今回の遠征では予定していなかったのだが、旭岳で会話した方が「雌阿寒岳は楽勝!」と言ってたのと、大縦走をやめてブツ切り日帰り攻めに変えた事で日程に余裕ができたので、行ってみた。 とは言え、トムラウシから雌阿寒岳登山口のオンネトー国設野営場までは166Km、3時間強のドライブだ。20時前に到着、既に真っ暗。 朝5時に起床し身支度。 ん?テント破れてんじゃん。あ~あ、購入して5年か、さんざん使ったから寿命かな? ん?買っておいた朝食用のパンがない、というか袋ごと無い。あれれれ? もしかして、🦊キツネにやられた? 辺りを捜索して袋の切れ端を発見。キツネ被害確定。 見たら炊事場に警告が貼ってあった。パンを獲られたのはまだしも、テントを破かれたのは痛いなあ。。。。 気を取り直して7時から野営場口から登山開始。まずは阿寒富士へ。見事な円錐型で、まさに「ミニ富士」だ。ただ若干ガスがかかり視界はほとんどなし。溶岩のジグザグ路を登ってようやく山頂。しかしもの凄い虫の大群。早々に退散、雌阿寒岳を目指す。 雌阿寒岳は外輪山の火山で今も噴煙というか、ガスがシューシューと音を立てて吹き出ていて、迫力。生きている山なんだな。(火山レベルは1)予定外だったが来てよかった。しかしここも山頂は虫がいっぱい。(なんで山頂エリアだけこんなに群がるの?)休むどころでなく下山路へ。 下山はピストンでなく、雌阿寒温泉口へ降り、オンネトーを廻って野営場へ戻るルートを選択。登りとは異なった雰囲気を愉しめてよかった。 下山後、オンネトーの見晴所で雌阿寒岳と阿寒富士の両方が格好良く見えるポイントがあり、思わずパチリ(表紙の写真です)。 次は羊蹄山へ。これがまた長い。約360Kmのロングドライブだ。今日は温泉はパスだな。 百名山 57座目:雌阿寒岳(1499m)
オンネトー国設野営場(1000円)設備はしっかりしてます(水道がちょっと鉄臭)
あ、テントが破れてる
ぐぬぬっ これかぁ くそぅ
いざ出発。お盆も過ぎて人は少ない。居合わせた登山者はおじさん一人だけ。
うっそうとした森を黙々と登る
開けた所に出た
目の前にどーんと阿寒富士
反対側には雌阿寒岳
何か噴煙あげてるぞ
もくもく
いっぱい飛んでる虫、見える?
立ち止まると、この有り様(泣き)さっさと降りよう!
雌阿寒岳の青沼。キレイな円形。
こっちも虫がいっぱい
居合わせた方に撮ってもらう。今日で3週間目、7ツ登ったそうだ。やるなぁ!
赤沼。
こっちも噴煙が盛んだ
帰りましょう
こっちの下山路は岩が多い
雌阿寒温泉口に無事下山。
オンネトー
野営場まで戻ってきた。
おお、この眺めは!右が最初に登った阿寒富士、左が雌阿寒岳。山容が違ってて面白いなぁ
羊蹄山麓の真狩キャンプ場に到着。誰もいないけど明りが付けられたので使わせてもらう。
千歳のスーパーで買い込んだ食材で豪華夕食。
おやすみなさい