶山その①〜朴ノ木峠から〜
散々峠で遊んで、ようやく登ります。デベソの入口
サクサクとアップダウンしながら進みます。
本山から大境山までまるっと見える場所がありました。
峠からは見えなかっと飯豊山まバッチリ
反対側は御影森山から以東岳までまるっと見えます。
三体連山の方、右側のピークの天神堂山は気になる山です。
吾妻連峰もくっきり
デベソが近付いてきました。
カンアオイが沢山ゾーンに突入、アラカワかな。
1番急なところ、ロープなし。落ち葉でズルズル
飯森山、栂峰
右側から巡視路登山口からのコースと交わり、デベソに到着です
古い看板、もう何も分かりません。
朽ちたベンチ
山頂を示すピンクテープ
山頂からは南陽市の方だけ見渡せます。中央奥は高畠町の駒ヶ岳
祝瓶山その②〜デベソ山から〜
隣の鉄塔ピークまできたが、こちらも木々で眺めが今一です。
眺めが今一だったので、ゆっくりせず10月に登れなかった横根山まで尾根伝いに行ってみることに。 鉄塔から先は藪…
覗いてみたら、藪の中は腰丈ほどの笹藪です。これなら行けそう…
小さなピークを越えると尾根が広がり少し不明瞭に、更に藪も濃くなり椿さんも登場…
雪でメデューサの様に地を這う灌木と椿に苦戦中💦行きたい方向に進めない…
地形図の破線まで来たけど、期待した踏み跡ありませんでした。残念、完全に廃道のようです。
跨いで、押し上げて、掻き分けて、潜って、避けてしながら進むも距離が稼げない…
P551の周辺はまた椿が出てきた…💦
P551を越える鉄塔の下に出ます。ここまで約20分苦しめられたメデューサからやっと解放されました。
出てきたところ、奥がP551
上新田集落側から巡視路が上がってきていました。 滑落注意!
P551鉄塔からは朝日連峰が良く見えますが、稜線は雲に覆われてしまいました。
先日登った餓鬼山 奥は化穴山
祝瓶山その③〜P551鉄塔から〜
鉄塔から先は急斜面を巡視路で横根山との鞍部まで一気に下ります。
鞍部まで下りると、巡視路は右に曲がり下っていきました。 尾根伝いはまた藪ですが、藪の入口にピンクテープ、藪の中にもピンクテープが見えますし、メデューサもいません。これなら大丈夫。
一部笹藪ですがメデューサに比べれば無いも同然、ピンクテープも沢山で歩きやすいです。
藪を抜けると赤芝発電所側からの巡視路に出ました。
登りやすそうな所で山頂方向に向かって藪に入ります。
藪をひとのぼりしたら古い巡視路に出ました。
古い巡視を進むとピンクテープがあり、それに従って再度入った藪の中が横根山山頂です。
山頂付近をうろうろして発見💡
横根山の三角点、保護石も3個現存してます。
タッチ
三等です。
山頂の藪の様子、落葉してもこんな感じです(笑)。
大朝日岳の方、見えん… 藪だと知っていたので良いのですが。
藪の中だし、おやつで簡単に小腹を満たします。 小国の道の駅で「あけび焼」「森のくまさん」「飯豊羊羮」などの製造元の和洋菓子丸屋さんが出店を出していたのでよったら、クレープを売ってました。チョコバナナ味、甘さ控えめの生クリームで 美味しかったです。結構大きくて食べごたえあり。
藪の中からキョロキョロ、遂に見つけた祝瓶山のベストポジション。
祝瓶山その④〜横根山から〜
三角点と祝瓶山を見れたので帰ります。
山頂藪から古い巡視路にでれば飯豊山も見えます。
天気は日本海側から急激に下り坂ですので、先日の餓鬼山の事もありますので遠回りになりますが面倒臭いメデューサエリアを回避して、安全のため巡視路でひとまず山から出ることにしました。
鉄塔下の狩り払いを辿って下りても途中で巡視路と交差しますが、今日は巡視路で下りてみます。
ピンクテープの笹藪を抜けてP551との鞍部へ戻ります。
P551との鞍部から巡視路で小国の市街地側へエスケープ。
電力クオリティの立派な道です。
湿っぽい道になり、一回餅つきしました。
左から下りてきて手前に進みます。右は枯れ沢?旧道?廃道?の様でした。
メデューサとは目を合わせないように…
分岐に合流、右に進みます。
山の神だろうか、石祠がありました。お参りして行きます。
可愛らしい石灯籠、笠に苔がびっしりです。
あんなに快晴だったのにどんどんと雲が…、予報どおりです。
なぜここに…
伐採から逃れた奇跡の一本杉🌲 なぜこの一本だけ…
十字路に出ました。 右に進みましまが、正面が地形図の破線の道だったようです。
ここは、左へ進みます。
予定してた、破線の出口と違いますが無事林道に出れました。少しショートカットできた。 横根歩道入口の杭がありました。
後は林道で朴ノ木峠まで音楽聞きながら登ります。
何故かカーブミラー全部外してありました。冬支度?
アスファルトは足が痛くなってくるので、落ち葉の上を歩く。
途中、デベソ山の巡視路登山口前を通過します。
右へ、左へ行くと健康の森横根です。
朴ノ木峠に止めた車が見えました。1時間、4キロの林道歩き、ずっと登りなので地味に疲れる…
観音様ありがとうございました。無事帰ってきました。
すっかり今にも降りそうな空模様ですが、降りだす前に無事ゴール。