活動データ
タイム
05:30
距離
6.3km
のぼり
314m
くだり
338m
活動詳細
すべて見る第190回高山の原生林を守る会観察会が開催されました。参加者は15名でした。今回は新潟県見附市、会津若松市、郡山市から5名の方々も参加されました。YAMAPやネットで観察会を知り申し込まれた方々です。かつては会員のネットワークで遠くからの参加者はありましたが、SNSを通じての参加は初めてでした。 小雨の中、出発となりましたが、ほどなく雨は上がりました。1週間前の下見の時とは打って変わってブナ林は黄葉最盛期、一面、錦の世界が広がっていて、その美しさに足止めも度々でした。 落葉の観察をしながら、亀の歩みで、ゆっくり登山道を辿りました。下見の時よりも落葉は進んでいて、樹上で緑の色合いを残しながら黄葉していたヒトツバカエデは全て葉を落としていたりと、思い描いていたシナリオ通りに進めることはできない観察ポイントもありましたが、メインの観察ポイントに設定していたズキンタケは下見に参加してくれた会員の方々の協力で無事に見つけることができたのは幸いでした。 時々、タイムキーパーのチェックを受けながら、ブナ林を通過し、尾根にでると林相は一転してミズナラ林に変化。コマユミの紅葉を楽しみながら予定より15分遅れて雄国沼休憩舎に到着しました。 雄国沼休憩舎の室内はカメムシに占領されていたので、外のベランダで昼食タイム。幹事のWAさんの心地よいオカリナ演奏に耳を傾けて、安らぎのひと時 下りでは登りの時よりも深みのある黄葉の景観となりました。皆さん思い思いに紅葉と黄葉を愛でながら予定より20分遅れで登山口に戻りました。 終わりのセレモニーでは新潟県見附市から参加されたUさんのブナの木工で廃材となった樹皮を活用した作品を紹介して頂きました。 天気予報が雨であったためか、登山者も少なく、登山道でゆっくりと森や植物の観察をすることができ充実した観察会となりました。
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