四国遍路/松浦武四郎の軌跡を辿る(70番本山寺~71番弥谷寺~73番出釈迦寺~72番曼陀羅寺~74番甲山寺~75番善通寺~76番金倉寺~77番道隆寺~)

2020.10.20(火) 日帰り

活動データ

タイム

11:28

距離

38.4km

のぼり

439m

くだり

450m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 28
休憩時間
1 時間 18
距離
38.4 km
のぼり / くだり
439 / 450 m

活動詳細

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四国遍路20日目/2020-10-20 雲辺寺の標高は911mで札所の中で一番高いところにある。昨日のその下りが足にボディブローのような痛みを蓄えているようだ。 70番本山寺の近くにある「本大ビジネスホテル」を7時前に出立。今日は、70番本山寺をかわきりに、11k歩いたのち500段を超える石段をのぼる71番弥谷寺がある。そこから72番曼陀羅寺、73番出釈迦寺、74番甲山寺、75番善通寺、76番金倉寺、77番道隆寺、78番郷照寺の九の札所をまわる予定で、坂出に宿を予約した。 大きな間違いは、距離の歩行時間だけを計算して、参拝の時間を加味してなかったことから、道隆寺で17時になってしまった。 昼飯抜きで、保存食のチーズとチョコレート、カロリーバーを食べながらあるいたにもかかわらずこのありさまである。あと3時間歩く力はない。道隆寺からJR丸亀駅まで歩き坂出駅まで電車を利用して「ホテルニューセンチュリー坂出」に到着したのは18時30分を過ぎていた。 それにしても「歩道」は、車道の付録。縁石ごとにかさ上げされた歩道は段差の連続で疲れてくると腹の中に怒りもたまってくるが、我慢して歩く。これも修行ということか。国道や県道など「道路構造令」によって建設されるが、設計思想が車中心の考えなのだろう。「四国遍路道を世界遺産に」の運動も色あせてしまうほどだ。 四国の札所には長宗我部軍の焼き討ちの話がいたるところにある。天正の兵火で本山寺侵入の際、住職に刃をかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、驚いた長宗我部軍は退去し本堂は兵火を免れたという。 今日参拝した八つの札所の多く神仏習合の痕跡を残していた。善通寺の五重塔の隅に五社神社があり道隆寺の大師堂の裏側に妙見宮がある。 明日からは「欲」の煩悩を抑えた、余裕のある歩き方にしよう。

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