景信山・黒ドッケ（小仏バス停>景信山>小下沢>狐塚峠>黒ドッケ>夕焼小焼バス停）

八王子市在住で、この辺りは歩き慣れています。今回は新調した登山靴の試し履きに🥾、わざとアップダウンがあるコースを選んでいます。 高尾駅9:12のバスに20分ほど揺られ小仏へ。週末の混む時間帯は２台出してくれるので座れる可能性が高いです（座れました）。バスを降り10分ほど公道を歩き、南東尾根コースの登山口から景信山の頂上を目指します。景信山に行くのであればこれが最短コースです。今朝は雨が降っていたので頂上からの展望はイマイチ。景信茶屋青木は閉まっていましたが三角点かげ信茶屋は営業していました。 少し休んだ後、登って来た登山道を下って、小下沢コースに入り小下沢林道を目指します。このコースの途中から沢が流れ出すため、濡れた岩場で新しい靴のグリップがどれだけ効くかを試したかったのです（笑）。皆さんを呆れさせていることと思いますが、私にとって靴が滑らないとは大切で（これまでちょくちょくズルリズルリとやってヒヤリとしていたのです）、この新調した靴で、奥多摩地区の名峰の残り（棒ノ嶺、鷹ノ巣山、そして雲取山）を踏破したいです。 メガビブラムというソールは頑張りそうだなと確認できたので、下山口/登山口にある、清流に囲まれたお気に入りのベンチとテーブルでお昼ご飯を食べ（写真がその場所です）、北高尾山陵縦走コースの途中にある狐塚峠を目指し再び登ります。この狐塚峠コースは初めてで、以前、狐塚峠で休憩時に出会ったトレラン青年から「きつい登りでした」と聞いていたのですが、道を間違えたりしたものの（3Dリプレイに記録されています）ここは頑張れました。 問題はその後の北高尾山陵縦走コースです。杉の丸、黒ドッケと登り、そこから夕焼け小焼けのキャンプ場へ下山したのですが、この狐塚峠から杉の丸を通過して黒ドッケまでの1.4kmは辛かったです。このコースは初めてでなく、以前、逆方向で縦走した経験があるのですが、アップダウンが激しく、新調した靴のことなど忘れています。アップルウオッチを見てみましたら心拍209を記録しており、そんな数値が出ていることに驚きました。若さを誇れる年齢はとっくに過ぎてしまっているので、心臓発作でその辺に倒れ込んだら洒落にならないと思い、休みを入れたり、水を飲んだり、飴をかじりながら、ソロソロと黒ドッケまで登り、そこで呼吸と心拍を整えました。急登という意味では奥多摩の御前山あたりのほうがキツかった気がするのですが、景信山（標高730m）から小下沢に350mほど下り、そこから黒ドッケ（標高621m）にもう1度登ったことが異様な心拍の高さの原因になったのかもしれません。 ま、その理由はどうでも良いのですが（笑）、この北高尾山陵縦走コースに挑まれる方は、注意して下さい。堂所山から駒木野バス停に向かって歩く（標高を下げていく）ほうが楽です。南高尾尾根コースとは異なり、５分登って５分下る、というアップダウンが何回も何回も続きます。眺望ない、ベンチない、人歩いてない、とナイナイナイ尽くしでもありますので、用心して挑んでください。私見ながら陣馬高尾界隈の数あるコースの中で最も厳しいコースの１つであると思います。 黒ドッケからは夕焼け小焼けふれあいの道コースで下山します。なだらかな土の登山道で歩きやすかったです。小1時間で夕焼け小焼けふれあいの里キャンプ場に到着。家族連れが沢山いて賑わっていました。ポニーや山羊もいました。ここには毎時39分に高尾行きのバスがやって来ます。陣馬高原下に下山した人たちを高尾駅に運ぶバスです🚌。バスがすぐに来るなら飛び乗るのが良いと思いますが、しばらく来ないのであれば、このキャンプ施設には「おおるりの家」と呼ばれている宿泊施設があり（バス停から7分ほどです）13:00から16:00まででしたら、誰でも500円で日帰り入浴をさせてくれます（温泉ではありません）。今回初めて利用させてもらったのですが、浴室は清潔でガラガラで大満足です。 夕焼小焼バス停15:39のバスで高尾駅に戻ります。30分600円でした。南口に回って八王子一美味しい煉瓦屋で早い夕食を取りたかったのですが、この日は17:00営業再開らしく、こちらは残念。しかしながら新しい登山靴の具合も分かりましたし、９月の最後を飾るに良い登山でした。水は2L持ち歩き、少し残しました。８月の暑い時には3Lを持ち歩いていましたが、10月以降は持ち歩く水の量をさらに減らすことができそうです。