活動データ
タイム
10:15
距離
12.9km
のぼり
1648m
くだり
1650m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る《行程》 九折(つづら)登山口🅿️ 〜 分岐点 〜 観音滝 〜 三ツ尾分岐 〜 坊主コース 〜 傾山山頂 〜 九折越分岐点 〜 分岐点 〜 九折登山口🅿️ 《タイトル》 『今回の旅のハイライト!!九州一危険な山?傾山へ❇️』 ※以下、長文です🙇💦 (↑いつもだろ!ってツッコミは無しで😅) ※あくまでも主観的な意見ですので参考程度に読んでいただければと思います🙇 突然ですが皆さん 貴方が今まで登った山の中で危険だと思える山はどこですか? 拙いキャリアではありますが、私も剱岳、戸隠山、八海山、妙義山、カムイエクウチカウシ山などの一般的に困難と言われている山にも登らせて頂いたことがありますが、今回の『傾山の坊主コース』は群を抜いて危険なコースだと思えました。 (あくまでも主観的な意見ですのでご了承ください。おそらくバリエーションルートを主に歩いてる方には違った難易度だと思います) この山の存在は日本300名山として以前から知っていましたが、意識したのは2018年のGWに同じ大分の大崩山(おおくえやま)へ登った際にお逢いしたブラジル人の女性がきっかけ。 休憩の時に話をしたら、日本の山、日本の自然が大好きで日本300名山完登を目指しているそう👀❗ もっと驚いたのがもう既に290座か295座を登られているって !!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ そうすると気になるのは 『最後はどこの山にするんですか?』 と訪ねると 『傾山。ずっと登りたかったの』 という言葉を聞いた時にいつか登りたいって思ったんですよね🎵 そしてフォロワーさんのあつしさんも傾山に恋い焦がれてる一人なのです☺️ 人様がそう思ってる山って気になりませんか?😁 当時は300名山を目指そうとは考えてなかったので傾山がどんな山かも知りませんでしたけどね😅 あの大崩山の時のブラジル人の女性は無事に登頂出来たかな〜🤗 で、今回私が体感してきた傾山ですが… まず道迷いは当たり前。 何度も『遭難』『滑落』という文字が頭に浮かびました 上記で前述した困難と言われる山々は鎖場が多かったり、破線ルートだとしても人気の山なので人が入って踏みあともしっかりありました。 しかし傾山は普通の山ならロープや鎖がある様なシーンでもそれらがなかったり(本当に危険な高さの岩などにはきちんとあります)、踏みあとを頼りにしていても、その踏みあとが実は迷っている踏みあとだったり... 大抵皆が同じ様な場所で迷っているので、以前歩いてる人も戸惑って歩いていてその踏みあとがそのまま残っているのです。 文章にするとややこしいですね😅 要は... ・ピンクテープ(ピンテ)少なめ ・迷い踏みあと多い ・古いルートのピンテと崩落などによりコースが変更になった際のルートの新しいピンテが混在しているところもある ・でもバリエーションルートというほどではない この様な特色が挙げられます。 岩については写真のコメント参照で✋ そして巻き道という巻き道はあまりなくピークを登ってまた下りての繰り返しで、山頂が見えてからも遠い遠い💦 とらばーすなどという甘えは許されず(笑)、幾つものピークを乗り越える必要があるので体力の消耗も激しいです。 正直私の中では『九州一危険な山』どころか『未だかつてない危険な山』だと思えました💧 ウソでも冗談でもなく...ね 地図上の実線周回ルート(坊主コース以外)においては戸惑うことはありつつもほぼほぼ迷うことなく歩けました。 ですが、これも人それぞれ!! 私は周回コースを時計回りで歩きましたが、同じ時間に出発し、分岐点まで一緒に話しながら歩き、周回コースを反時計回りに歩く計画を立てていた(今はフォロワーさん)Aさんは稜線へ出るまでに何度も何度も道迷いをしたということ。 (山頂で無事に再会した時には疲労困憊のAさん。周回を止めてピストンに変更し、一緒に下りることになりました。 同じく私と同じルートで歩いていたNさんも一緒に山頂からは三人で即席パーティーを編成し、無事に下山) 下りの九折越コースも七月の大雨の影響で倒木が多数、ピンテが見つかりにくい箇所が多数あります。 だからAさんも迷ったんだろうなー💧 その他の詳しいことはいつもの様に写真にコメントを残してありますので、宜しければ見てやってください。 とりあえずなんとか三人揃って無事に下山をすることができほっとひと安心😊 なかなかに困難な傾山。 ですがこれだけ自然の姿を最小限に留めてくれている、ということは、それだけ元々の姿が山に残されているということ。 山登りの本来あるべき姿がそのまま残されている、とあつしさんも仰ってました😁 うん。私もそう思います。 巨大な岩峰群や山頂からの360度に近い大展望など、是非皆さまにもオススメしたいのですが、正直誰にでも登れる山ではないかなーと思います😅 (個人的、且つ主観的な意見です。ルートによるかもしれないので、そこはご自身で調べてください🙇 今回の坊主コース以外はガイドブックにも掲載されている一番メジャーなコースです) 坊主コースを除けばある程度経験のある方なら問題なく歩けるだろうと思いますが、それもその日その時の気象条件にもよるので一概に私の口から『経験があるから大丈夫』ということも言えません。 おそらくガスられたりしたらもっと分かりづらくピンテを発見するのももっと時間が掛かっていたと思います。 そして歩きながら思ったのですが、コンディション的にも今がベストシーズンだったのかもしれません。 標高は高くはない山なので暑い時期にはもちろん暑さとの戦いになるでしょうし、これから紅葉の時期を迎えたのち、その季節を過ぎ、落葉が登山道を埋める様になるともっと道は分かりづらくなると思います。 雪が登山道に着けば足元が滑りやすくなりますから、更に危険は増しますからね。 困難な山ではあるものの、無事に登った際の充実感、達成感は高く、とても満たされている自分を感じることが出来ました😁 傾山 昨日のくじゅうが万人受けする山なら、傾山は玄人向けの渋い山 簡単に登れる山ではありませんが、原始の自然が色濃く残る素晴らしい山だと思いますよ🎵 無事に下山させて頂き、本当に有り難う御座いました😊 一番心につっかえていたものがなくなりほっとしましたよ😃 とりあえず最後に一言 『生きてて良かった!!』 (笑) (最後の山へつづきます)
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