活動データ
タイム
20:49
距離
22.0km
のぼり
1809m
くだり
1818m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る4年前にこの山の山行投稿を見て登ってみたい‼️と思ったエサオマントッタベツ。滑滝があって危険な山だ❗️と聞いて一度は諦めていましたが…昨年最大のチャンスが訪れるも、いちにいさんの出張が重なり断念。自分自身足首の骨折の後遺症もあり冷静に判断すると無理であったであろうと思っていました。🥺 そんな思いの詰まったエサオマントッタベツに、いちにいさん、あんどれさんと登って来ました。😊 先週の、下見から1週間。秋雨前線が通過する予報で、少し心配もありましたが天気もまずまず👌 待ちに待ったエサオマントッタベツ岳にチャレンジ決定🆗 エサオマントッタベツ岳は我等夫婦の今年の夏山最大の目標でした。 8月からは、毎週天気と睨めっこ。🤔 登った人の日記を読みまくり、情報量は 私の頭のキャパを超えました。😆🤯😵💫 先週に続き芽室公園で車中泊。もはやマイホーム🏠です。笑 芽室公園を早朝2時40分出発。約1時間強で林道終点駐車場到着。駐車場には2台の🚗がありました。昨日からの登山者であれば、JPのテント場が空く可能性が有ります。少し期待が高まります。💓 早朝4時登山開始。JPのテント場目指して暗闇の林道へ。わかり辛い所は下見時にピンクテープをつけておいたのでスムーズに歩けました。 左斜面からの落石、右手の沢への崩落箇所もあり暗闇では慎重に歩く必要があります。 1時間20分程で沢に合流。エサオマントッタベツがモルゲンで赤く染まっていました。⛰️😍 その素晴らしさに、早くも感動🥺。 川の水量は先週よりも更に少なくなっていました。あんどれさんはトレランシューズから沢靴にチェンジして装備を整えて入渓。我等はスタートから沢靴のまま歩きました。 エサオマントッタベツ川は水量が少ないのでほぼ自由に渡渉。🆗 巻道、脇流も使いながら山スキーの沢出合いまで3時間50分程。もう少し時間がかかるかと思っていましたが順調でした。😌 山スキーの沢の出合い🏕️場には2張ありました。昨日入山した方の様です。👀 山スキーの沢からは傾斜もきつくなり、石も大きくなってきます。倒木も多数。 急がば廻れで段差の小さいところ、倒木のない所、脇流、巻道を利用しながら歩きます。 沢の幅がせまくなって目の前に滝が現れます。 いよいよ、ここからが噂の滑滝。 最初は右手のロープを利用して巻きます。🪢🪢🪢 滑滝全体に水流がありどこが滑るか不安なので出来るだけ巻道を利用したり、左岸の草付き灌木を掴みながら登り、滑滝を登るのは極力少なくしました。 1時間程で滑滝登り終了。ほっと一息つきます。😮💨 傾斜が緩くなったところで最後の分岐は 涸れた右の沢へ。水量の多い左の沢(小さな滑滝の様に見える)進入しないで下さいね。🈲 (我等は少し進んでしまい、軌道修正して右股に復帰できました。😆) 涸れ沢を進むと北東カール。頭のうえから覆い被さる様な圧巻のカールバンド。 天空に日高主稜線が屏風の様に連なっています。そして右側に鋭く天を突くエサオマントッタベツ岳。 あー、とうとうここに来れました。🙌🙌🥺🥺 ここまで6時間程。想定以上に2時間程短縮で到着出来たのでここで大休憩。4リットル水を汲み沢靴からトレランシューズに履き変えます。 弱いながら電波が通じていたので天気を確認。 夕方2時間位小雨の予報。JPには降雨前に着きそうです。 水は自分が担ぐ覚悟でいましたが、ここでいちにいさんの神の声!😇 私は元気だから水をもつよー!🥺 軟弱な私、すぐに水を渡しました。😅🙏 ザックのストラップをしっかり締め直していざカールバンドへ。登るルートは沢山ある様ですが、ノーマルルートと呼ばれるルートへ。ガレた溝をトレース。最初は草付斜面ですが徐々に斜面が立ち上がります。 崖の基部に倒木が横たわり、ピンクテープ🎀がつけられています。 浮石地帯で落石が頻繁に発生するため、同時登攀はさけて、先行者の直下に入らない様に三人が交互に登りました。 カールバンド中盤が一番の核心部で滑る岩や、草を掴みながら四つん這いで登ります。 灌木地帯まで進むと、傾斜も少し緩くなり歩き易くなりますが、ここは腕力勝負!💪灌木を引っ張りながらの体力勝負。💪💪💪💪 ここで下山する方お二人が笛を吹きながら下りて来てすれ違いました。落石の注意喚起⚠️助かりますね。🙏情報交換をしてお別れ。 そしていよいよ稜線に上りJP到着!🙌🙌🙌 エサオマントッタベツのピークが聳え立ち日高主稜線が見事に広がっていました。🥺🥺🥺 念願のJPに🏕️を立てて、エサオマントッタベツピークを目指します。 怪しい雲が近づいていましたが、🌧️何とか雲に包まれる前にピーク到着‼️ やりました〜🙌🙌🙌 写真を撮ってそそくさと下山。途中雨に叩かれて🌨️☔️濡れ🐭になりましたがテントで着がえ、ぬくぬくタイム…🥰 1時間程で雨も上り、テントから出ると嘘の様な素晴らしい景色が広がっていました。雨上がりで無ければ見られない🌈や雲海のおまけ付!クッキリと姿を見せたカムエクに続く南側主稜線。トッタベツへ続く北側主稜線。まさに日高主稜線ど真ん中を堪能です。 もう三人は時も忘れて写真を撮り景色を楽しみました。 夕食を食べて一休み。夜は満天の星空🌌と🌕あかりに浮かぶ日高主稜線。 流れ星☄️も沢山見られ最高の夜を過ごすことが出来ました。🥰🥰🥰 気温も下がり霜が降りる程の寒さでしたが、持ち込んだ装備のおかげで朝まで温かく眠る事が出来ました。😴😴😴 翌朝も快晴。🙌☀️テント場でモルゲンを楽しみ、勿体ないので、もう一度エサオマントッタベツピークへ。 あんどれさんは体調を整えるのでお留守番。😎 ピーク途中でご来光🌅を迎え赤く染まったエサオマンの斜面を登り二人きりのピークに立ちました。本当に幸せな時間。ありがとうございました。🙌🥺 登るだけでもありがたいのに2度もピークを踏めるなんて最高!贅沢極まりないですね! 山頂から360度のパノラマを堪能して 🏕️へ戻ります。カールで泊まった人達と沢山出合いましたが、その中にまっつさんの姿‼️ 事前に登るかもと情報をもらっていたので同じ日に登頂出来て嬉しさ倍増でした。😊 名残り惜し見ながらも帰らなくてはなりません。😔 私は帰らなーい‼️といちにいさんが何回か言ってましたけど。…一緒に帰ります。笑 まずはカールバンドを慎重に下ります。灌木地帯を過ぎてからが核心部。滑る岩、浮石だらけの崖をゆっくり慎重に下り1時間程でカールへ。 ここを下りただけでお腹が空きました。😆 ここで再び沢靴にチェンジ。滑滝へ。 下りの滑滝も左岸の灌木や草、巻道を利用してゆっくり慎重に下りて行きます。 登りよりは短く感じましたが無事滝の下に着いた時はまたまたお腹が空きました。笑😆 岩岩の斜面をゆっくり慎重に下りて山スキーの沢出合い。そこからは河川勾配も緩くなるので、川の中に入ってクールダウンの繰り返し🆒⤵️ 当初計画では、暗くなってからの下山も想定していましたが15時37分に駐車場到着‼️ 無事憧れのエサオマントッタベツ岳登山を安全に完了する事が出来ました。今回は自分が持てる最大限の安全対策道具(ロープ、スリング等)を持ちましたが使わずに済んで良かったと思います。河川水量、滑滝とカールバンド通過時間には雨に当たらなかった事など条件に恵まれました。 おかげ様で沢山のヤマッパーさんとの出会いがあって楽しい山行となりました。 ありがとうございました😊
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