活動データ
タイム
04:09
距離
6.8km
のぼり
500m
くだり
497m
活動詳細
すべて見る—- 謝辞 —- 今回の山歩きは、なによりもモエレ沼山さんの活動記録(https://yamap.com/activities/606407)の、詳しい説明と写真が大変参考になりました。こちらに行かれる方はぜひご一読を。モエレ沼山さん、ありがとうございました。 —- 今回の屋久島訪問まとめてどうぞ https://youtu.be/oemb9GAi0FE —- 尾の間温泉の横から淀川登山口まで通じる尾の間歩道の入口がある。今日は3kmほど進んだ分岐から500mほどのところにある蛇之口滝までをピストン。下山後之温泉がゴールである。 温泉の右手に尾の間登山道の登山口がある。これまでは気がつかなかった登山口の階段を登ってスタート。ヤシがおいしげるちょっとジャングル風の森の中をすすんでいく。踏み跡は比較的はっきりした道が続く。落ちている木の枝を踏むばきばきという音が響くたびに、辺りにいる鳥がばさばさと羽ばたいていく。 あっという間に750mの道標を発見。モエレ沼山さんの活動日記あった手書きで消し込みされていたたという偽の1km道標。現在では上から0.75と綺麗に上書きされていた。すぐに1kmの道標に到着した。(ここら辺りまでは携帯の電波は入った模様) 1kmの道標を過ぎるところに「土質が変わった」の看板が。ここまでの赤土から、白くざらざらした砂地に変わる。花崗岩でできた屋久島ならではの山道。すぐに垂直に数段の木の階段と、斜めに傾いだ桟道が出現。濡れていないのが幸い。ここはハイキングコースとされているが登山道といったほうがぴったり来る。距離が短いからと侮ってはいけない。 やがて、足元の踏み跡もだんだんと薄くなって来たようだ。大きな花崗岩の上を歩いた後、気がつくと大きな石がゴロゴロとした河原に出た。ぱっと見では、どこをどう進めばいいのか分からない。対岸を見ると棒が1本立っていて足場の段が刻み込まれたような岩が見える。 ただどうしてもそこまでたどり着くコースがわからない。鈴川の河原に違いないのだけれど。いったん座ってヤマップの地図を確認すると、コースから外れていることが分かった。現在地がわかったので、一息ついてから岩の上をもどり、来たルートと思える場所までもどり、ピンクテープを探す。ぐるぐると周りを見渡すと、無事にテープを発見、コース復帰。 足元だけ見て、ピンクテープを確認せずに進んでしまうと、コースを外ずれやすいことを肝に銘じた。そうなると、見える範囲にピンクテープはあるし、肝心なところにはロープなどでもガイドがされているし。 細い登山道、ほとんルートが見えない苔むした岩場、静かな山の中を進んでいくと、ふたたび河原にでた。今度は本当にここでいいのか?先程、コースを外れて河原に行き当たったことが思い出され、どうしても慎重になる。が、今回は、岩場に倒れた倒木や、大きな岩の上など、何ヶ所かにピンクテープが止めてあったので安心して進めた。 こうして登山口から約3キロ。蛇之口滝と淀川登山道への分岐についた。屋根のある東屋のベンチで休暇を取る。滝まではここから500m、もう少しだ。最後の渡渉では、足場の刻みが入った背丈ほどの岩を登って対岸に進んでいく。この河原、往路は比較的進み安かったが、帰りは足元が見えないこともあり降りるのには難儀した。 蛇之口滝の黄色い看板が立木に飲み込まれかかっているのを発見。モエレ沼山さんの写真から4年は立っているが、あまり変わっていないように見える。樹木にとっての4年はあっという間なのかもしれない。 しばらく歩くと、唐突に道が河原で行き止まりとなり真正面に蛇之口滝が現れた。何層かに重なった岩が目の前、左右いっぱいに広がっている。岩の上をいく筋かに分かれた水が岩肌を舐めるように落ちてくる。 ここで持参したパンでランチ。食べながら、滝の流れ落ちる音、水の流れる音に包まれる。周りには誰もおらず、滝を一人占め。少なくともここから数キロ四方、周りには誰もいない。昨今の世界的な騒ぎも全く関係のない世界にいるのが不思議 腹ごしらえが済んだところで下山開始。同じ道を戻るだけだが、気を緩めないようしっかり歩くよう意識した。河原の大きな岩も、斜面を細い登山道も、斜めに傾いだ桟道も、足を伸ばしても届かないような段差も、一つ一つをおさらいしながら歩く。 往路は手探りしながら進む感覚だったのに、距離や掛かる時間も短く感じる。1度通ったというだけなのに不思議なものだ。結局、ここまで誰一人すれ違ったりすることはなかったが、1キロの道標の少し先まで戻ってきたところで、一人の登山者に遭遇。お互いに人がいるとは思わなかったと挨拶した。 今回の屋久島旅では、時間があれば尾の間温泉に、度々通った。湧いてでる源泉は49度とも言われる熱いお湯。普段ならこんな熱いお湯には絶対入らないが、こちらは別。 湯船のまわりの石の洗い場に直に座ってお湯を浴びもながら身体を洗う。熱いお湯で温められた石が思いの外気持ちがいい。身体を洗ったら、丸石が敷き詰められた深い湯船に浸かる。身体動かすと熱いお湯がちりちりして痛いくらい。 地元の方々の風呂代わりになっているこの温泉。居合わせた方と、山の話などもしながら、ゆったり過ごした。 仕上げに、水桶から冷たい水を浴びる。これがなんといっても気持ちが良い。サウナ後での水風呂と同じ様。水を浴びた後の心地よさといったら、これはもうたまらないのだ。 (サウナ好きの方々が言う「整う」ということかと) (今回の屋久島関連) 2度あることは3度ない (宮之浦岳/屋久島-2020-03-17) https://yamap.com/users/247419 #ヤマップ 蛇之口滝へのハイキング? (蛇之口滝/屋久島-2020-03-18) https://yamap.com/users/247419 #ヤマップ Yakushima 2020(動画) https://www.youtube.com/watch?v=oemb9GAi0FE (屋久島関連ふりかえり) 2019年5月 苔むす森(屋久島・白谷雲水峡〜太鼓岩) https://yamap.com/activities/3534541 #ヤマップ 2016年9月 縄文杉だけがゴールじゃない https://yamap.com/activities/486566 #ヤマップ
動画
活動の装備
- ミレー(MILLET)ドライナミックメッシュ
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 VERTICAL
- ローバー(LOWA)LOWA TAHOE PRO GT WXL タホープロ
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