当野石山・天神丸~飢えた獣は鹿を欲する

2020.08.29(土) 日帰り

肉食女子の「鹿肉を喰いたい」から始まったのではあるまいか(違) スーパー林道からの、ファガスの森周辺の山々を登るの巻、第二巻。 冬に林道が閉鎖される前にと、本年中、三回の計画があるらしく、あと一回来るということか。 ぶっちゃけ、行きたい山を挙げても却下され、相方の野生の勘で良い山を見つけるものだから、今後は文句を言わないようにする。 で、今回は若干、高所恐怖症にはキツいお山。 右見たら崖、前を覗いたら崖。 朝露で湿ったすべりやすい土、大量の倒木、ザレ、ガレ、藪漕ぎ、一部判然としない道、登山道にまき散らされた鹿や雑食動物のウンチ……。 いや、お山を登っていたら、フツーに遭遇するシチュエーションばかりなんだけど、今回のような「全部盛り」ってのも珍しい。 そして、午後からは天気が崩れる予報なので、なんとしても正午ごろには下山が望ましい。 最後の天神丸は、歩きにくい縦走をしてきた脚には、まあまあ堪える急登。 しかしながら、北西に臨む一ノ森は最高の眺めでございました。 脳内に、どこからともなく「燻製燻製燻製燻製燻製燻製カレー燻製」と、念仏のようなテレパシーを感じつつ、下山からの、ダラダラと長いスーパー林道歩き。 いやさ、ピストンするには少々、平日に体力を使いすぎてるわけで。 多分、スーパー林道に下りてなかったら、体力尽きて遭難だったわ(若干、話盛り。雨の方が怖かった)。 結果的に、雨は降らず、太陽がさんさんと降り注ぐ荒野を落石におびえながら進むこと1時間20分。 何とか駐車スペースに到着し、さっさと着替えてファガスの森へ。 地下足袋王子特製の燻製ラーメンとミニ鹿カレーのセット(1,000円!採算取れてるのか?)を堪能したのでありました。 地下足袋王子に「ラーメンどうやった?」と聞かれたもので、「滅茶苦茶旨かったですよー!」と答えたら、厨房裏で燻製を作ってるところを見せてくれたり、最後は握手で別れたりと、なんてフレンドリーなお人(笑)。 この人の人柄でファンが増えてるんだろうねー。 この日はテント泊の皆さん(常連さん?)と昼から酒盛りをしていらっしゃった(笑)。 いつか泊りで来たいわー。

何というか、実に分かりやすい登山口。

何というか、実に分かりやすい登山口。

何というか、実に分かりやすい登山口。

序盤。実に楽しい森林浴。

序盤。実に楽しい森林浴。

序盤。実に楽しい森林浴。

たまに除く山々が美しい。

たまに除く山々が美しい。

たまに除く山々が美しい。

若干ガレてくる。

若干ガレてくる。

若干ガレてくる。

苔むしたこの美しさよ。

苔むしたこの美しさよ。

苔むしたこの美しさよ。

白骨。死してなお、美しい木々よ。

白骨。死してなお、美しい木々よ。

白骨。死してなお、美しい木々よ。

雄大だわ。

雄大だわ。

雄大だわ。

唐突に、原っぱに飛び出る。地図を見るとよくわかるけど、楕円形の等高線が何か所かあって、そこは皆、こんな感じ。踏み跡は比較的はっきりしているけど、所により判然としない。

唐突に、原っぱに飛び出る。地図を見るとよくわかるけど、楕円形の等高線が何か所かあって、そこは皆、こんな感じ。踏み跡は比較的はっきりしているけど、所により判然としない。

唐突に、原っぱに飛び出る。地図を見るとよくわかるけど、楕円形の等高線が何か所かあって、そこは皆、こんな感じ。踏み跡は比較的はっきりしているけど、所により判然としない。

トンビの親子かな。大小、三羽が飛んでいる。

トンビの親子かな。大小、三羽が飛んでいる。

トンビの親子かな。大小、三羽が飛んでいる。

あまり人が入っていない感じ。

あまり人が入っていない感じ。

あまり人が入っていない感じ。

道っぽくなっているのでこの辺りは分かりやすい。

道っぽくなっているのでこの辺りは分かりやすい。

道っぽくなっているのでこの辺りは分かりやすい。

周り一面、大量のクモの巣。

周り一面、大量のクモの巣。

周り一面、大量のクモの巣。

ヌタ場。隣で、「アタシが体を洗うところ」と言っている相方がいる。あえてツッコミ。

ヌタ場。隣で、「アタシが体を洗うところ」と言っている相方がいる。あえてツッコミ。

ヌタ場。隣で、「アタシが体を洗うところ」と言っている相方がいる。あえてツッコミ。

とにかく、細い木々の倒木がいたるところに。

とにかく、細い木々の倒木がいたるところに。

とにかく、細い木々の倒木がいたるところに。

道を外れたところに巨大な腰掛。道はこの右方向へ。

道を外れたところに巨大な腰掛。道はこの右方向へ。

道を外れたところに巨大な腰掛。道はこの右方向へ。

漕ぎます。

漕ぎます。

漕ぎます。

ひとまず当野石山。あはれ、通過点に過ぎず(笑)。

ひとまず当野石山。あはれ、通過点に過ぎず(笑)。

ひとまず当野石山。あはれ、通過点に過ぎず(笑)。

何とか道は分かるけど、鬱蒼としている。

何とか道は分かるけど、鬱蒼としている。

何とか道は分かるけど、鬱蒼としている。

当野石峠。一瞬、本当か?……と。ヤマップの地図からは離れた場所。

当野石峠。一瞬、本当か?……と。ヤマップの地図からは離れた場所。

当野石峠。一瞬、本当か?……と。ヤマップの地図からは離れた場所。

苦手な道が多くて、このあたりで相方に置いて行かれる。先般のトラバースを考えると、突っ走って遭難が怖くないのかと、心配になる。まあ、のんびりと自分のペースで行きましょうか。

苦手な道が多くて、このあたりで相方に置いて行かれる。先般のトラバースを考えると、突っ走って遭難が怖くないのかと、心配になる。まあ、のんびりと自分のペースで行きましょうか。

苦手な道が多くて、このあたりで相方に置いて行かれる。先般のトラバースを考えると、突っ走って遭難が怖くないのかと、心配になる。まあ、のんびりと自分のペースで行きましょうか。

道を一瞬ロスト。よく観察したら分かる。

道を一瞬ロスト。よく観察したら分かる。

道を一瞬ロスト。よく観察したら分かる。

唯一の癒し。

唯一の癒し。

唯一の癒し。

ピンクテープ、神。

ピンクテープ、神。

ピンクテープ、神。

本当にこの山、不思議な光景。岩と苔と木々のコラボが実に美しい。

本当にこの山、不思議な光景。岩と苔と木々のコラボが実に美しい。

本当にこの山、不思議な光景。岩と苔と木々のコラボが実に美しい。

フツーに岩が道。

フツーに岩が道。

フツーに岩が道。

逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ……(高所恐怖症)

逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ……(高所恐怖症)

逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ……(高所恐怖症)

遠くを見て心を静める。

遠くを見て心を静める。

遠くを見て心を静める。

ひょっとしたらここは人間が入ってはいけないのかもしれない。前方、崖。

ひょっとしたらここは人間が入ってはいけないのかもしれない。前方、崖。

ひょっとしたらここは人間が入ってはいけないのかもしれない。前方、崖。

先の写真を下から。真っ逆さまでお陀仏。

先の写真を下から。真っ逆さまでお陀仏。

先の写真を下から。真っ逆さまでお陀仏。

ウホッ!天神丸の標識!んが、ここからが結構急登。。。

ウホッ!天神丸の標識!んが、ここからが結構急登。。。

ウホッ!天神丸の標識!んが、ここからが結構急登。。。

斜めになってしまったベンチ。いつ作られたのだろうか。

斜めになってしまったベンチ。いつ作られたのだろうか。

斜めになってしまったベンチ。いつ作られたのだろうか。

山頂近くになるとシャクナゲがたくさん。

山頂近くになるとシャクナゲがたくさん。

山頂近くになるとシャクナゲがたくさん。

ここまで来ればもう一息。

ここまで来ればもう一息。

ここまで来ればもう一息。

到着。

到着。

到着。

三角点様。

三角点様。

三角点様。

モサっとした山頂。

モサっとした山頂。

モサっとした山頂。

一ノ森が見える。北側は最高の景色。戻ります。

一ノ森が見える。北側は最高の景色。戻ります。

一ノ森が見える。北側は最高の景色。戻ります。

地図によれば、ここから南の沢沿いに下山。

地図によれば、ここから南の沢沿いに下山。

地図によれば、ここから南の沢沿いに下山。

踏み跡あり。おそらくココから。

踏み跡あり。おそらくココから。

踏み跡あり。おそらくココから。

赤テープあり。尾根ではなく、沢沿いに道があるのも珍しい。

赤テープあり。尾根ではなく、沢沿いに道があるのも珍しい。

赤テープあり。尾根ではなく、沢沿いに道があるのも珍しい。

ちゃんと標識あり。

ちゃんと標識あり。

ちゃんと標識あり。

歩きやすい処ばかりではないけれども、比較的楽に下山。

歩きやすい処ばかりではないけれども、比較的楽に下山。

歩きやすい処ばかりではないけれども、比較的楽に下山。

登山口の休憩所。すぐ南に広い駐車スペースあり。天神丸のみを目指すなら、マイカーでも困らない。

登山口の休憩所。すぐ南に広い駐車スペースあり。天神丸のみを目指すなら、マイカーでも困らない。

登山口の休憩所。すぐ南に広い駐車スペースあり。天神丸のみを目指すなら、マイカーでも困らない。

下りてきた道の横の沢。水が枯れているが、雨が降れば川となろう。

下りてきた道の横の沢。水が枯れているが、雨が降れば川となろう。

下りてきた道の横の沢。水が枯れているが、雨が降れば川となろう。

今回の傷跡。ポールの石突カバーが、一つはどこかの泥に持っていかれ、一つは貫通。嵐の伊予富士途中撤退時、笹の中に持っていかれたことはあったけど、貫通は初めて。安い中華だけど、レビューは良い品だし、問題なくかなりの期間使っていたのだが。

今回の傷跡。ポールの石突カバーが、一つはどこかの泥に持っていかれ、一つは貫通。嵐の伊予富士途中撤退時、笹の中に持っていかれたことはあったけど、貫通は初めて。安い中華だけど、レビューは良い品だし、問題なくかなりの期間使っていたのだが。

今回の傷跡。ポールの石突カバーが、一つはどこかの泥に持っていかれ、一つは貫通。嵐の伊予富士途中撤退時、笹の中に持っていかれたことはあったけど、貫通は初めて。安い中華だけど、レビューは良い品だし、問題なくかなりの期間使っていたのだが。

スーパー林道を歩く。標高のおかげで死ぬほどの暑さではないけれども、これがキツい。美しい地層を見て気分を変える。

スーパー林道を歩く。標高のおかげで死ぬほどの暑さではないけれども、これがキツい。美しい地層を見て気分を変える。

スーパー林道を歩く。標高のおかげで死ぬほどの暑さではないけれども、これがキツい。美しい地層を見て気分を変える。

落石が破壊したガードレール。ここいらの地盤は全体的に脆く、いつ崩落してもおかしくない場所。大雨や嵐の際は立ち入り禁物か。

落石が破壊したガードレール。ここいらの地盤は全体的に脆く、いつ崩落してもおかしくない場所。大雨や嵐の際は立ち入り禁物か。

落石が破壊したガードレール。ここいらの地盤は全体的に脆く、いつ崩落してもおかしくない場所。大雨や嵐の際は立ち入り禁物か。

下山後、しばらく緩い下りと登りの繰り返しだったけど、途中の分岐から登り。やっと着いた峠でホッとする。

下山後、しばらく緩い下りと登りの繰り返しだったけど、途中の分岐から登り。やっと着いた峠でホッとする。

下山後、しばらく緩い下りと登りの繰り返しだったけど、途中の分岐から登り。やっと着いた峠でホッとする。

今日のご褒美。ファガスの森のラーメン&ミニカレーセット(1,000円!)。
チャーシューの代わりに入っている燻製の香りがスープにまで移り、スモーキーで実に旨いラーメン。カレーも絶品。鹿はやっぱり旨いね。

今日のご褒美。ファガスの森のラーメン&ミニカレーセット(1,000円!)。 チャーシューの代わりに入っている燻製の香りがスープにまで移り、スモーキーで実に旨いラーメン。カレーも絶品。鹿はやっぱり旨いね。

今日のご褒美。ファガスの森のラーメン&ミニカレーセット(1,000円!)。 チャーシューの代わりに入っている燻製の香りがスープにまで移り、スモーキーで実に旨いラーメン。カレーも絶品。鹿はやっぱり旨いね。

何というか、実に分かりやすい登山口。

序盤。実に楽しい森林浴。

たまに除く山々が美しい。

若干ガレてくる。

苔むしたこの美しさよ。

白骨。死してなお、美しい木々よ。

雄大だわ。

唐突に、原っぱに飛び出る。地図を見るとよくわかるけど、楕円形の等高線が何か所かあって、そこは皆、こんな感じ。踏み跡は比較的はっきりしているけど、所により判然としない。

トンビの親子かな。大小、三羽が飛んでいる。

あまり人が入っていない感じ。

道っぽくなっているのでこの辺りは分かりやすい。

周り一面、大量のクモの巣。

ヌタ場。隣で、「アタシが体を洗うところ」と言っている相方がいる。あえてツッコミ。

とにかく、細い木々の倒木がいたるところに。

道を外れたところに巨大な腰掛。道はこの右方向へ。

漕ぎます。

ひとまず当野石山。あはれ、通過点に過ぎず(笑)。

何とか道は分かるけど、鬱蒼としている。

当野石峠。一瞬、本当か?……と。ヤマップの地図からは離れた場所。

苦手な道が多くて、このあたりで相方に置いて行かれる。先般のトラバースを考えると、突っ走って遭難が怖くないのかと、心配になる。まあ、のんびりと自分のペースで行きましょうか。

道を一瞬ロスト。よく観察したら分かる。

唯一の癒し。

ピンクテープ、神。

本当にこの山、不思議な光景。岩と苔と木々のコラボが実に美しい。

フツーに岩が道。

逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ……(高所恐怖症)

遠くを見て心を静める。

ひょっとしたらここは人間が入ってはいけないのかもしれない。前方、崖。

先の写真を下から。真っ逆さまでお陀仏。

ウホッ!天神丸の標識!んが、ここからが結構急登。。。

斜めになってしまったベンチ。いつ作られたのだろうか。

山頂近くになるとシャクナゲがたくさん。

ここまで来ればもう一息。

到着。

三角点様。

モサっとした山頂。

一ノ森が見える。北側は最高の景色。戻ります。

地図によれば、ここから南の沢沿いに下山。

踏み跡あり。おそらくココから。

赤テープあり。尾根ではなく、沢沿いに道があるのも珍しい。

ちゃんと標識あり。

歩きやすい処ばかりではないけれども、比較的楽に下山。

登山口の休憩所。すぐ南に広い駐車スペースあり。天神丸のみを目指すなら、マイカーでも困らない。

下りてきた道の横の沢。水が枯れているが、雨が降れば川となろう。

今回の傷跡。ポールの石突カバーが、一つはどこかの泥に持っていかれ、一つは貫通。嵐の伊予富士途中撤退時、笹の中に持っていかれたことはあったけど、貫通は初めて。安い中華だけど、レビューは良い品だし、問題なくかなりの期間使っていたのだが。

スーパー林道を歩く。標高のおかげで死ぬほどの暑さではないけれども、これがキツい。美しい地層を見て気分を変える。

落石が破壊したガードレール。ここいらの地盤は全体的に脆く、いつ崩落してもおかしくない場所。大雨や嵐の際は立ち入り禁物か。

下山後、しばらく緩い下りと登りの繰り返しだったけど、途中の分岐から登り。やっと着いた峠でホッとする。

今日のご褒美。ファガスの森のラーメン&ミニカレーセット(1,000円!)。 チャーシューの代わりに入っている燻製の香りがスープにまで移り、スモーキーで実に旨いラーメン。カレーも絶品。鹿はやっぱり旨いね。