活動データ
タイム
04:49
距離
9.8km
のぼり
878m
くだり
885m
活動詳細
すべて見るこれもずいぶん久方ぶりに明神平を訪れた。晴天が約束された週末とあって、幕営の登山客も多く、8時半に大又林道奥に到着した時には駐車スペースに難渋する状態。いささかスタートも遅れ、桧塚奥峰まで行ってみたかったが断念。それでも明神平周辺の紅葉を愉しむことができた。 先般、鈴鹿の御池岳のレポで、鹿が増えたことにより山の笹が無くなってしまったことに触れたのだが、ここ明神平も笹は全く無くなってしまっていた。20数年前の秋、一人ツエルトで幕営したことがある。まさにスズタケで埋まる中、夜が訪れると多くの鹿がやってきてその眼が光る。鹿と分かっているのだが、正直怖いという感覚を抱きながら、一方で自然に抱かれている感覚を実感した。今は鹿の糞を見ることもなく、動植物の生態系が変わってしまったことに驚いた。 私は笹原の光景が好きなので、今の明神平はずいぶん寂しくなったと残念に思う一方、この先はどんな自然の(純粋な自然では無いと言うべきかもしれないが)変遷が進んでいくのだろうと興味が湧いてもくる。20年は無理でも、10年くらい先にまた一度訪れてみようと思う。
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