活動データ
タイム
05:05
距離
12.3km
のぼり
886m
くだり
884m
活動詳細
すべて見る大高取山、また三つ葉躑躅が見頃のツツジ園は賑わっていたが、そこ以外は静かな山旅に。 標識があちらこちらにあり、地元の登山道整備への熱意を感じた。そんな好意に背いて標識のない藪に突っ込む。当初は大高取山と顔振峠のやや東にある越上山(おがみやま)に行かれれば良いと思ったが、時間の制約もあり、越上山に行く途中の鼻曲山で足を止めた。 水を飲みながら地図を見ていると、国土地理院には山頂から北へ延びる破線ルートがあったので、このルートで下山することにした。山頂直下は急な勾配、その上ザックに鉄アレー5kgが二つも入っていたので慎重におりた。が、ふと気がつくと太陽が差し込む角度がどうも違う。急な斜面を下り切って地図を確認すると、北に下りたはずが、西に向かっていることに気がつく。 いやいやいやいや、これは西方浄土に向かっているのか!?しかし、冷静に地図をみると北への尾根を下り、川沿いの沢を下るよりも、明らかに緩やかに下る西への尾根の方が楽そうである。最悪の場合、山頂に戻ることも想定し、枝や石でマーキングを開始。ヘッデンと予備の電池があるか再確認し、ゆっくり下り始めた。電波もないのでGPSも余り鵜呑みにすると怖い。尾根が広い分、迷う可能性も高い。案の定、一度崖に突き当たったが、この地形のお陰で現在地をほぼ把握。少し登り返し違う角度から下りた。この一箇所以外は難なく通り、無事県道に到着できた。 今回訪れたミツバ園はお薦め。すべて山を切り開いて造った人口の花園ではあるが、この躑躅の色は別世界に誘ってくれると思う。(4月9日現在) 最近、なかなか岩団扇の群生をお目にかかれなくなった。小規模ではあったが、今回見かけることが出来たのが収穫。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。