活動データ
タイム
00:39
距離
1.2km
のぼり
161m
くだり
170m
活動詳細
すべて見る娘さんを山村留学させたオヤジさんの話の続きです。彼に「佐久間湖畔の県道1号線は通れそうですか」と尋ねたところ「大丈夫ですよ」さらに「そう言えば、途中のトンネルの出口には『何とか登山口』って書いてありましたね」。そうそう、それそれ、今日のあと一山というのは。 かねてより気になっていた猿ヶ鼻。天竜川に突き出した尾根の突端のその奇峰は地図上でも一際目を引く。しかも、このネーミング。 一本杉トンネル脇のスペースに置き車。さっそく登り始めます。尾根に登ると杉の大木。その傍らが小屋跡だ。そのまま東を確認して登り始めると、足下にひっそりとタツナミソウの花が咲いていました。 山頂からの展望は、果たせるかなゼロだ。途中、樹間から佐久間湖が望めないことはない(二重否定ですね)。けれども、対岸の亀ノ甲山やボンガ塚の偵察は、叶わなかった。まあ、それはそれでいい。展望のためにわざわざ伐採する必要なんてないのだから。 車を回収して帰途につきます。東栄町に出て新城インターで高速に乗ろう。ところが、あえなく通行止め。世の中そんなもんだ。むしろ、大沼山と袖山登山だって一つ違えば、実現しなかった。 まあ、あの山村留学のお父さんによると、そんなに簡単にあのルートを通行止めにしてしまったら、富山村の方々の日常生活が立ちゆかなくなる。村へのアプローチが限定されているのに加え、住人さんたちの生活や仕事の場が閉ざされてしまうからだ。 やむなく浜北インタへ。降り始めた雨がひどくなった。最後は、高速道路上での渋滞と言う、嬉しくないプレゼント。まあ、ゆっくり帰るとするか。
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