活動データ
タイム
09:21
距離
32.1km
のぼり
5256m
くだり
6133m
活動詳細
すべて見る『黒部に怪我なし』 堕ちたらタダでは済まないという黒部の危険度を表した格言です。晩秋に差し掛かった時期、多くの岳人を引き寄せる黒部峡谷での秋色探しの記録です。 初日は信濃大町駅から始発のバスに乗り扇沢へ。扇沢から黒部ダムまではトロリーバスを乗り継ぎます。 そこからは旧日電歩道。通称『下ノ廊下』です。黒部ダムから仙人池ダムまでの区間です。 道中は白竜峡、十字峡、S字峡などの渓谷美を見ながらの絶景山歩ですが、常に進行方向右側は転落即大事故の危険ポイントが続きます。 昼過ぎには阿曽原温泉小屋に到着。早々にテントを張り、湯治客の如く何度かに分けて露天風呂を堪能しました。 ですが、夕方の入浴中ハプニングが発生。真っ暗な温泉の谷側に足を滑らせ1人の方が滑落。大怪我をされたようです…。 テン場は渓谷美の最盛期とあって混雑していました。かなり遅く18:00過ぎに到着したグループもいました…。 2日目はゆっくりスタート。欅平までの区間である『水平歩道』を歩き、始発のトロッコ列車に乗り、宇奈月温泉で汗を流し、帰宅の途につきました。 道中はオリオ谷の堰堤トンネルや大太鼓などアドベンチャー感のあるルートです。こちらも下ノ廊下と同じく堕ちたらタダでは済みません。 黒部といえば映画『黒部の太陽』小説『高熱隧道』などにもあるように、自然との戦いを描いた作品の舞台でもあります。 渓谷の蒼と山肌の紅が織りなすグラデーションは日本を代表する山岳風景です。 『紅葉山川満』 今日もいい一日でした。 ※上級者向けのルートです。高所恐怖症の方や岩場での歩行に自信のない方にはオススメできません。普通に人が死にます。 ※ログは谷筋のため正確ではありません。累積標高などに狂いがありますのでご注意下さい。
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