活動データ
タイム
05:49
距離
9.3km
のぼり
1173m
くだり
1170m
活動詳細
すべて見る2006年夏以来、2度目のラッコ。 日高は16年18年の台風で多くの沢が様相を変え、アプローチも一変し、過去の記憶が生きない困惑の山行(勝幌その①)をさせられた苦い経験が。 ラッコは如何に? 今年も日高の国境稜線に上がりたい‼️ 仕事終わりの金曜日の22時、帯広の家を出発。 広尾道で大樹のセコマへ。晩・朝・昼・酒・命の水(アクエリ・塩ライチ)を手に入れ、夜鹿の襲来を避けながら天馬街道の上杵臼のP帯へ。 夜中の林道走りは、よっぽど信用できる林道以外は、落石・倒木・路面のへこみなどを避けられる自信がないので入りません。 天馬街道は日勝峠や狩勝峠が吹雪で通行止にならない限り、夜中の通行量はほとんど無く、不気味な雄ジカの遠吠えが鳴り響くワイルドな車中泊となりました。 7時前発車、落石危険箇所もある楽古山荘への林道へ。 楽古山荘まで帯広から2時間で行けるんなら、わざわざ車中泊までしなくても・・・、と思ったりも。でも家だと起きれないからなぁ🤔 仕度を整え、楽古山荘7時30分発。 ノートには5時半に出た人が居る!山荘泊まりか? 楽古岳も日高の山。沢登りからの尾根直登の基本通りの展開です。 とは言っても、人気の山で踏み跡は他の日高の山と比べてしっかりと付き、沢にはピンテ・スプレーが細かく入り、サポート万全です。 徒渉は計6回。小屋前からいきなりです。最初が一番水量が多い=濡れやすい。 でも、踏み場所選べば、ハイカットで防水の登山靴と安物スパッツで靴下濡れなかったよ <(`^´)> 最初は作業道。続いて増水時の流路。でも、最近の台風の影響は受けていないようで、上二股の尾根取り付きまで古い踏み跡が残っていました。 でも沢には大量の流木が。 奇跡、ですか? いいえ、浦河山岳会の皆さんが頑張っているはずで、今日も下山時に小屋の営繕に来られていました。感謝🙌 1時間弱で上二股へ。 あっ、前に💩した場所だ。 ああっ、したくなっちゃった。 落ち着くんだよなぁ、上二股。 降りてきたときにも、ゆっくり腰を降ろせる石、まだ現役⁉️ 下山時にぼ~っとできる、素敵な場所です。(💩は抜きにして、尾根から降りて、沢音に安らぐいい場所だよ) 上二股からは、「泣きそう」な程の傾斜を電光切って上がります。ネマガリダケの根があなたを落としにかかります。 電光の幅が短くなれば、一瞬一息つけますが、その後には「尾根じゃねーだろ、ここっ💢」と言う程の急斜面を登らされ、「あの上を越えれば楽になるはずっ❗️」と思って越えてもまたコブがっ❗️を繰り返し、地味に精神的に追い詰められそうになった頃に、左からの尾根に合流し、ハイマツ稜線歩き風のウィニングランへ。 頂上は雲が時より掛かり太陽が陰ると、冷たい西風が容赦なく襲いかかり、ダウン着用で東側の窪地へ避難。 それでも時おり雲の合間からは、日高のピラミットが連なる山並みがっ。「これぞ、日高‼️」 南は襟裳岬へ標高を下げていく様子、東は十勝の海岸線の湾曲、西にはアボイ岳と様似の島が見えました。 下山は落ち葉と急斜面でズルズル滑り、ネマガリで滑り、徒渉の石で滑りながらも、何とか転けずに下れました。 沢沿いの🍁紅葉🍁がきれいな秋の1日
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