ゲキサカ遠見山2020-10-01

2020.10.01(木) 日帰り

活動データ

タイム

05:06

距離

6.1km

のぼり

683m

くだり

682m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 6
休憩時間
57
距離
6.1 km
のぼり / くだり
683 / 682 m
31
13
1 28
7

活動詳細

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 想定以上の、厳しい山だった。パンフレットを見て、丁寧な説明があり、大丈夫だろうと、出発した。 やはり、春、夏と活動が停滞。体力維持ができていなかった。  11時スタート。スタート直後、汗。息が上がる。10分ほどで休憩。そこから、まさかのミスコースだった。 赤いテープがやたら多いなと思いながら、それを頼りに進む。何だか道ではないと気が付き、地図とヤマップを確認。あれー、コースを外れている。引き返し気味にトラバース。これが、予想以上に苦戦。尾根まで行けばとあせる。滑って登れない。今シーズン購入のパンツはドロドロ。色が薄いのが災いした。が、そんなことより、ここを抜けるのが一番の問題であった。何とか、登山道へ出た。そして、そこが、3合目だと言うことがわかった。えー、まさか、まさか。1時間以上かかっていた。ミスコースの原因の赤いテープは山林の管理の調査のものだったと思われる。もっと冷静に!と痛感。  この時点で考えたこと。せめて、7合目の見晴台まで行ってひきかえそうかと。ゆっくりゆっくり歩いた。登山道というものは優しい。傾斜はあるが、確実に進める。それにしても、きつい上りだ。5合目6合目と標識が次から次へ現れ、少し元気がでた。木の名前の標識もきれいに設置されているが、ところどころ、結んだ紐がダメになって落ちていたが。何で、ミスコースしたのかなあと考えながら、帰りに確認しようと思って歩いていた。 あれっと言う感じで7合目。見晴らし台は素晴らしい。休憩。おにぎり一個食べる。分かりやすい写真の説明板があった。扇の山とか氷ノ山が見える。鳥取の下松山は、みなさんのヤマップでよく見る山だ。元気が出た。山頂まで行く決意ができた。 少し下って8合目。何となく、山頂へ着けた。13時40分。良かった。コースタイムを大幅に超えている。もう一個のおにぎりを食べる。南側も見える。「馬酔木の会」が設置したポストに雑記帳があった。ボールペンはインク切れであったが、持参のボールペンで感想を書いた。さあ、帰ろう。  7合目まで下りて、島登山口へ向かうことにした。あれほど、ミスコースを見ておこうと思っていたのだが、遠回り覚悟のコースを選んだ。体も少し慣れて元気になったようだ。が、このくだりコースもゲキサカだった。ロープが張ってあるところが何か所もあった。滑らないように慎重に歩く。時折、若桜鉄道の車両の音がゴトンゴトンと時折聞こえる。先日、このあたりを舞台にした小説を読んだところだったので、妙に親しみを感じる。赤松の木肌がとても珍しく感じられた。松の木を瀬戸内では見ることが少なくなったと感じる。靴の中の爪に圧力が強くかかり、これは、もしかしたら、爪が死ぬかもしれないと思った。何とか、鉄塔の所までおり、給水。ボトル2本はほぼ飲み切った。  そこからは階段があったが、結構、急であった。島登山口へは16時ごろ到着。フェンスを開ける方法がわからず、うろうろした。舗装路を歩いて、中島登山口へ向かう。何と、平地の楽な事か。16時10分ゴール。5時間余りの歩行だったが、最初のへこたれ気分が、最後はすっきりした気分で終われて幸せである。  山は確実に季節が変わっていて、どんぐりが沢山落ちていた。猿の腰掛もたくさん見えた。鳥は何種類か鳴き声が聞こえた。足元に蜘蛛がよく見かけられた。蛙は小さいやつが一匹出合っただけ。地元の人に会えると言われた鹿の姿は見えなかった。無事、登山ができる幸せを噛み締めた。それにしても、全く人に会わなかった。  

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