活動データ
タイム
04:55
距離
8.3km
のぼり
964m
くだり
961m
活動詳細
すべて見る山梨県の御坂山地に連なる山で山梨百名山のひとつ大栃山(おおとちやま)に登りました。 本当は麓の桃源郷の桃と菜の花の最盛期に行こうと思ってのですが、先週は桜が見たくてお伊勢山へ行ってしまったので、今週に。多くの桃の花は既に散ってしまっていましたが、いくつか咲いている桃の花と菜の花が美しかったです。 さて、そんな桃源郷をバックにそびえる大栃山。大栃山だけでは少々物足りない気がしたので、檜峯神社を起点に神座山・御たけ・釈迦ヶ岳とつないで周回する事に。 この檜峯神社への道はグーグルマップには載っていないので、ヤマップのユーザーさんの活動日記を参考にさせて頂きました。 簡単に書きますと、県道137号を河口湖方面に進むと、左手に御宿農園バイパス店が見えてきます。そこに檜峯神社入り口と書いた看板がありますので、御宿農園の向かいにある右手の農道に入ります。道なりに進むと浄水場の丸いタンクが見えてきます(写真あり)ので、そのY字路を右へ。やがて獣害対策のゲートがありますのでそこを開けて(閉めて)進みます。あれここであってる?って不安になりますが、檜林の中をひたすら進むと檜峯神社に着きます。一応道路は舗装されていますが、離合困難で前日風が強かったせいか枝や落石がたくさんありました。檜峯神社には車が何台か停めれるスペースやトイレがあります。また薬王水なる水場がありまして、美味しいと評判のようです。一組地元の方が水を汲みにきてました。 神社にお参りし大栃山と神座山の鞍部であるトビス峠に向かって登って行きます。 カタクリの花やヒトリシズカなどが咲いていて幸せな気分に。トビス峠からは右に進路を取り 緩やかな尾根道を大栃山に向かいます。しばらく行くと右手に伐採地があり、特徴的な鋭角三角形の釈迦ヶ岳が良く見えました。さらに進むと左手の南アルプス側の展望が開け、甲斐駒や鳳凰三山、白峰三山や塩見岳、南部の荒川岳や聖岳までもが良く見えました。 大栃山頂からは甲府盆地が一望。だいぶ霞んでしまっていますが、遠くには八ヶ岳の姿も見えました。南側には、松と富士山。期待していたよりも展望が良い山です。 トビス峠まで戻り神座山に向かって再び登り返し。意外と急坂。神座山からも富士山が良く見えます。ここから釈迦ヶ岳を目指し尾根沿いを進みますが、アップダウン多めで何気に疲れます。釈迦ヶ岳直下はロープ場ありのなかなかアスレチックな道。鋭利な三角の形をした山容の通りのでどこから登ってもラストは急登です。 前回登った時(芦川のすずらん群生地から)は富士山は見えずのしょんぼり登山でしたが、今回は山頂に雲が少しかかっているものの富士山を始め三つ峠や黒岳など御坂山地山々、南アルプスや八ヶ岳、金峰山や大菩薩嶺から南に向かって伸びる小金沢連嶺など奥秩父山塊などがばっちり♪風が強い日でしたが、ちょうど山頂は風の通り道ではなかったので、暖かな日差しの下展望を楽しみながらのんびりランチ。 下山は神座山まで戻らずに、御たけ手前の分岐から直に檜峯神社へ。この分岐に「この道は急なので初心者はこの(15分位先)下山道を利用するといい」という看板があり気になりつつも、当初の予定通りこの分岐で下山。確かに急で滑る所、落ち葉盛りだくさんで不明瞭な道もありましたが、要所要所にロープやピンテの目印があり、慎重に行けば大丈夫でした。 山梨百名山、今回の大栃山で67座目。全制覇するには四天王(鶏冠山、鋸岳、笹山、笊ヶ岳)はまだ体力技術力共に自信がないので、それ以外の96座目指して頑張ろ~。
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