冬期中央アルプス縦走3日目　木曽殿山荘～檜尾岳ピストン-2019-12-07

もぅ俺、宿題達成できたし好きにしていいよー 帰る？帰ってもいいよー寒いしね なんて言ってくるんですけど けっこう、今回気合入ってるんですけどねワタシ 下山は即却下して 檜尾岳ピストン目指し　折り返し10時予定として出発 ロープ、二人分の最小限の荷物は私が背負い 師匠はザックもない、正に空荷 ガイド研修ですか？な二人で出発 ほぼ危険個所なし トレースがないのでルーファイ なんてカッコいい事は特になく 夏道っぽい所を歩くけど ﾊｲﾏﾂ上をｻﾞｶｻﾞｶ短縮して歩いてみたり 結構自由に歩かせてもらった 一か所だけ 雪の付き具合で懸垂が必要な個所あり 自分の中で勝手に 「（2日目）木曽殿山荘まで行けなかったら早月辞めるって言う」 「檜尾まで10時に行けなかったら早月辞める」 って心のなかで決意のもと歩いてたからか 真剣になりすぎて会話がなくなってたみたいで 師匠に怒ってると思われてた様子 喋らないからつまんないー なんて。。。 余裕ないんですよーワタシ そぅ、余裕って大事 いつ何時でも余力があるのとないのとで変わってくる ﾊﾟｰﾃｨの雰囲気も大事だし 気配り、配慮が足りなかった　自分でいっぱいいっぱいになってた バディができる人だからって甘えてはいかん バディなんだから 一人で達成じゃない ちゃんと二人で歩き通す　大事ですね また自分のできなさ加減に落ち込む・・・ 悪い癖、たださなければ 無事に10時に檜尾についた時には　 涙ちょちょぎれてしまった 木曽殿山荘で2連泊でなく、避難小屋まで降りる？ との提案も 13時過ぎだったし ちょっと休憩させてもらっちゃって 2連泊を選択 寒い寒いって言いながらも ウチのワガママにつきあってくれる師匠に感謝 冷たい西風10～20m　平均15m 足先の感覚はほぼなくなり 左足に至っては足底全体から冷え込み 踵が唯一残る感覚 小屋についてから確認したら 部分的に紫チアノーゼが・・・ 靴、買い替えかなってマジ考え直した。 師匠が腹に入れてあっため直してくれるけど なかなか感覚は戻らない 体温は戻ってきても感覚はないまま ちょっと怖ぇな この日 縦走中、唯一スライドしたﾊﾟｰﾃｨが 1組3名 檜尾方面へ