🟦蒼天 北横岳🟦

2020.01.10(金) 日帰り

活動データ

タイム

04:01

距離

3.7km

のぼり

273m

くだり

282m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 1
休憩時間
1 時間 59
距離
3.7 km
のぼり / くだり
273 / 282 m
53
1 25

活動詳細

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 雪山装備が概ね整い、短く安全な雪山ということで「北横岳」に行ってきました。  今回は、雪山デビューですが、装備で重点を置いたのが靴と手袋です。値段が高く色々と選ぶのに悩みましたが、末端の凍傷だけは避けたいと思い、靴はスカルパモンブランプロ、靴下はスマートウール、手袋はモンベルアルパイングローブ、残りは持っているもので対応しました。詳しくは、下記に記載しておきます。  さて、本題ですが、無雪期の山とは違い、紺碧の空と白雪の大地に標柱や木々、雪面に映る影など黒いコントラストの効いた素晴らしい景色の中で、登山路に刺さるアイゼンの音、顔に突き刺さる冷たい風、空気の水分が凍りキラキラと輝くダイヤモンドダスト、汗をかかないように体温を調節することなど普段の山登りとは違う楽しい山行となりました。  初めての雪山歩きなので、ロープウェイ+登山に決め、標高1,700mの山麓駅から9:00発の北八ヶ岳ロープウェイで2,200mの山頂駅まで7分、そこから北横岳山頂を目指しました。横岳(北峰)2,480mまで1.8km、高低差約270m、北横岳ヒュッテにトイレ有りで初心者デビューに相応しいコースとなりました。  山頂駅に到着し、駅舎の外に出ると見通しの効いた坪庭の景色が広がります。そこでは名物のキツツキがお出迎え、気温は-8℃で寒くはありません。しばらく写真を撮りまくり。9:10分よし出発だ!10m程進むとアイゼンを付けてないことに気づき。ベンチまで戻って着装。初アイゼン。練習してきたけど上手く付けられるかな?と思いいつ、完璧に着装できました。嬉しい。  ザクザク、時々カキーン、アイゼンの音です。思ったより歩きやすく、重さは感じませんでした。40cmの積雪で石ころが出ていないので、浮石でズルっとすることもなく、雪面によく刺さります。登り下りとも1回も滑りませんでした。先行者のトレースを外すとズボッといきますので注意が必要です。アイゼンを付けて歩く自分に、ここまで来たかと嬉しく思いました。  坪庭はなだらかで、軽装での観光が可能です。雪景色を見たい方は、十分楽しめます。ここを過ぎると本格的な登りになります。もちろん、本格的な冬装備が必要です。ハアハア。空気が薄い。2,000mの高度に慣れるのに時間がかかります。ゆっくりと歩きましょう。  坪庭から北横岳ヒュッテまで樹林帯を進みます樹木には風に吹かれて横向きに着雪した樹氷(霧氷かな?)を見ることができます。全体的に枝先が白く凍ってバックの八ヶ岳ブルーが映えます。少々揺すっても雪は落ちません。自然の姿に感動。  北横岳ヒュッテでしばらく休憩しいよいよ頂上へ。途中で暑くなり、帽子、アウター、手袋も脱ぎ去り、汗をかかないように気を付けて、10:40北横岳(南峰)に到着。そこは360°広がる絶景でした。-15℃くらですが、風もなく穏やかで、陽ざしが温かい。それにしても雪景色は素晴らしい。キラキラとダイヤモンドダストも確認できました。死ぬまでに見ておきたい絶景の一つでしょう。360°動画を撮って次の北峰へ。  北峰も360°の絶景。蓼科山が目前にどっしと構えます。美しい。雲の動きで光が変化します。雪面の光と影。五感が研ぎ澄まされる。 ★装備 □頭~グリベルヘルメット、ニット帽(コンビニ) □顔~ネックウォーマー(コンビニ) □上衣~ユニクロヒートテック(ハイネック)長袖、フォックスファイア半袖シャツ、モンベルフリース、ポンタペスアウター(スノボウェア上衣) □下衣~ワークマンタイツ、ワークマンクライミングパンツ、ワークマンレインパンツストレッチ □靴~スカルパモンブランプロ □靴下~スマートウール □手袋〜mont-bellアルパイングローブ □アイゼン~BRS 14本爪 □リュック~ミステリーランチ45ℓ □水、アルコールバーナー、コッヘル、行動食、カップラーメン、おにぎり □予備〜ユニクロシームレスダウン、ポンタペス下(スノボ用ズボン)   

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