蛇之口滝へのハイキング?(蛇之口滝/屋久島-2020-03-18)

2020.03.18(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 9
休憩時間
1 時間 9
距離
6.8 km
のぼり / くだり
500 / 497 m
4 6

活動詳細

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—- 謝辞 —- 今回の山歩きは、なによりもモエレ沼山さんの活動記録(https://yamap.com/activities/606407)の、詳しい説明と写真が大変参考になりました。こちらに行かれる方はぜひご一読を。モエレ沼山さん、ありがとうございました。 —- 今回の屋久島訪問まとめてどうぞ https://youtu.be/oemb9GAi0FE —- 尾の間温泉の横から淀川登山口まで通じる尾の間歩道の入口がある。今日は3kmほど進んだ分岐から500mほどのところにある蛇之口滝までをピストン。下山後之温泉がゴールである。 温泉の右手に尾の間登山道の登山口がある。これまでは気がつかなかった登山口の階段を登ってスタート。ヤシがおいしげるちょっとジャングル風の森の中をすすんでいく。踏み跡は比較的はっきりした道が続く。落ちている木の枝を踏むばきばきという音が響くたびに、辺りにいる鳥がばさばさと羽ばたいていく。 あっという間に750mの道標を発見。モエレ沼山さんの活動日記あった手書きで消し込みされていたたという偽の1km道標。現在では上から0.75と綺麗に上書きされていた。すぐに1kmの道標に到着した。(ここら辺りまでは携帯の電波は入った模様) 1kmの道標を過ぎるところに「土質が変わった」の看板が。ここまでの赤土から、白くざらざらした砂地に変わる。花崗岩でできた屋久島ならではの山道。すぐに垂直に数段の木の階段と、斜めに傾いだ桟道が出現。濡れていないのが幸い。ここはハイキングコースとされているが登山道といったほうがぴったり来る。距離が短いからと侮ってはいけない。 やがて、足元の踏み跡もだんだんと薄くなって来たようだ。大きな花崗岩の上を歩いた後、気がつくと大きな石がゴロゴロとした河原に出た。ぱっと見では、どこをどう進めばいいのか分からない。対岸を見ると棒が1本立っていて足場の段が刻み込まれたような岩が見える。 ただどうしてもそこまでたどり着くコースがわからない。鈴川の河原に違いないのだけれど。いったん座ってヤマップの地図を確認すると、コースから外れていることが分かった。現在地がわかったので、一息ついてから岩の上をもどり、来たルートと思える場所までもどり、ピンクテープを探す。ぐるぐると周りを見渡すと、無事にテープを発見、コース復帰。 足元だけ見て、ピンクテープを確認せずに進んでしまうと、コースを外ずれやすいことを肝に銘じた。そうなると、見える範囲にピンクテープはあるし、肝心なところにはロープなどでもガイドがされているし。 細い登山道、ほとんルートが見えない苔むした岩場、静かな山の中を進んでいくと、ふたたび河原にでた。今度は本当にここでいいのか?先程、コースを外れて河原に行き当たったことが思い出され、どうしても慎重になる。が、今回は、岩場に倒れた倒木や、大きな岩の上など、何ヶ所かにピンクテープが止めてあったので安心して進めた。 こうして登山口から約3キロ。蛇之口滝と淀川登山道への分岐についた。屋根のある東屋のベンチで休暇を取る。滝まではここから500m、もう少しだ。最後の渡渉では、足場の刻みが入った背丈ほどの岩を登って対岸に進んでいく。この河原、往路は比較的進み安かったが、帰りは足元が見えないこともあり降りるのには難儀した。 蛇之口滝の黄色い看板が立木に飲み込まれかかっているのを発見。モエレ沼山さんの写真から4年は立っているが、あまり変わっていないように見える。樹木にとっての4年はあっという間なのかもしれない。 しばらく歩くと、唐突に道が河原で行き止まりとなり真正面に蛇之口滝が現れた。何層かに重なった岩が目の前、左右いっぱいに広がっている。岩の上をいく筋かに分かれた水が岩肌を舐めるように落ちてくる。 ここで持参したパンでランチ。食べながら、滝の流れ落ちる音、水の流れる音に包まれる。周りには誰もおらず、滝を一人占め。少なくともここから数キロ四方、周りには誰もいない。昨今の世界的な騒ぎも全く関係のない世界にいるのが不思議 腹ごしらえが済んだところで下山開始。同じ道を戻るだけだが、気を緩めないようしっかり歩くよう意識した。河原の大きな岩も、斜面を細い登山道も、斜めに傾いだ桟道も、足を伸ばしても届かないような段差も、一つ一つをおさらいしながら歩く。 往路は手探りしながら進む感覚だったのに、距離や掛かる時間も短く感じる。1度通ったというだけなのに不思議なものだ。結局、ここまで誰一人すれ違ったりすることはなかったが、1キロの道標の少し先まで戻ってきたところで、一人の登山者に遭遇。お互いに人がいるとは思わなかったと挨拶した。 今回の屋久島旅では、時間があれば尾の間温泉に、度々通った。湧いてでる源泉は49度とも言われる熱いお湯。普段ならこんな熱いお湯には絶対入らないが、こちらは別。 湯船のまわりの石の洗い場に直に座ってお湯を浴びもながら身体を洗う。熱いお湯で温められた石が思いの外気持ちがいい。身体を洗ったら、丸石が敷き詰められた深い湯船に浸かる。身体動かすと熱いお湯がちりちりして痛いくらい。 地元の方々の風呂代わりになっているこの温泉。居合わせた方と、山の話などもしながら、ゆったり過ごした。 仕上げに、水桶から冷たい水を浴びる。これがなんといっても気持ちが良い。サウナ後での水風呂と同じ様。水を浴びた後の心地よさといったら、これはもうたまらないのだ。 (サウナ好きの方々が言う「整う」ということかと) (今回の屋久島関連) 2度あることは3度ない (宮之浦岳/屋久島-2020-03-17)  https://yamap.com/users/247419 #ヤマップ 蛇之口滝へのハイキング? (蛇之口滝/屋久島-2020-03-18)  https://yamap.com/users/247419 #ヤマップ Yakushima 2020(動画)  https://www.youtube.com/watch?v=oemb9GAi0FE (屋久島関連ふりかえり) 2019年5月 苔むす森(屋久島・白谷雲水峡〜太鼓岩)  https://yamap.com/activities/3534541 #ヤマップ 2016年9月 縄文杉だけがゴールじゃない  https://yamap.com/activities/486566 #ヤマップ

屋久島・宮之浦岳 安房港からのご来光です。太陽はほんとうに暖かい
安房港からのご来光です。太陽はほんとうに暖かい
屋久島・宮之浦岳 港の朝は早い
港の朝は早い
屋久島・宮之浦岳 朝日に染まる山々
朝日に染まる山々
屋久島・宮之浦岳 今日はここからスタート。蛇之口滝を目指します
今日はここからスタート。蛇之口滝を目指します
屋久島・宮之浦岳 尾の間歩道の説明
尾の間歩道の説明
屋久島・宮之浦岳 温泉名物、猫ちゃん
温泉名物、猫ちゃん
屋久島・宮之浦岳 さぁ、スタート
さぁ、スタート
屋久島・宮之浦岳 蛇之口滝まで4キロ。3km地点からは昨日行った淀川登山口まで繋がっています。
蛇之口滝まで4キロ。3km地点からは昨日行った淀川登山口まで繋がっています。
屋久島・宮之浦岳 尾の間温泉、また後で
尾の間温泉、また後で
屋久島・宮之浦岳 さぁスタート。初めてのコースをソロで行動、ちょっと緊張
さぁスタート。初めてのコースをソロで行動、ちょっと緊張
屋久島・宮之浦岳 ヤシが茂っていると南国感が高まります
ヤシが茂っていると南国感が高まります
屋久島・宮之浦岳 まめに看板があります
まめに看板があります
屋久島・宮之浦岳 ガジュマル
ガジュマル
屋久島・宮之浦岳 倒れていても生きている
倒れていても生きている
屋久島・宮之浦岳 ベンチも所々に
ベンチも所々に
屋久島・宮之浦岳 早くも500m
早くも500m
屋久島・宮之浦岳 距離が訂正されていました!
距離が訂正されていました!
屋久島・宮之浦岳 看板、こまめに設置されています
看板、こまめに設置されています
屋久島・宮之浦岳 倒木、台風の影響でしょうか
倒木、台風の影響でしょうか
屋久島・宮之浦岳 屋久島らしさが出て来ました
屋久島らしさが出て来ました
屋久島・宮之浦岳 さぁ1キロきました
さぁ1キロきました
屋久島・宮之浦岳 詳しく解説されています
詳しく解説されています
屋久島・宮之浦岳 粘土質と花崗岩の分布。ここから先は花崗岩
粘土質と花崗岩の分布。ここから先は花崗岩
屋久島・宮之浦岳 ハイキングコースです
ハイキングコースです
屋久島・宮之浦岳 かしいだ木道。ハイキングコースです
かしいだ木道。ハイキングコースです
屋久島・宮之浦岳 ハイキングコースです
ハイキングコースです
屋久島・宮之浦岳 近々、直してくださるようです
近々、直してくださるようです
屋久島・宮之浦岳 大きな岩、屋久島ですね
大きな岩、屋久島ですね
屋久島・宮之浦岳 見るたびにほっとする看板
見るたびにほっとする看板
屋久島・宮之浦岳 潜って進みます
潜って進みます
屋久島・宮之浦岳 苔むしています
苔むしています
屋久島・宮之浦岳 今にも枝が落ちて来そう
今にも枝が落ちて来そう
屋久島・宮之浦岳 土質が変わって花崗岩
土質が変わって花崗岩
屋久島・宮之浦岳 またまた看板
またまた看板
屋久島・宮之浦岳 湿っていたらもう一段鮮やかでしょうね
湿っていたらもう一段鮮やかでしょうね
屋久島・宮之浦岳 豊かな水
豊かな水
屋久島・宮之浦岳 苔むしたゾーンを乗り越えた後、振り返って
苔むしたゾーンを乗り越えた後、振り返って
屋久島・宮之浦岳 ついつい撮影しちゃいます
ついつい撮影しちゃいます
屋久島・宮之浦岳 花崗岩に足場が削られてます
花崗岩に足場が削られてます
屋久島・宮之浦岳 ピンクのリボンだけが頼り
ピンクのリボンだけが頼り
屋久島・宮之浦岳 剥き出しの花崗岩。土壌が薄いのがよくわかります
剥き出しの花崗岩。土壌が薄いのがよくわかります
屋久島・宮之浦岳 気がつくと鈴川の河原に出てしまいました。
気がつくと鈴川の河原に出てしまいました。
屋久島・宮之浦岳 対岸には棒があり、階段のような切れ込みのある岩がみえます。でも、どこをどう進めばいいやら‥。ヤマップを見るとここが渡渉する場所でないことが判明。元に戻ってピンクテープ頼りにコースに復帰できました。
対岸には棒があり、階段のような切れ込みのある岩がみえます。でも、どこをどう進めばいいやら‥。ヤマップを見るとここが渡渉する場所でないことが判明。元に戻ってピンクテープ頼りにコースに復帰できました。
屋久島・宮之浦岳 無事コースに復帰。よかった。ピンクテープを見落とさないようにしないと
無事コースに復帰。よかった。ピンクテープを見落とさないようにしないと
屋久島・宮之浦岳 日本庭園のよう
日本庭園のよう
屋久島・宮之浦岳 瑞々しい
瑞々しい
屋久島・宮之浦岳 岩の間を水が流れてきます
岩の間を水が流れてきます
屋久島・宮之浦岳 看板です
看板です
屋久島・宮之浦岳 ピンクテープ、みえますか?
ピンクテープ、みえますか?
屋久島・宮之浦岳 しがみついても生きる
しがみついても生きる
屋久島・宮之浦岳 花崗岩なんで滑りにくく、ロープは進路の目印に
花崗岩なんで滑りにくく、ロープは進路の目印に
屋久島・宮之浦岳 遠近感がおかしくなりそう
遠近感がおかしくなりそう
屋久島・宮之浦岳 河原を渡るのは難しいです。倒木と岩の上にピンクテープがあるのでルートたと分かります。
河原を渡るのは難しいです。倒木と岩の上にピンクテープがあるのでルートたと分かります。
屋久島・宮之浦岳 川上、屋久島ならではの光景
川上、屋久島ならではの光景
屋久島・宮之浦岳 川下に目を向ける
川下に目を向ける
屋久島・宮之浦岳 もしピンクのテープがなかったら。。河原を渡るのは難しいですね
もしピンクのテープがなかったら。。河原を渡るのは難しいですね
屋久島・宮之浦岳 やっと対岸にわたって看板
やっと対岸にわたって看板
屋久島・宮之浦岳 花之江河の文字が
花之江河の文字が
屋久島・宮之浦岳 これ、見たかったんです
これ、見たかったんです
屋久島・宮之浦岳 あと500m
あと500m
屋久島・宮之浦岳 淀川登山口でみた尾の間歩道はここから繋がっていたんですね
淀川登山口でみた尾の間歩道はここから繋がっていたんですね
屋久島・宮之浦岳 東屋、ありがたいです。この時期、ヒルはいなかったようです
東屋、ありがたいです。この時期、ヒルはいなかったようです
屋久島・宮之浦岳 一段と森が深くなってきました
一段と森が深くなってきました
屋久島・宮之浦岳 看板、ピンクテープ付き
看板、ピンクテープ付き
屋久島・宮之浦岳 枝が落ちて来そう
枝が落ちて来そう
屋久島・宮之浦岳 このパターンも
このパターンも
屋久島・宮之浦岳 足場が切ってあります。登りはそうでもないですが
下りは足元も見えず、落っこちそうで大変
足場が切ってあります。登りはそうでもないですが 下りは足元も見えず、落っこちそうで大変
屋久島・宮之浦岳 岩の下に水が流れています
岩の下に水が流れています
屋久島・宮之浦岳 いい色です
いい色です
屋久島・宮之浦岳 おどろおどろしさを醸し出す
おどろおどろしさを醸し出す
屋久島・宮之浦岳 ふわふわしてます
ふわふわしてます
屋久島・宮之浦岳 看板、ピンクテープ付き
看板、ピンクテープ付き
屋久島・宮之浦岳 突然現れた蛇之口滝、2時間歩いて見る光景は格別
突然現れた蛇之口滝、2時間歩いて見る光景は格別
屋久島・宮之浦岳 かなりの段差、足が届きません
かなりの段差、足が届きません
屋久島・宮之浦岳 自然の力強さを感じます
自然の力強さを感じます
屋久島・宮之浦岳 ずっと眺めていたい
ずっと眺めていたい
屋久島・宮之浦岳 乾いた苔は手をつくとふわっとしています
乾いた苔は手をつくとふわっとしています
屋久島・宮之浦岳 この光景を目に焼き付けて
この光景を目に焼き付けて
屋久島・宮之浦岳 深呼吸します
深呼吸します
屋久島・宮之浦岳 あ、戻ってきました
あ、戻ってきました
屋久島・宮之浦岳 帰りは登りになるので往路より歩きやすい
帰りは登りになるので往路より歩きやすい
屋久島・宮之浦岳 こちらも往路よりは不安感が少ないけれど
こちらも往路よりは不安感が少ないけれど
屋久島・宮之浦岳 こう見えてハイキングコースなんですって
こう見えてハイキングコースなんですって
屋久島・宮之浦岳 ウラジロでしょうか
ウラジロでしょうか
屋久島・宮之浦岳 足元がみなれた粘土質に
足元がみなれた粘土質に
屋久島・宮之浦岳 道標の距離は、ヤマップで測る距離より長めになっているようですね
道標の距離は、ヤマップで測る距離より長めになっているようですね
屋久島・宮之浦岳 かつての開墾の跡
かつての開墾の跡
屋久島・宮之浦岳 木の幹から真っ赤な葉が
木の幹から真っ赤な葉が
屋久島・宮之浦岳 熱帯に帰ってきました、温泉は近い
熱帯に帰ってきました、温泉は近い
屋久島・宮之浦岳 やはり見たくなってやって来ました
やはり見たくなってやって来ました
屋久島・宮之浦岳 前回よりは水量がかなり少ない。とはいえど迫力。
前回よりは水量がかなり少ない。とはいえど迫力。
屋久島・宮之浦岳 次の目標はモッチョム岳かな
次の目標はモッチョム岳かな

動画

活動の装備

  • ミレー(MILLET)
    ドライナミックメッシュ
  • スント(SUUNTO)
    SUUNTO AMBIT3 VERTICAL
  • ローバー(LOWA)
    LOWA TAHOE PRO GT WXL タホープロ

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