活動データ
タイム
05:53
距離
10.8km
のぼり
740m
くだり
710m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る前日から20℃を越え、本日も同様に温かく晴れ予報に心躍る。 津久井観光センターから津久井城山(375m)へ。朝のひんやりした空気と土の香りが心地良い。 山頂から津久井湖や対岸の峯の薬師、榎窪山などを確認し、鷹射場まで下る。 鷹射場で一人のハイカーと出会う。相模川沿いの街と遠くに霞む都心のビル郡、針のように伸びるスカイツリーが見えた。山頂基部まで戻り、津久井パークセンターを目指す。 パークセンターは菜の花や白梅が見頃となっていた。軽く腹ごしらえをして、いよいよ雨乞山へ。 住宅地を進み、雲居寺(うんごうじ)にたどり着く。美しく広がる枝垂れ桜の枝に、花の見頃を想像しながら山道に入る。 雨乞山へ登る渡涉点を見逃し、しばらく地図を見ながら四苦八苦。やっと見つけ沢に着いたが、今度は上り道が見当たらず再び探索…。後方からいらした方に教えて貰い、ルートに取り付けた。(この方には後程も助けていただくことになるのだった。) 沢から尾根へ登る道はキツイ所もあり、日頃の運動不足を実感する。標識「県道」から、まもなく雨乞山山頂に着く。 可愛らしいピンク色をした河津桜が山頂に広がっていて、今までの疲れが吹き飛ぶ。時折、峯をわたる風に晒されながらも、凛とした可憐さで春を告げる姿に、すっかり心は鷲掴み!!何度シャッターを切ったことか…。 次々やって来るハイカーさんも思い思いに楽しみ、何時しかメジロの群れも飛び交って…、楽園のようだ。 離れがたい気持ちを切り替え、山の神~津久井堂所山を目指す。日向にタチツボスミレ、ウグイスカグラを見ながら山道を進むと、後方から「手袋落としていませんか?」と声を掛けられ、私が落としていたことに気付く。有り難くも道中の樹に拾い上げて下さり無事、手元に戻ってきた。 この方こそ、沢で道を教えて下さった方だった。あの時会わなければ、雨乞山へは遠回りをしていて、手袋も私の元に戻ることはなかっただろう。本当に有り難く、感謝します。 奇跡の出会い!を経て順調に下山し、林道を進むとロウバイの植樹地に着いた。この季節でも香り高く、瑞々しい花弁が着いており、感動と驚きでシャッターを切る手が止まらない…。 余韻に浸りながら歩くと、いつしか住宅地となり、車の行き交う街道に至る。 今回は山のお誘いをしてくれた友、道中声をかけていただいた山人、人との出会いを思う山旅となりました。 人も花も出会う春 、凛として慈しみ深く。
この活動日記で通った山
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