活動データ
タイム
04:09
距離
10.1km
のぼり
477m
くだり
475m
活動詳細
すべて見る時は江戸時代、1834年に箱館山のふもとにある称名寺住職と檀家達が観音山から鞍掛山に三十三観音を設置しました。 観音の土台には西国の基寺の土を埋め「西国三十三観音」と呼ばれ、観音巡りの人々で賑わっていました。 明治の時代になり、要塞が作られると観音は称名寺敷地内へ移設されるが、その一帯も厳しい遊歩制限があり人々は自由にお参りができなくなってしまいます。 大正時代に湯の川への電車の運行が始まり、称名寺をスタートして湯の川方面を巡って称名寺に戻ってくるように観音が設置されました。 (当時の観音は現在、湯の川にある湯川寺に設置されています) 昭和になり戦後、市民が自由に函館山に登れるようになったので、新たに三十三観音を設置。 盛大に観音巡りが行われていました。 現在観音巡りをする人も少なくなり市民ボランティアの方が、毎月観音掃除登山を行って整備しています。 「自然ガイド函館山 木村マサ子 著」より抜粋
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