チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 9
休憩時間
1 時間 24
距離
17.1 km
のぼり / くだり
2533 / 534 m
1 39
4
3
5 51
7
44
52
DAY 2
合計時間
14 時間 11
休憩時間
1 時間 56
距離
26.7 km
のぼり / くだり
1129 / 3075 m
38
2 3
2 11
58
2 32
1 9
25
2 18

活動詳細

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毛勝山は昨年の同時期に行ったものの、前日に降ったと思われる新雪に苦しめられ山頂を目前に無念の敗退を喫していました。 今季の雪山登山の締めくくりはそのリベンジへ。 どうせならと毛勝三山を一気に縦走し、東芦見尾根で下山する周回プランを立てました。 地形図では何とか行けそうな気はしたものの、雪の残り方が心配でした。 天気は数日前から良好で新雪の心配はなく、当日も晴れ予報と絶好のコンディションが見込まれました。 車で行ける片貝川第二発電所からスタート。 まずは林道をひたすら歩きます。さすがに日帰りでは無理なので一泊ですが荷物が重い。 これで毛勝まで上がれるのだろうかと不安になりながら進む。 片貝山荘を過ぎて雪に覆われた阿部木谷、さらに毛勝谷へ。 昨年と違い雪は締まっており、これなら今年は大丈夫だろうと期待しながら登ってゆく。 本当は毛勝谷を詰めたかったのですが、急登がキツ過ぎたためもう少しのところで左に稜線を求めて逃げました。(それでもキツいのですが) 稜線に上がると昨年と同じ光景が。しかし今年は無事に登頂できました。 剱が見えた時は感動ものでした。 さらに毛勝山南峰、釜谷山、猫又山へ。 壮大な景色を眺めながらの白銀の稜線歩きは本当に最高でした。 苦労して登った甲斐が報われました。 猫又山に到達した辺りで時間となり、キャンプ地を求めて降りてゆく。 少し風が出てきたため、それを避けられそうな岩陰をキャンプ地としました。 目の間に剱を望みながらの一泊は贅沢な時間でした。 二日目も快晴。 日の出を待っていると目の前にライチョウが挨拶に来てくれました! 後立山の稜線から登る日の出を見届けて出発。東芦見尾根を降りてゆきます。 二日目は基本下りなので問題ないだろうと思っていましたが、後々地獄を見ます…… なだらかな大猫山を過ぎて鬼場倉ノ頭へ。この先の傾斜のキツい下りが今回最大の試練でした。 尾根の雪が落ち激ヤブがむき出しになっていたため、雪がまばらに付いた側面をトラバースせざるを得ない状況でした。 滑落するとかなりヤバそうでしたので、ピッケルを使い慎重に慎重に雪を伝いました。 無事雪の付いている尾根に復帰したときの安堵感は半端なかったです。 しかしこの後、苅安山、土倉山、大倉山と尾根をつないで行きましたが、標高が下がってゆくため同じように雪の落ちている箇所がいくつもあり苦労しました。 無雪期ルートのある濁谷山に到達するまでは、いつどこで前進不可となる箇所に出くわすかと気が気ではありませんでした。 何とか濁谷山に到達したときは、よかったこれで帰れると安堵しました。 最後にヤブヤブの大平山を経て林道へ降りましたが、そこからスタート地点までがまた長かった長かった。 結局ゴールできたのはとうに暗くなってからでした。 しかし無事に周回できた達成感は格別でした! 東芦見尾根は行く時期が非常に難しいと感じました。 あまり人にはおススメしません… 毛勝三山は本当に最高でした。また無雪期に行きたくなるのかな。

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