滝洞谷 敗退

2024.08.04(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:16

距離

1.5km

のぼり

232m

くだり

231m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 16
休憩時間
6 時間 48
距離
1.5 km
のぼり / くだり
232 / 231 m
7 16

活動詳細

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最近ずっと雨降ってないし、滝洞谷もしっかり枯沢になってるんじゃない?ということで急遽行ってみることに。 広くて明るい河原から滝洞谷の分岐に入るとすぐ始まる人面岩の滝。全く釜に水なし。歩いて近づいて普通に突破できました。 ゴルジュ内は確かに水は流れていないけど、岩が汗をかいていているように濡れてる。さらに鹿の死骸の腐敗臭。また駐車場のお墓からずっとくっついてきた大量のアブの羽音がゴルジュ内に響き渡って不快感はかなり増します。 次の難所の洞窟ゴルジュ。ここはフリーで抜けれません。アブミが1つしかないので、あとはスリンゲに結び目を作って残置ハーケンを使用しまくって突破。突破するのに1時間以上かかってしまい、暑すぎて熱中症気味。 エイドで突破した先にすぐ見えているハングはヒールフックができれば見た目よりもかなり簡単。 次々現れるヌメヌメの小滝にいちいち時間がかかる。井戸底ゴルジュの手前辺りで集中豪雨がやってきた。これ以上濡れたら核心の突破は不可能だろう、ということに。 撤退するにしても長いゴルジュ内では、ゴルジュ区間を登りきるか懸垂で今来た道を戻るかしかない。 ゴルジュが発達した沢=右も左も崖で逃げ道がない。あたり前だけれど、初めてゴルジュの怖さ・難しさを身をもって体験しました。自分がいまいる場所は鹿も逃げ出せないゴルジュ。かなりの頻度で鹿の死体が釜に浸かっているというのも頷けます。 懸垂の支点を求めて右岸の大木を目指すも、大雨でドロドロになった壁に苦戦。草を掴むとヒルだらけ。痺れるトゲの着いた植物だらけ。アブも容赦なく噛みにくる。パートナーが10m以上滑落するもなんとか明るいところに出てきたときはほっとしました。(ちなみにパートナーは全治3週間の全身打撲らしいです。) 無事に車を停めたお墓に戻ってきましたが、沢なのに泥を洗い流せる水場がない。ロープやギア・沢靴はデッドウォーターに漬かったせいで異臭を放ったまま持ち帰りました。 もう少し鍛え直さないと突破はできなさそうだけど、また来ることはあるのか? 行きたいような、行きたくないような。

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