活動データ
タイム
03:46
距離
4.1km
のぼり
402m
くだり
404m
活動詳細
すべて見る金胎寺(こんたいじ)は、京都府南部の宇治田原と和束の町界にあり、この周辺の最高峰(標高682m)でもある鷲峰山(じゅ(う)ぶさん)の山頂付近に建つ寺院で、奈良の大峰に対して北大峰と称される修験道の聖地でした。役小角(役行者)が飛鳥時代の675年に開いたと伝わります。奈良時代に入ると、平城京の北東にあたるここは、鬼門封じとして聖武天皇によって堂が建立され、勅願寺となり、最盛期には50以上の堂宇が建っていたといわれ、大いに栄えたそうです。その後衰退し、現在では多宝塔と宝筐印塔(いずれも重文)を残すのみとなっています。 その行場は寺の東側の尾根の末端にあり、落差百メートルほどの急斜面をロープ頼りに谷まで降り、再び岩場を登る周回コースで、時計回りが指定されています。谷には、千手の滝と五光の滝という名瀑が落ちていて、一見の価値があります。今回は、4名で行場を巡りました。行場の詳細は下の写真のレポで。去年から飯道山、笠置山の行場も廻りましたが、ここが一番長く、バリエーションに富んだ楽しい行場巡りでした。
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