「会津駒ヶ岳」「平ヶ岳」「越後駒ヶ岳」 まとめて奥只見の三座! 

2023.07.22(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 29
休憩時間
44
距離
7.0 km
のぼり / くだり
1013 / 197 m
1 15
1 5
57
1 31
DAY 2
合計時間
7 時間 36
休憩時間
2 時間 3
距離
8.1 km
のぼり / くだり
271 / 1154 m
57
44
46
1 12
31

活動詳細

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2023年夏の日本百名山遠征 パート2 (長いレポになって恐縮です) 移動 遠征パート1で高妻山と戸隠山に登った後、7月17日上越自動車道~北陸自動車道~関越自動車道を繋ぎ小出ICで下り、奥只見シルバーライン(怖いトンネル群)を抜け352号線の山中で力尽き車中泊 (途中高速道路のPAセブンイレブンにあるコインシャワーを利用) 翌7月18日、車中泊場所から352号線で福島県南会津郡「桧枝岐村(ひのえまたむら)」の会津駒ヶ岳滝沢登山口に向かいます 位置的には尾瀬の北側付近に当たります 日本百名山第82座目 「会津駒ヶ岳」  一等三角点「岩駒ヶ岳」2,132.56m 桧枝岐村をウロウロしながら何とか会津駒ヶ岳「滝沢登山口」に着きますが狭い駐車場や付近の道路には沢山の車で一杯です 少し車道を下って落石注意看板の横に車を留めて登山口まで歩きます 08時42分尾根筋の登山口にある階段を上がって登山開始、ブナなどの自然林が美しい尾根登山道でした 視界が開けて山頂付近に出ると池塘が点在する高層湿原となっていて雰囲気が良い場所でした 12時30分駒の小屋(素泊まり可、寝具有)横にある「駒の池」に着きます ここからお花畑の草原を抜けると小高いピークに向かいシャクナゲ等が生えた急坂を上り13時05分標識、一等三角点のある「会津駒ヶ岳」山頂に着きます 帰りに駒の小屋で山バッジを買い、同じ道を引き返し16時45分滝沢登山口に下山しました 途中の広葉樹自然林から針葉樹林帯、木道のある高層湿原帯と大変美しい山でした 2日間の天候待ちと移動 下山後、日帰り温泉「燧(ひうち)の湯」に入り、桧枝岐村観光案内所Pにて車中泊 7月19日と20日はてんくらによりどの山も天気が悪かったので休息日です 7月19日は会津若松の「鶴ヶ城」等を見学後、大きい猪苗代湖畔に出て車中泊場所を探します 結局、湖畔には適当な場所が無く、涼しい猪苗代湖スキー場の駐車場にて車中泊、大雨に遭いました 7月20日朝、次の目的地平ヶ岳の登山ベース「銀山平」に向かいます 県道252号線、只見川沿いを走り田子倉ダムなど見学の後、352号線からシルバーラインのトンネル群を抜けて銀山平にある「湖山荘」に向かいます 「銀山平」は新潟県魚沼市、只見川、北ノ岐川(阿賀野川水系)の上流部、越後駒ヶ岳や平ヶ岳に囲まれた盆地です 江戸時代に只見川上流で銀が発掘されて栄えたのでこの名前が付いています 日本百名山を目指していなければ、昔学校で習った奥只見ダムやその建設時に資材運搬用に建設された奥只見シルバーラインのトンネル群、銀山平など一生訪れる事も無かった場所です そう言う意味では日本百名山を目指す旅は見知らぬ日本の地を知る旅でもあります、 7月21日(金) 日本百名山第83座目「平ヶ岳」中ノ岐(なかのまた)裏ワザルート 平ヶ岳は普通尾瀬、桧枝岐村の鷹ノ巣ルートから登りますが、山小屋がないので私の様な年寄りだと12時間ほどの日帰り歩きとなります 色々ネットで調べて見ると銀山平の温泉宿「湖山荘」か「奥只見山荘」に泊まれば不定期ですが(希望登山者の数と天候の兼ね合いで日程が決められます)特別に通行許可を得た宿のマイクロバスで銀山平から「中ノ岐林道」の終点部より中ノ岐ルートで平ヶ岳に登る事が出来ます 但し費用は夕食と朝食弁当、温泉付きで14,500円と私には少々贅沢な温泉宿泊りとなりました 距離は地図で見る限り鷹ノ巣ルートの3分の1程になりますが、宿を04時出発、05時20分登山口、下山リミットが12時30分までと逆に気忙しいスケジュールを強いられる事になります 平ヶ岳は会津駒ヶ岳同様、高層湿原の美しい山頂部がウリの山です ワタスゲ、イワイチョウ、キンコウカ、コバイケイソウ、ミヤマリンドウ、ウラジロヨウラク、ミツバオウレン等のお花畑になっています 05時25分マイクロバス利用者21名で登山口を出発し、山頂手前の二等三角点「平岳」(2,139.59m)に08時30分到着しました (登山口より約3時間) 山頂部は三角点から少し進んだ群馬県との県境部(標高2,141m)になりますが、特に山頂標識は無く木道もここで通行止めとなっていました 登山口や登山道から山頂まで新潟県魚沼市に属しますが、山頂から東側は群馬県みなかみ町で利根川水系となっています この後、姫ノ池~たまご石を経由して11時56分登山口へ下山しホッとしました 宿の御主人から冷えたキュウリの一夜漬け1本を頂き銀山平へ帰り解散です 銀山平の「白銀の湯」でサッパリした後、前日下見をしていた越後駒ヶ岳の登山口「枝折峠」にて車中泊でした 日本百名山第84座目「越後駒ヶ岳」  避難小屋泊り 「枝折(しおり)峠」銀山平から352号線を車で20分程の峠にあり標高1,065m、雲海で有名な場所です 登山者以外にも未明から雲海撮影目的で沢山の車がやって来ました 越後駒ヶ岳は日帰り登山がキツいので最初から山頂直下にある駒の小屋避難小屋泊りと決めていましたので登山口で日の出を眺めた後05時22分出発します 尾根道を進むと南側には只見川の北ノ叉川や東側、只見湖の谷筋に見事な雲海が広がっています その岩っぽい尾根にデカいコメツツジが咲いていました 越後駒ヶ岳「駒の小屋」(1,890m) 長く続く明神尾根を道行山~小倉山のピークを経て前駒と呼ばれる岩の肩部(1,763m)を越え11時30分避難小屋に着きました (登山口から約6時間) 駒の小屋避難小屋は魚沼市が管理する40人程収容の素泊まり宿泊施設で予約制度は無く協力金¥2,000かかります (テント場は10張り程で協力金¥500です) 土曜日なので混雑を心配していましたが意外と宿泊者が少なく運よく二階の隅に良い場所を確保出来ました すると急に天気が崩れて大雨となりました (テント泊の女性も小屋泊に変更した人も居られました) 週末に常駐される管理人さんはとても親切で大雨の時に多くの外国人が小屋に避難して来た時も親切に応対されたり、トレラン縦走者二人がずぶ濡れでやって来た時も大きなビニール袋を雨具代わりに作って渡していました 越後駒ヶ岳、 一等三角点「越駒ヶ岳」2,002.73m 夕方になり小屋から外に出ると山頂部には雲がかかってはいましたが雨は止んでいたので夕陽を期待して山頂へ向かいます 山で泊まる一番のメリットは夕焼けと朝焼けを眺める事が出来る事だと思います その風景に出会う為には先ず登って見なければなりません 17時56分一等三角点と不気味な童子像が在る越後駒ヶ岳の山頂に着き日没を待ちます テント泊をしていたヤブ好き女性が山頂に居て、この辺りの山々に詳しそうだったので藪歩きの話で盛り上がりました 西側はずっと雲に覆われていて綺麗な夕焼けは出ませんでしたが、越後三山の八海山方面が赤く染まり、魚沼の町へ向かって流れる水無川(魚野川~信濃川水系)の川面が光っています 南側には越後三山の最高峰「中の岳」(2,085m)が同じ稜線上にどっしりと構えて、北ノ叉川から奥只見湖付近の谷間が雨上がりの雲で覆われています 日没後と思われる時間にゆっくり駒の小屋へ帰り夕食を取り就寝しました 7月23日(日) 越後駒ヶ岳から下山 04時前に小屋を出て朝日を眺めに再度山頂へ行きます 昨夕山談義をしたテント泊女性も来られており写真を撮ったりして日の出を待ちます 予想外の高い雲間からオレンジ色の日輪が顔を出し夜明けの山を楽しみ小屋に下ります 06時30分荷物を片づけて管理人さんに挨拶後、百草の池~小倉山~道行山を経由して11時35分枝折峠の車に帰り着きました この後、銀山平まで引き返して3度目の「白銀の湯」で汗を流します 入浴後各山の天気予報などをチェックして次は岩手県の「早池峰山」(はやちねやま)まで足を延ばす事にしました 山旅はまだまだ続きます エントツ山

越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 2023年夏遠征
今回のレポは地図南部の三山
会津駒ヶ岳 7月18日
平ヶ岳   7月21日
越後駒ヶ岳 7月22日~23日
です
2023年夏遠征 今回のレポは地図南部の三山 会津駒ヶ岳 7月18日 平ヶ岳   7月21日 越後駒ヶ岳 7月22日~23日 です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 有名な尾瀬の北側に位置する日本百名山3座

数年前に谷川岳、至仏山、燧ケ岳に登りましたので今回はこの山域にある残りの百名山3座です
有名な尾瀬の北側に位置する日本百名山3座 数年前に谷川岳、至仏山、燧ケ岳に登りましたので今回はこの山域にある残りの百名山3座です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月18日「会津駒ヶ岳」

車によるアプローチが容易で距離も短い「滝沢登山口」からピストンです
広葉樹・針葉樹の自然林と雪国ならではの山頂部・頂稜線湿原に池塘やハクサンコザクラ、コバイケイソウ等で彩られた清々しい山でした


登山時間 約8時間
7月18日「会津駒ヶ岳」 車によるアプローチが容易で距離も短い「滝沢登山口」からピストンです 広葉樹・針葉樹の自然林と雪国ならではの山頂部・頂稜線湿原に池塘やハクサンコザクラ、コバイケイソウ等で彩られた清々しい山でした 登山時間 約8時間
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 北陸自動車道、大積PAのセブンイレブンに併設された24時間コインシャワー(10分200円)

7月17日戸隠山から下山後、会津駒ヶ岳に移動
夜間にかかるので一般道近道は通らず上信越自動車道(信濃町IC)から北陸道~関越自動車道を繋ぎ小出ICより一般道352号線に出ます

す
北陸自動車道、大積PAのセブンイレブンに併設された24時間コインシャワー(10分200円) 7月17日戸隠山から下山後、会津駒ヶ岳に移動 夜間にかかるので一般道近道は通らず上信越自動車道(信濃町IC)から北陸道~関越自動車道を繋ぎ小出ICより一般道352号線に出ます す
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 関越自動車道小出ICを出た後、国道352号線を只見川沿いを南会津に向かいます

途中、奥只見ダム建設用に造られた暗くて狭いシルバーラインと呼ばれるトンネル群通過で緊張します
その後、奥只見水湖の山中で運転が厳しくなり車中泊とします
関越自動車道小出ICを出た後、国道352号線を只見川沿いを南会津に向かいます 途中、奥只見ダム建設用に造られた暗くて狭いシルバーラインと呼ばれるトンネル群通過で緊張します その後、奥只見水湖の山中で運転が厳しくなり車中泊とします
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 翌朝、奥只見湖の上流部を眺めながら352号線を尾瀬桧枝岐(ひのえまた)村に入ります

この道路沿いに平ヶ岳・鷹ノ巣登山口や燧ケ岳・尾瀬御池登山口がありました
翌朝、奥只見湖の上流部を眺めながら352号線を尾瀬桧枝岐(ひのえまた)村に入ります この道路沿いに平ヶ岳・鷹ノ巣登山口や燧ケ岳・尾瀬御池登山口がありました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 08時45分会津駒ヶ岳「滝沢登山口」の階段を上ります

尾根道は急勾配ですが登山道は広くて歩き易いです
08時45分会津駒ヶ岳「滝沢登山口」の階段を上ります 尾根道は急勾配ですが登山道は広くて歩き易いです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 尾根に付けられた登山道は自然林の優しい緑に囲まれて、植林帯が多い四国の登山道に比べると歩きが楽しい気がします
尾根に付けられた登山道は自然林の優しい緑に囲まれて、植林帯が多い四国の登山道に比べると歩きが楽しい気がします
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 10時37分水場休憩所に着きます
水場は左手の急斜面を5分程下った所にありますが、水の補給は必要無かったので寄っていません

水場の沢は只見川の上流、伊南川(桧枝岐川)の支流部に当ります
10時37分水場休憩所に着きます 水場は左手の急斜面を5分程下った所にありますが、水の補給は必要無かったので寄っていません 水場の沢は只見川の上流、伊南川(桧枝岐川)の支流部に当ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 今回の遠征中、何処の山でも登山はアキアカネと一緒です

物凄い数のトンボが人懐っこくまとわりついて来ました
今回の遠征中、何処の山でも登山はアキアカネと一緒です 物凄い数のトンボが人懐っこくまとわりついて来ました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 11時40分やっと前方が開けて来ました
右手に会津駒ヶ岳の北側にある中門岳が見えます

一帯がなだらかな山容です
11時40分やっと前方が開けて来ました 右手に会津駒ヶ岳の北側にある中門岳が見えます 一帯がなだらかな山容です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 デカいエンレイソウが実を付けています

シュロソウ科エンレイソウ属

別名 タチアオイ
デカいエンレイソウが実を付けています シュロソウ科エンレイソウ属 別名 タチアオイ
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 マイズルソウはまだ花を付けています

ユリ科スズラン亜科マイズルソウ属

白い花が鶴が舞っているのに例えたのかと思いきや、葉っぱの形が羽を広げて舞っている様子だそうです
マイズルソウはまだ花を付けています ユリ科スズラン亜科マイズルソウ属 白い花が鶴が舞っているのに例えたのかと思いきや、葉っぱの形が羽を広げて舞っている様子だそうです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ツマトリソウ
サクラソウ科ツマトリソウ属

ゴゼンタチバナ
ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属

白い花、特にゴゼンタチバナは写真が白とびするので難しい
ホワイトバランスの調整?
ツマトリソウ サクラソウ科ツマトリソウ属 ゴゼンタチバナ ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属 白い花、特にゴゼンタチバナは写真が白とびするので難しい ホワイトバランスの調整?
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 池塘の中に水草があります

ミヤマホタルイでしょうか
他の場所では小さな白い花も見られました
池塘の中に水草があります ミヤマホタルイでしょうか 他の場所では小さな白い花も見られました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 駒の小屋に向かって木道が延びています

会津駒ヶ岳は右手のピークです
駒の小屋に向かって木道が延びています 会津駒ヶ岳は右手のピークです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 登山道をコバイケイソウが飾ります

ユリ目シュロソウ科シュロソウ族

数年に一度沢山の花を咲かせます
登山道をコバイケイソウが飾ります ユリ目シュロソウ科シュロソウ族 数年に一度沢山の花を咲かせます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 駒の小屋右下にある「駒ノ池」がキリンテ登山道分岐になります
駒の小屋右下にある「駒ノ池」がキリンテ登山道分岐になります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 会津駒ヶ岳のウリは池塘に映るハクサンコザクラらしい

サクラソウ科サクラソウ属
会津駒ヶ岳のウリは池塘に映るハクサンコザクラらしい サクラソウ科サクラソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 チングルマも綿毛になる前に何とか花を見る事が出来ました

バラ科ダイコンソウ属
(チングルマ属)

実の形が子供の風車(かざぐるま)の形をしているので稚児車から転じたらしい
チングルマも綿毛になる前に何とか花を見る事が出来ました バラ科ダイコンソウ属 (チングルマ属) 実の形が子供の風車(かざぐるま)の形をしているので稚児車から転じたらしい
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 会津駒ヶ岳山頂は中門岳への途中から右手の斜面に向かう登山道に入ります
会津駒ヶ岳山頂は中門岳への途中から右手の斜面に向かう登山道に入ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンシャクナゲのシロバナやピンクが山頂近くて沢山咲いていました

ツツジ科シャクナゲ亜属
ハクサンシャクナゲのシロバナやピンクが山頂近くて沢山咲いていました ツツジ科シャクナゲ亜属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 13時05分 日本百名山
第82座目「会津駒ヶ岳」に着きました

一等三角点「岩駒ヶ岳」
2,132.56m

廻りがなだらかなので標高が2千メートルを越しているとは思えません
13時05分 日本百名山 第82座目「会津駒ヶ岳」に着きました 一等三角点「岩駒ヶ岳」 2,132.56m 廻りがなだらかなので標高が2千メートルを越しているとは思えません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 駒ノ池まで帰って会津駒ヶ岳のピークを振り返ります
駒ノ池まで帰って会津駒ヶ岳のピークを振り返ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 駒ノ池近くに立つ「駒の家」
素泊まり¥3,300 のみ

水場はありません

会津駒ヶ岳はテント泊は禁止されています
駒ノ池近くに立つ「駒の家」 素泊まり¥3,300 のみ 水場はありません 会津駒ヶ岳はテント泊は禁止されています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 半分程のチングルマは綿毛になっています
半分程のチングルマは綿毛になっています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 紫色が殆どでしたがテヤマリンドウのシロバナもありました

リンドウ科リンドウ属
(ハルリンドウが高山性に変種したものらしい)
紫色が殆どでしたがテヤマリンドウのシロバナもありました リンドウ科リンドウ属 (ハルリンドウが高山性に変種したものらしい)
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ウラジロヨウラク

ツツジ科ヨウラクツツジ属

ヨウラク(瓔珞)とは仏像にかけられた数珠や装飾品の事らしい
ウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属 ヨウラク(瓔珞)とは仏像にかけられた数珠や装飾品の事らしい
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ワタスゲと池塘

カヤツリグサ科ワタスゲ属
ワタスゲと池塘 カヤツリグサ科ワタスゲ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 イワイチョウと池塘

ミツガシワ科イワイチョウ属

葉っぱがイチョウの形に似ている事から
イワイチョウと池塘 ミツガシワ科イワイチョウ属 葉っぱがイチョウの形に似ている事から
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂部は雲が多くて尾根の山々が見えなかったですが、下界方面は良く晴れています

池塘を過ぎると大シラビソなどの針葉樹が多くなります
山頂部は雲が多くて尾根の山々が見えなかったですが、下界方面は良く晴れています 池塘を過ぎると大シラビソなどの針葉樹が多くなります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 標高を下げるとブナやダケカンバなどの美しい広葉樹林帯となります
標高を下げるとブナやダケカンバなどの美しい広葉樹林帯となります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ギンリョウソウが尾根筋で沢山見られました

ツツジ科ギンリョウソウ属

この植物がツツジ科? 意味が分かりません
それ以上の驚きは、この植物はモリチャバネゴキブリ、つまりゴキブリによって種が運ばれて繁殖するって事でごんす
ギンリョウソウが尾根筋で沢山見られました ツツジ科ギンリョウソウ属 この植物がツツジ科? 意味が分かりません それ以上の驚きは、この植物はモリチャバネゴキブリ、つまりゴキブリによって種が運ばれて繁殖するって事でごんす
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 15時25分稜線上に有る水場休憩所で休んでいるとガイドさんに連れられたツアー登山者がやって来ました

そしてガイドさんを含む全員がザック等を置いて水場に下りて行きました

う~~ん 私は悪人には見えないらしい・・・
15時25分稜線上に有る水場休憩所で休んでいるとガイドさんに連れられたツアー登山者がやって来ました そしてガイドさんを含む全員がザック等を置いて水場に下りて行きました う~~ん 私は悪人には見えないらしい・・・
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 16時45分 滝沢登山口に下山しました

8時間もかかりました
16時45分 滝沢登山口に下山しました 8時間もかかりました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 下山後は「淵の湯」の日帰り温泉で汗を流し、国道352号線沿いの会津桧枝岐村観光案内所の広い駐車場で車中泊です

明日から2日間は天気が悪いので待機期間となります
下山後は「淵の湯」の日帰り温泉で汗を流し、国道352号線沿いの会津桧枝岐村観光案内所の広い駐車場で車中泊です 明日から2日間は天気が悪いので待機期間となります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月19日は暇なので会津鶴ヶ城へ行く途中でコインランドリーで洗濯と登山靴2足を洗いました

コインランドリーには靴を洗うマシーンも有るのです
7月19日は暇なので会津鶴ヶ城へ行く途中でコインランドリーで洗濯と登山靴2足を洗いました コインランドリーには靴を洗うマシーンも有るのです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 「大内宿」(福島県南会津)
江戸時代、会津若松と日光を結ぶ宿場町として栄えた所に寄ります

何か見たことがあるなぁと思いながら歩きましたが、以前家族旅行で寄った事がありました

人間の記憶ってホント頼りになりません
「大内宿」(福島県南会津) 江戸時代、会津若松と日光を結ぶ宿場町として栄えた所に寄ります 何か見たことがあるなぁと思いながら歩きましたが、以前家族旅行で寄った事がありました 人間の記憶ってホント頼りになりません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 一度は着て見たかった幕末の悲劇が語り継がれる会津藩「鶴ヶ城」

時代を後から振り返ればどうすべきだったのかが分かりますが、時代の潮流の中では色んな悲劇が起こります
一度は着て見たかった幕末の悲劇が語り継がれる会津藩「鶴ヶ城」 時代を後から振り返ればどうすべきだったのかが分かりますが、時代の潮流の中では色んな悲劇が起こります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月19日 会津若松から猪苗代湖畔に出て車中泊場所を探しますが、オートキャンプ場は1泊8千円もして無理でした

野口英世記念館やお蕎麦屋さんに寄った後、磐梯山方面に向かって標高を上げ、猪苗代スキー場の広い駐車場で車中泊でした
7月19日 会津若松から猪苗代湖畔に出て車中泊場所を探しますが、オートキャンプ場は1泊8千円もして無理でした 野口英世記念館やお蕎麦屋さんに寄った後、磐梯山方面に向かって標高を上げ、猪苗代スキー場の広い駐車場で車中泊でした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月20日は猪苗代湖付近から日本ダム湖百選「田野倉ダム」(只見川)を見学しながら352号線~シルバーラインを通り「銀山平」へ向かいます

この日は「白銀の湯」で入浴しました
観光客が少ないのでゆっくりと温泉を楽しむ事が出来ます
7月20日は猪苗代湖付近から日本ダム湖百選「田野倉ダム」(只見川)を見学しながら352号線~シルバーラインを通り「銀山平」へ向かいます この日は「白銀の湯」で入浴しました 観光客が少ないのでゆっくりと温泉を楽しむ事が出来ます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 「平ヶ岳」登山は銀山平の温泉宿「湖山荘」に泊まると宿のマイクロバスで中ノ岐(なかのまた)林道を通り登山口まで送迎サービスがあます
不定期ですが翌21日に偶然空きが出たのでそのツアーに申し込みました

登山する場合は一律14,500円で宿泊、(夕食、朝食弁当、温泉付き)でマイクロバス送迎してくれます
「平ヶ岳」登山は銀山平の温泉宿「湖山荘」に泊まると宿のマイクロバスで中ノ岐(なかのまた)林道を通り登山口まで送迎サービスがあます 不定期ですが翌21日に偶然空きが出たのでそのツアーに申し込みました 登山する場合は一律14,500円で宿泊、(夕食、朝食弁当、温泉付き)でマイクロバス送迎してくれます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 湖山荘の夕食に出て来るやイワナの塩焼きです

今回の遠征で唯一の温泉宿泊りという贅沢でした

宿泊者は21名全員宿が主催する「平ヶ岳ツアー」登山者でした

食事の後、宿の御主人から平ヶ岳登山の注意点や下山集合時間の説明があります

部屋に空きが無かったので、前にあるログハウスを提供してくれました
湖山荘の夕食に出て来るやイワナの塩焼きです 今回の遠征で唯一の温泉宿泊りという贅沢でした 宿泊者は21名全員宿が主催する「平ヶ岳ツアー」登山者でした 食事の後、宿の御主人から平ヶ岳登山の注意点や下山集合時間の説明があります 部屋に空きが無かったので、前にあるログハウスを提供してくれました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月21日(金)「平ヶ岳」登山の中ノ岐ルートのログ図です

年寄りは鷹ノ巣登山口から歩くと日帰り登山がキツいので、より距離が大幅に短縮されるこの銀山平温泉民宿主催の平ヶ岳ツアーが人気の様です

銀山平、352号線の雨池橋ゲートから中ノ岐林道を約14キロ進んだ所が登山口です

現天皇が皇太子時代、平ヶ岳に登ったルートで「プリンスルート」とか呼ばれている様です

一般車は通行止めです
7月21日(金)「平ヶ岳」登山の中ノ岐ルートのログ図です 年寄りは鷹ノ巣登山口から歩くと日帰り登山がキツいので、より距離が大幅に短縮されるこの銀山平温泉民宿主催の平ヶ岳ツアーが人気の様です 銀山平、352号線の雨池橋ゲートから中ノ岐林道を約14キロ進んだ所が登山口です 現天皇が皇太子時代、平ヶ岳に登ったルートで「プリンスルート」とか呼ばれている様です 一般車は通行止めです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 04時宿を出発
05時20分中ノ岐林道・登山口に着きます

宿の御主人=ドライバーから「12時30分集合」を念押しされます

あと1時間余裕があればもっとゆっくりと山歩きを楽しめるのですがそういう決まりですから文句は言えません

鷹ノ巣登山口からの長歩きは回避できましたが、時間を気にした気忙しい登山となりました
04時宿を出発 05時20分中ノ岐林道・登山口に着きます 宿の御主人=ドライバーから「12時30分集合」を念押しされます あと1時間余裕があればもっとゆっくりと山歩きを楽しめるのですがそういう決まりですから文句は言えません 鷹ノ巣登山口からの長歩きは回避できましたが、時間を気にした気忙しい登山となりました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 先ず、沢を右岸に渡り尾根筋へと急登を詰めます
先ず、沢を右岸に渡り尾根筋へと急登を詰めます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミヤマバイケイソウ

シュロソウ科(ユリ科)
シュロソウ属

どうみてもバイケイソウなのですが花の色や形が違っています
ミヤマバイケイソウ シュロソウ科(ユリ科) シュロソウ属 どうみてもバイケイソウなのですが花の色や形が違っています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 五葉松やヒノキの大木が現われます
五葉松やヒノキの大木が現われます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 雰囲気のある登山道です
雰囲気のある登山道です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 カニコウモリも四国でお馴染みなので懐かしい気がします

キク科コウモリソウ属
カニコウモリも四国でお馴染みなので懐かしい気がします キク科コウモリソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ゴゼンタチバナ

ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属
ゴゼンタチバナ ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 微妙な天気です

会津駒ヶ岳と同じく広葉樹林帯から上部は針葉樹林帯となります
微妙な天気です 会津駒ヶ岳と同じく広葉樹林帯から上部は針葉樹林帯となります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 トキソウでしょうか

ラン科トキソウ属
トキソウでしょうか ラン科トキソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 平ヶ岳も山頂部は高層湿原で池塘が沢山あります

雪が残る尾瀬近辺の山々では多く見られる風景です
南国(?)四国では見られない清々しい高原地帯ですね
平ヶ岳も山頂部は高層湿原で池塘が沢山あります 雪が残る尾瀬近辺の山々では多く見られる風景です 南国(?)四国では見られない清々しい高原地帯ですね
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 イワイチョウ

ミツガシワ科イワイチョウ属
本州や北海道の残雪や池塘がある高山では良く見られる花です
イワイチョウ ミツガシワ科イワイチョウ属 本州や北海道の残雪や池塘がある高山では良く見られる花です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンコザクラ

サクラソウ科サクラソウ属
新潟方面の残雪がある高原や湿地帯では良く見られました
ハクサンコザクラ サクラソウ科サクラソウ属 新潟方面の残雪がある高原や湿地帯では良く見られました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンフウロ

フウロソウ科フウロソウ属
ハクサンフウロ フウロソウ科フウロソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 イワカガミ

イワウメ科イワカガミ属
この花は大方の山で花期は終わっていました
イワカガミ イワウメ科イワカガミ属 この花は大方の山で花期は終わっていました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ウラジロヨウラク

ツツジ科ヨウラクツツジ属

四国では花が小さいコヨウラクツツジを石鎚山系で良く見かけます
ウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属 四国では花が小さいコヨウラクツツジを石鎚山系で良く見かけます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 マイズルソウ

ユリ科スズラン亜科マイズルソウ属

先日降った雨に濡れています
マイズルソウ ユリ科スズラン亜科マイズルソウ属 先日降った雨に濡れています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 タテヤマリンドウとチングルマの綿毛(雨の後なのでワタスゲやチングルマの綿毛は気の毒な形になっていました)

リンドウ科リンドウ属

タテヤマリンドウは花の中央部に暗紫色の斑点が多数見られます (ソバカス美人)
葉は茎を巻くように付いています

ミヤマリンドウは5裂した花の間にある副花冠が細長く、更にその先が咲けているそうです
タテヤマリンドウとチングルマの綿毛(雨の後なのでワタスゲやチングルマの綿毛は気の毒な形になっていました) リンドウ科リンドウ属 タテヤマリンドウは花の中央部に暗紫色の斑点が多数見られます (ソバカス美人) 葉は茎を巻くように付いています ミヤマリンドウは5裂した花の間にある副花冠が細長く、更にその先が咲けているそうです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 08時30分 日本百名山第83座目「平ヶ岳」三角点山頂に到着です

二等三角点「平岳」
2,139.59m

ここに平ヶ岳の山頂標識(2,141m)が立っていました

木道から少し中に入った場所にあります
08時30分 日本百名山第83座目「平ヶ岳」三角点山頂に到着です 二等三角点「平岳」 2,139.59m ここに平ヶ岳の山頂標識(2,141m)が立っていました 木道から少し中に入った場所にあります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 三角点からさらに高みに向かって木道が延びています
三角点からさらに高みに向かって木道が延びています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミヤマホラルイ

カヤツリグサ科ホタルイ属
良く見ると茎の途中に白い花が咲き始めていました
葉は退化して茎の下部に鞘状に付いているそうです

花が無ければイグサにしか見えません
ミヤマホラルイ カヤツリグサ科ホタルイ属 良く見ると茎の途中に白い花が咲き始めていました 葉は退化して茎の下部に鞘状に付いているそうです 花が無ければイグサにしか見えません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 どうみてもここが山頂の様ですが、このアンテナまでは行けません

気象観測用アンテナで主に積雪量などを観測しているそうです

道が無いのでこの山頂部までは行けません
どうみてもここが山頂の様ですが、このアンテナまでは行けません 気象観測用アンテナで主に積雪量などを観測しているそうです 道が無いのでこの山頂部までは行けません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 木道の最終地点には「この先通行止め」の標識があります

群馬県との県境なので県境歩きをされている登山者の踏み跡がありました

平ヶ岳登山ですからここで引き返します
木道の最終地点には「この先通行止め」の標識があります 群馬県との県境なので県境歩きをされている登山者の踏み跡がありました 平ヶ岳登山ですからここで引き返します
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンシャクナゲ

ツツジ科ツツジ属
シャクナゲ亜属

本州の高山地帯(四国では一部石鎚にも有るらしい)に咲き、細めの葉は裏側に反り返るのが特徴、白い花の内側に緑の斑点が見られるのが特徴らしいです

「ホンシャクナゲ」は葉の裏に褐色の軟毛が薄く密生していて花冠の先端は5裂しているとの事
四国山地で覆いシャクナゲです

「ツクシシャクナゲ」は葉裏に赤褐色の綿毛がビロード状に密生してスポンジの様に見える事と花冠の先端は7裂しているらしい
四国では宇和島などの南部に多く見られるとの事です
ハクサンシャクナゲ ツツジ科ツツジ属 シャクナゲ亜属 本州の高山地帯(四国では一部石鎚にも有るらしい)に咲き、細めの葉は裏側に反り返るのが特徴、白い花の内側に緑の斑点が見られるのが特徴らしいです 「ホンシャクナゲ」は葉の裏に褐色の軟毛が薄く密生していて花冠の先端は5裂しているとの事 四国山地で覆いシャクナゲです 「ツクシシャクナゲ」は葉裏に赤褐色の綿毛がビロード状に密生してスポンジの様に見える事と花冠の先端は7裂しているらしい 四国では宇和島などの南部に多く見られるとの事です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 キンコウカ(黄金花・金光花)

キンコウカ科(ユリ科)
キンコウカ属

これは四国ではお目にかかれない花ですね
キンコウカ(黄金花・金光花) キンコウカ科(ユリ科) キンコウカ属 これは四国ではお目にかかれない花ですね
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 平ヶ岳で一番大きな地洞
「姫ノ池」です

この付近にある池ノ岳ピークを抜けて東側の鷹ノ巣コースへの分岐標識が有りました

青空があれば良い写真が撮れるのですが残念です

去年の秋、苗場山の池塘と青空を眺めに行きましたがガスと雪でサッパリ、今年は会津駒ヶ岳や平ヶ岳の池塘と愛空を期待しましたが山頂部で良い天気に恵まれませんでした
平ヶ岳で一番大きな地洞 「姫ノ池」です この付近にある池ノ岳ピークを抜けて東側の鷹ノ巣コースへの分岐標識が有りました 青空があれば良い写真が撮れるのですが残念です 去年の秋、苗場山の池塘と青空を眺めに行きましたがガスと雪でサッパリ、今年は会津駒ヶ岳や平ヶ岳の池塘と愛空を期待しましたが山頂部で良い天気に恵まれませんでした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 コバイケイソウ

シュロソウ科(ユリ科)
シュロソウ属
コバイケイソウ シュロソウ科(ユリ科) シュロソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 09時58分平ヶ岳の名物「たまご石」

湿原地帯で岩が少ないのでこんな物でもウリにされたのでしょうね
09時58分平ヶ岳の名物「たまご石」 湿原地帯で岩が少ないのでこんな物でもウリにされたのでしょうね
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 たまご石の基部に立つとその下側に湿原が広がっています

霧や雲が低くて南側の燧ケ岳なども見る事が出来ませんでした
たまご石の基部に立つとその下側に湿原が広がっています 霧や雲が低くて南側の燧ケ岳なども見る事が出来ませんでした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 タテヤマリンドウのシロバナがありました

帰りはマイクロバスの集合時間もあり、写真もそこそこにドンドン下ります
タテヤマリンドウのシロバナがありました 帰りはマイクロバスの集合時間もあり、写真もそこそこにドンドン下ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 あちこちで同じマイクロバス仲間に会います
皆さん集合時間を気にして落ち着きません

天然ヒノキが面白い形をしています
あちこちで同じマイクロバス仲間に会います 皆さん集合時間を気にして落ち着きません 天然ヒノキが面白い形をしています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 登山口近くにあるヒカリゴケの場所だそうです

確かに奥で光っているのですが感度の悪いカメラですので写真で撮るとよく分かりません
登山口近くにあるヒカリゴケの場所だそうです 確かに奥で光っているのですが感度の悪いカメラですので写真で撮るとよく分かりません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 11時56分登山口に下山しました
下山時間にリミットが有ると落ち着いた山歩きが出来ませんでした

この中ノ岐林道は話によると現天皇が皇太子時代に日本百名山を登られており、平ヶ岳に登られる際に特別に作られた林道らしく「プリンスルート」と呼ばれているそうです

一般車両は入れませんので自転車で来られる地元の登山者も居られるそうです

13時過ぎに銀山平へ帰りツアーは解散です

民宿で「白銀の湯」割引券を頂いてゆっくりとお湯につかり、翌日の登山準備をします
11時56分登山口に下山しました 下山時間にリミットが有ると落ち着いた山歩きが出来ませんでした この中ノ岐林道は話によると現天皇が皇太子時代に日本百名山を登られており、平ヶ岳に登られる際に特別に作られた林道らしく「プリンスルート」と呼ばれているそうです 一般車両は入れませんので自転車で来られる地元の登山者も居られるそうです 13時過ぎに銀山平へ帰りツアーは解散です 民宿で「白銀の湯」割引券を頂いてゆっくりとお湯につかり、翌日の登山準備をします
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月22日(土)~23日(日)
この遠征5座目、「越後駒ヶ岳」に避難小屋泊で登ります

越後駒ヶ岳は西側が新潟県魚沼市で信濃川上流、魚野川沿いの六日町盆地、
東側には福島県会津地方を流れる只見川(阿賀野川水系)の奥只見ダム湖があります

時間制限が無いのでリラックスして歩く事が出来ました
7月22日(土)~23日(日) この遠征5座目、「越後駒ヶ岳」に避難小屋泊で登ります 越後駒ヶ岳は西側が新潟県魚沼市で信濃川上流、魚野川沿いの六日町盆地、 東側には福島県会津地方を流れる只見川(阿賀野川水系)の奥只見ダム湖があります 時間制限が無いのでリラックスして歩く事が出来ました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 平ヶ岳から下山後、車で20分程の峠(新潟県魚沼市)にある越後駒ヶ岳登山口「枝折(しおり)峠」にて車中泊です

標高が1,065mなので涼しく静かで快適な車中泊でした

翌朝は土曜日の為、雲海撮影の車も押しかけて駐車場が一杯になり道路脇にも沢山の車が停まっていました
平ヶ岳から下山後、車で20分程の峠(新潟県魚沼市)にある越後駒ヶ岳登山口「枝折(しおり)峠」にて車中泊です 標高が1,065mなので涼しく静かで快適な車中泊でした 翌朝は土曜日の為、雲海撮影の車も押しかけて駐車場が一杯になり道路脇にも沢山の車が停まっていました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 1泊2日なので朝ゆっくり寝ようと思っていましたが、未明から車がドンドンやってきて騒がしく寝ていられません

05時02分 東側の山稜線より朝日が上がって来ました
1泊2日なので朝ゆっくり寝ようと思っていましたが、未明から車がドンドンやってきて騒がしく寝ていられません 05時02分 東側の山稜線より朝日が上がって来ました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 05時22分 涼しい内に枝折(しおり)峠の登山口を出発します

避難小屋泊りの準備は前日、銀山平の温泉駐車場で済ませています
05時22分 涼しい内に枝折(しおり)峠の登山口を出発します 避難小屋泊りの準備は前日、銀山平の温泉駐車場で済ませています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 まずびっくりしたのはバカデカいコメツツジでした

赤石山系や笹ヶ峰、三嶺などでは花が小さいのであまり写真を撮る事はありませんが、このコメツツジは見応えがあります

「オオコメツツジ」
ツツジ科ツツジ属
東北や北陸(秋田県から滋賀県の日本海側)に自生する
デカい花からオシベが4本出て花先が4つに裂けています
葉っぱもデカくて両面共に毛が多く3本の葉脈が良く目立ちます
(フツーのコメツツジは花先が5つに裂けて雄しべも5本です)
まずびっくりしたのはバカデカいコメツツジでした 赤石山系や笹ヶ峰、三嶺などでは花が小さいのであまり写真を撮る事はありませんが、このコメツツジは見応えがあります 「オオコメツツジ」 ツツジ科ツツジ属 東北や北陸(秋田県から滋賀県の日本海側)に自生する デカい花からオシベが4本出て花先が4つに裂けています 葉っぱもデカくて両面共に毛が多く3本の葉脈が良く目立ちます (フツーのコメツツジは花先が5つに裂けて雄しべも5本です)
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 この山域では定番になっているツルアリドウシ

アカネ科ツルアリドオシ属

アリドオシの様に蟻を突き刺す様な棘はありません
この山域では定番になっているツルアリドウシ アカネ科ツルアリドオシ属 アリドオシの様に蟻を突き刺す様な棘はありません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 「魚沼市 枝折峠 雲海、滝雲ビューポイント」の看板が2ヶ所で立っていました

奥只見湖方面に向かって谷筋を雲海と滝雲が埋めています
「魚沼市 枝折峠 雲海、滝雲ビューポイント」の看板が2ヶ所で立っていました 奥只見湖方面に向かって谷筋を雲海と滝雲が埋めています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 荒沢岳への谷筋も雲海に覆われています

尾根にお城があれば有名な竹田城址みたいですね
荒沢岳への谷筋も雲海に覆われています 尾根にお城があれば有名な竹田城址みたいですね
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 右奥が目的地の越後駒ヶ岳(2,002.73m)
奥、中央が中ノ岳(2,085m)です
右奥が目的地の越後駒ヶ岳(2,002.73m) 奥、中央が中ノ岳(2,085m)です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ガマズミも実になっています

ガマズミ科ガマズミ属
ガマズミも実になっています ガマズミ科ガマズミ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 「トリアシショウマ」にしときましょうか 升麻クン!

ユキノシタ科チダケサシ属

トリアシショウマは北海道、本州の中部地方以北の日本海側に分布するらしい
「トリアシショウマ」にしときましょうか 升麻クン! ユキノシタ科チダケサシ属 トリアシショウマは北海道、本州の中部地方以北の日本海側に分布するらしい
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 シモツケソウ

バラ科シモツケソウ属
シモツケソウ バラ科シモツケソウ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 カラマツソウ

キンポウゲ科カラマツソウ属

雨に濡れた紫色の蕾を見たがどうもカラマツソウの蕾だった様です
カラマツソウ キンポウゲ科カラマツソウ属 雨に濡れた紫色の蕾を見たがどうもカラマツソウの蕾だった様です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 銀の道・枝折峠には明神さんを祀った小屋がありました

中を見ると枝折(しおり)大明神が祀られていました

駒の湯方面に「銀の道」が続いているそうです
銀の道・枝折峠には明神さんを祀った小屋がありました 中を見ると枝折(しおり)大明神が祀られていました 駒の湯方面に「銀の道」が続いているそうです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 枝折峠の分岐を過ぎたピークにある三等三角点「枝折峠」
1,235.89m
枝折峠の分岐を過ぎたピークにある三等三角点「枝折峠」 1,235.89m
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 アカモノは既に実になっています

ツツジ科シラタマノキ属

子供の頃、銅山峰でアカモノの実を取り友達の家で焼酎浸にしてました
アカモノは既に実になっています ツツジ科シラタマノキ属 子供の頃、銅山峰でアカモノの実を取り友達の家で焼酎浸にしてました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 よく整備された登山道です
よく整備された登山道です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 最初のピーク、道行山へ向って登ります
最初のピーク、道行山へ向って登ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 07時33分 道行山(分岐)を通過します

ここから南へ銀山平に向かう北ノ叉川へ道があるそうです
07時33分 道行山(分岐)を通過します ここから南へ銀山平に向かう北ノ叉川へ道があるそうです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 雪渓を残した越後駒ヶ岳(奥)が見えます

その手前には小倉山から長~い尾根道が続いています

この辺りの休憩所で72歳の男性登山者に追いつき話をしました
聞くと長年山登りを続けてきましたが体力が無くなり越後駒ヶ岳で最後の登山と決めて「山は最高! 越後駒ヶ岳」と横断幕を持って登っておられました

その横断幕を見て「山頂で是非写真を撮りましょう」と約束をして別れました

結局、この男性は避難小屋まで来れずに引き返した様です
雪渓を残した越後駒ヶ岳(奥)が見えます その手前には小倉山から長~い尾根道が続いています この辺りの休憩所で72歳の男性登山者に追いつき話をしました 聞くと長年山登りを続けてきましたが体力が無くなり越後駒ヶ岳で最後の登山と決めて「山は最高! 越後駒ヶ岳」と横断幕を持って登っておられました その横断幕を見て「山頂で是非写真を撮りましょう」と約束をして別れました 結局、この男性は避難小屋まで来れずに引き返した様です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 08時50分「小倉山」(分岐)を通過します

ここから「駒の湯」への登山道が延びている様でした
08時50分「小倉山」(分岐)を通過します ここから「駒の湯」への登山道が延びている様でした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミヤマママコナ

ハマウツボ科ママコナ属

飯子名(ままこな)のままこは
花びらに飯(まま)の様な白いふくらみがある点と
果実や若い種子がお米の様に見える事などから付けられた様です
ミヤマママコナ ハマウツボ科ママコナ属 飯子名(ままこな)のままこは 花びらに飯(まま)の様な白いふくらみがある点と 果実や若い種子がお米の様に見える事などから付けられた様です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ツクバネソウ

シュロソウ科ツクバネソウ属

黒い実が羽子板の羽根(羽子)に似ている事から名付けられています
ツクバネソウ シュロソウ科ツクバネソウ属 黒い実が羽子板の羽根(羽子)に似ている事から名付けられています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 09時50分左下に「百草(もぐさ)ノ池」が見えます

登山道に「百草の池」案内標識が立ち、立入禁止と記されている

藪が深くてとても行く気もしない
この山は池が少ないので存在感を示しているのでしょうか
09時50分左下に「百草(もぐさ)ノ池」が見えます 登山道に「百草の池」案内標識が立ち、立入禁止と記されている 藪が深くてとても行く気もしない この山は池が少ないので存在感を示しているのでしょうか
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハナニガナ

キク科ニガナ属

茎葉は茎を抱いている
舌状花は7枚から11枚程
通常のニガナの小花は5枚

ヤクシソウとの違いは私には良くわかりましぇん
ハナニガナ キク科ニガナ属 茎葉は茎を抱いている 舌状花は7枚から11枚程 通常のニガナの小花は5枚 ヤクシソウとの違いは私には良くわかりましぇん
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ヒメシャガ

アヤメ科アヤメ属

シャガは常緑ですが、ヒメシャガは冬に地上部が枯れるそうです
ヒメシャガ アヤメ科アヤメ属 シャガは常緑ですが、ヒメシャガは冬に地上部が枯れるそうです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミツバオウレン

キンポウゲ科オウレンン属

白く花びらに見えるのはガク片で、小さな黄色いのが花らしい
ミツバオウレン キンポウゲ科オウレンン属 白く花びらに見えるのはガク片で、小さな黄色いのが花らしい
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンコザクラ

サクラソウ科サクラソウ属
日本海側の高山帯、白山から飯豊山付近にかけて分布する種です
エゾコザクラからの変種との事です
ハクサンコザクラ サクラソウ科サクラソウ属 日本海側の高山帯、白山から飯豊山付近にかけて分布する種です エゾコザクラからの変種との事です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 避難小屋に向かって肩部へ岩場を這い上がって行きます
避難小屋に向かって肩部へ岩場を這い上がって行きます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂部には幾筋の雪渓が谷筋に残っています
山頂部には幾筋の雪渓が谷筋に残っています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミヤマホツツジはもう終盤です

よく見ると雌しべの先が上に丸く巻いているのがミヤマホツツジの特徴です

フツーのホツツジは雌しべが真っ直ぐです

ツツジ科ホツツジ属
ミヤマホツツジはもう終盤です よく見ると雌しべの先が上に丸く巻いているのがミヤマホツツジの特徴です フツーのホツツジは雌しべが真っ直ぐです ツツジ科ホツツジ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 岩場には登山口でも見たオオコメツツジが米躑躅とは思えぬデカい花を付けています
岩場には登山口でも見たオオコメツツジが米躑躅とは思えぬデカい花を付けています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ミヤマアキノキリンソウ
(コガネギク)

キク科アキノキリンソウ属

アキノキリンソウと比べて花が頭頂部にかたまって咲いています

越後では北海道の様に群生はしていません
ミヤマアキノキリンソウ (コガネギク) キク科アキノキリンソウ属 アキノキリンソウと比べて花が頭頂部にかたまって咲いています 越後では北海道の様に群生はしていません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ここにもウラジロヨウラクが咲き残っていました

ツツジ科ヨウラクツツジ属
ここにもウラジロヨウラクが咲き残っていました ツツジ科ヨウラクツツジ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 避難小屋手前にある岩場

霧の場合に備えて岩にペンキマークが付けられています
避難小屋手前にある岩場 霧の場合に備えて岩にペンキマークが付けられています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 11時30分 駒の小屋(夏場の週末は管理人常駐の避難小屋)

水場は雪渓の谷から引いている様です(煮沸無しで飲料可との事でした)

素泊まり一泊2千円(協力金)
小屋内でガスを使う場合は分厚い木の板を貸してくれrます

AUは良く繋がるそうですが、ドコモは電波不安定です
(山頂の方が電波状態が良かったです)
11時30分 駒の小屋(夏場の週末は管理人常駐の避難小屋) 水場は雪渓の谷から引いている様です(煮沸無しで飲料可との事でした) 素泊まり一泊2千円(協力金) 小屋内でガスを使う場合は分厚い木の板を貸してくれrます AUは良く繋がるそうですが、ドコモは電波不安定です (山頂の方が電波状態が良かったです)
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 二階の隅に場所を確保出来ました

土曜日で混雑を心配しましたが宿泊者は少なかったです

大き目の銀マットは無料で貸してくれました

夜まで物を広げて乾かします
昼ごはんを用意していると外は大雨になりました
二階の隅に場所を確保出来ました 土曜日で混雑を心配しましたが宿泊者は少なかったです 大き目の銀マットは無料で貸してくれました 夜まで物を広げて乾かします 昼ごはんを用意していると外は大雨になりました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 雨待ちの間、暇なのでビールやコーヒーを飲んでいました

ビールも1缶を1時間程かければ飲めるようになりました

ミラーレス一眼の「オリンパスE-M1 マークⅡ」は車に置くと高熱で良く無いので持って来ただけで出番はありません

設定やらレンズキャップの開け閉めが煩わしくて縦走などには向いていません
雨待ちの間、暇なのでビールやコーヒーを飲んでいました ビールも1缶を1時間程かければ飲めるようになりました ミラーレス一眼の「オリンパスE-M1 マークⅡ」は車に置くと高熱で良く無いので持って来ただけで出番はありません 設定やらレンズキャップの開け閉めが煩わしくて縦走などには向いていません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 夕方、雨が上がったので夕陽を期待して山頂へ向かいます
夕方、雨が上がったので夕陽を期待して山頂へ向かいます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 この辺りも雪渓が残るので湿原で見られたキンコウカが咲いていました

ユリ科キンコウカ属
花を近くで良く見ると星型で綺麗です
この辺りも雪渓が残るので湿原で見られたキンコウカが咲いていました ユリ科キンコウカ属 花を近くで良く見ると星型で綺麗です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂への尾根筋近くから避難小屋「駒の小屋」と歩いて来た登山道を見下ろします
山頂への尾根筋近くから避難小屋「駒の小屋」と歩いて来た登山道を見下ろします
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ブッシュの中にマイズルソウ

ユリ科マイズルソウ属
(スズラン亜科)
ブッシュの中にマイズルソウ ユリ科マイズルソウ属 (スズラン亜科)
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 コイワカガミも有ります

イワウメ科イワカガミ属

イワカガミの高山種がコイワカガミとされていますが、イワカガミやオオイワカガミも結構高山で見かけますが・・・
コイワカガミも有ります イワウメ科イワカガミ属 イワカガミの高山種がコイワカガミとされていますが、イワカガミやオオイワカガミも結構高山で見かけますが・・・
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ありゃ~ 
雪解けの花、ショウジョウバカマが咲き残っていました

白山でも雪田跡にはこんな草(花?)が生えていました
ありゃ~  雪解けの花、ショウジョウバカマが咲き残っていました 白山でも雪田跡にはこんな草(花?)が生えていました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンコザクラ

サクラソウ科サクラソウ属

雪渓の奥は越後駒ヶ岳です
ハクサンコザクラ サクラソウ科サクラソウ属 雪渓の奥は越後駒ヶ岳です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ニッコウキスゲと「中ノ岳」(越後三山)
ニッコウキスゲと「中ノ岳」(越後三山)
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハクサンシャクナゲと越後駒ヶ岳の山頂
ハクサンシャクナゲと越後駒ヶ岳の山頂
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 17時55分 日本百名山第84座目 「越後駒ヶ岳」登頂・・・

地元の藪歩き女子に撮って貰った越後駒ヶ岳のトホホな山頂記念写真です
「ちょっと待って~」(身だしなみを整えている最中にシャッターが切られていた様です)

バックは越後三山の一つ「八海山」
17時55分 日本百名山第84座目 「越後駒ヶ岳」登頂・・・ 地元の藪歩き女子に撮って貰った越後駒ヶ岳のトホホな山頂記念写真です 「ちょっと待って~」(身だしなみを整えている最中にシャッターが切られていた様です) バックは越後三山の一つ「八海山」
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂から南側、雪渓越しに中ノ岳と奥只見湖付近に広がる雨上がりの雲海を眺めます

中ノ岳の稜線を南に辿れば昨日登った「平ヶ岳」があります
山頂から南側、雪渓越しに中ノ岳と奥只見湖付近に広がる雨上がりの雲海を眺めます 中ノ岳の稜線を南に辿れば昨日登った「平ヶ岳」があります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 登山口の枝折(しおり)峠は昔、武将が道に迷った時に童子が現われて木の枝を折りながら道案内したと言う伝説があります

その童子だと思ったのですがどうも「猿田彦」さんだそうです
どう見ても剣と像がアンバランス過ぎて気味が悪いです

猿田彦の像は何たって四国の三頭峠に立っている像に勝る物はありません
登山口の枝折(しおり)峠は昔、武将が道に迷った時に童子が現われて木の枝を折りながら道案内したと言う伝説があります その童子だと思ったのですがどうも「猿田彦」さんだそうです どう見ても剣と像がアンバランス過ぎて気味が悪いです 猿田彦の像は何たって四国の三頭峠に立っている像に勝る物はありません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 18時24分、南魚沼市を流れる信濃川の支流「魚野川」に向かって越後駒ヶ岳から西に流れ出る水無川が夕陽に光っています

天気は回復せず理想的な夕日は見れませんでした
18時24分、南魚沼市を流れる信濃川の支流「魚野川」に向かって越後駒ヶ岳から西に流れ出る水無川が夕陽に光っています 天気は回復せず理想的な夕日は見れませんでした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 18時55分 テントが縦に並ぶ避難小屋に帰ってきました

小屋前の広場では宿泊登山者が山の夕暮れを楽しんでいます
18時55分 テントが縦に並ぶ避難小屋に帰ってきました 小屋前の広場では宿泊登山者が山の夕暮れを楽しんでいます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 結局、モンベルで買ったリゾッタは食する事無く下界に持ち帰りました

山では食欲がありません
前日、平ヶ岳登山で民宿から頂いた朝食用おにぎりも食べずに持ってきましたが、傷んでおり食べませんでした

やはりコーヒーにミレーのビスケットが一番いい様です
結局、モンベルで買ったリゾッタは食する事無く下界に持ち帰りました 山では食欲がありません 前日、平ヶ岳登山で民宿から頂いた朝食用おにぎりも食べずに持ってきましたが、傷んでおり食べませんでした やはりコーヒーにミレーのビスケットが一番いい様です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 03時30分避難小屋を出てヘッドランプで山頂を再度目指します

04時25分、山頂で昨夕会ったヤブ女子と話をしていると東の空に色が付いてきました
03時30分避難小屋を出てヘッドランプで山頂を再度目指します 04時25分、山頂で昨夕会ったヤブ女子と話をしていると東の空に色が付いてきました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 04時38分 意外な場所から日輪が顔を出して来ました

写真で撮ればこれだけの物ですが、実際に山の上で360度見渡しながら眺めるご来光はいつも感動ものです
04時38分 意外な場所から日輪が顔を出して来ました 写真で撮ればこれだけの物ですが、実際に山の上で360度見渡しながら眺めるご来光はいつも感動ものです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 登山道尾根の南東側の谷を刻む「北ノ叉川」が雲海に覆われています

陽炎のようなクッキリしない日の出ではありましたが、それなりに山頂に居る登山者と感動を共有する事が出来ました
登山道尾根の南東側の谷を刻む「北ノ叉川」が雲海に覆われています 陽炎のようなクッキリしない日の出ではありましたが、それなりに山頂に居る登山者と感動を共有する事が出来ました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 猿田彦さんが重たそうに持つ剣にも陽が差しています

奥は南側の1933mPと中ノ岳(2,085m)

分岐から少し中ノ岳方面に出るとひょっとしたらハクサンチドリが咲き残っていたかも知れません
猿田彦さんが重たそうに持つ剣にも陽が差しています 奥は南側の1933mPと中ノ岳(2,085m) 分岐から少し中ノ岳方面に出るとひょっとしたらハクサンチドリが咲き残っていたかも知れません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂と避難小屋の北側にある谷筋はオツルミズ沢の上流部で水無川~信濃川の源流行となっています

朝、改めて眺めると結構な岩場があります
山頂と避難小屋の北側にある谷筋はオツルミズ沢の上流部で水無川~信濃川の源流行となっています 朝、改めて眺めると結構な岩場があります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 05時15分小屋に帰りました
朝が早いので上側の5張のテントはまだ残っていました

ここのテン場は小屋の下側に3張程と結構狭いです
05時15分小屋に帰りました 朝が早いので上側の5張のテントはまだ残っていました ここのテン場は小屋の下側に3張程と結構狭いです
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 山頂を振り返ると青空があるものの濃いガスがかかっていました
山頂を振り返ると青空があるものの濃いガスがかかっていました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月23日06時30分
小屋の管理人さんにご挨拶をして小屋で買った2本の缶ビールはここで潰して持って下山します

小屋やテン場で知り合った登山者や管理人さん全てが良い人だったので気持ちよく下山する事が出来ました

心残りは昨日往路で会って張り切っていた同年代の男性登山者が小屋まで来れず、山頂で手作りの「山は最高! 越後駒ヶ岳」の横断幕記念写真を撮ってあげる事が出来なかった事でした
7月23日06時30分 小屋の管理人さんにご挨拶をして小屋で買った2本の缶ビールはここで潰して持って下山します 小屋やテン場で知り合った登山者や管理人さん全てが良い人だったので気持ちよく下山する事が出来ました 心残りは昨日往路で会って張り切っていた同年代の男性登山者が小屋まで来れず、山頂で手作りの「山は最高! 越後駒ヶ岳」の横断幕記念写真を撮ってあげる事が出来なかった事でした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 雪渓横の岩場を下って下山します

若いテント泊カップルに幸あれ!
雪渓横の岩場を下って下山します 若いテント泊カップルに幸あれ!
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 小倉山から道行山への長い尾根道ルートが続きます
小倉山から道行山への長い尾根道ルートが続きます
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 このピーク(肩)が「前駒」(1,763m)と呼ばれる場所でしょうか
このピーク(肩)が「前駒」(1,763m)と呼ばれる場所でしょうか
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ハナニガナ(白花)

キク科ニガナ属
ハナニガナ(白花) キク科ニガナ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 ツルリンドウ

リンドウ科ツルリンドウ属

木の根に絡まって紫色の茎を延ばしている

赤い実が最初、花の先から飛び出しているので異様な気がします
ツルリンドウ リンドウ科ツルリンドウ属 木の根に絡まって紫色の茎を延ばしている 赤い実が最初、花の先から飛び出しているので異様な気がします
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 今回の山行では終始 赤とんぼと遊びながら歩きました

人懐っこくて手や肩、ストックに留まります

足元の岩にも沢山居るので踏んずけそうでした
今回の山行では終始 赤とんぼと遊びながら歩きました 人懐っこくて手や肩、ストックに留まります 足元の岩にも沢山居るので踏んずけそうでした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 昨日、この休憩所で同年代のおじさんに会いました

人生最後の2000m級の山登りだ~と意気込んでいたのですが・・・
小屋泊まりのザックが重たそうで暑さんダウンしてしまった様です
(自作の横断幕写真を撮っておくのだったと悔やまれます)

頑張って欲しかった・・・・
昨日、この休憩所で同年代のおじさんに会いました 人生最後の2000m級の山登りだ~と意気込んでいたのですが・・・ 小屋泊まりのザックが重たそうで暑さんダウンしてしまった様です (自作の横断幕写真を撮っておくのだったと悔やまれます) 頑張って欲しかった・・・・
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 タケシマランでしょうか?
はぐってみました
実の数が少ない様な・・・

茎は2枝に分かれています
葉は互生(互い違い)しています
葉の基部は茎を抱いていません
竹に似た葉に縞模様の葉脈が目立つ(タケシマの所以)

ラン科タケシマラン属
タケシマランでしょうか? はぐってみました 実の数が少ない様な・・・ 茎は2枝に分かれています 葉は互生(互い違い)しています 葉の基部は茎を抱いていません 竹に似た葉に縞模様の葉脈が目立つ(タケシマの所以) ラン科タケシマラン属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 道行山分岐で英国人に会って話をしました

船関係のエンジニアらしくて横浜に住んでいますが、船に乗り込んで航海中にメンテナンスをするらしい

出張の度に日本中の山を登っているとの事
道行山分岐で英国人に会って話をしました 船関係のエンジニアらしくて横浜に住んでいますが、船に乗り込んで航海中にメンテナンスをするらしい 出張の度に日本中の山を登っているとの事
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 サラシナショウマの終盤でしょうか
近くにロゼット状の葉っぱを持つ良く似た物があったのでノギランの可能性があります

この写真の失敗は葉っぱを掻き分けず無造作に撮ってしまった事です

他の葉っぱが覆い被さって同定する葉が見えません
サラシナショウマの終盤でしょうか 近くにロゼット状の葉っぱを持つ良く似た物があったのでノギランの可能性があります この写真の失敗は葉っぱを掻き分けず無造作に撮ってしまった事です 他の葉っぱが覆い被さって同定する葉が見えません
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 下って来た小倉山と道行山の尾根を振り返ります

結構長い道のりでした
下って来た小倉山と道行山の尾根を振り返ります 結構長い道のりでした
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 奥只見湖が見えます

奥只見ダムは規模が大きいのでアメーバーの様に谷を埋めています

見えるのは北ノ叉川に属する西側部分の奥只見湖です

江戸時代の銀山関係の施設はこのダム湖の底に沈んでいます

3度程車で通ったシルバーライン・トンネル群はこの奥只見ダム建設資材を運ぶ為に造られた道です
奥只見湖が見えます 奥只見ダムは規模が大きいのでアメーバーの様に谷を埋めています 見えるのは北ノ叉川に属する西側部分の奥只見湖です 江戸時代の銀山関係の施設はこのダム湖の底に沈んでいます 3度程車で通ったシルバーライン・トンネル群はこの奥只見ダム建設資材を運ぶ為に造られた道です
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 もう一度オオコメツツジを眺めます

ハナバチが寄ってきてました
もう一度オオコメツツジを眺めます ハナバチが寄ってきてました
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 この山域ではどの山でもノリウツギが美しく登山道を飾っていました

アジサイ科アジサイ属
この山域ではどの山でもノリウツギが美しく登山道を飾っていました アジサイ科アジサイ属
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 明神峠(登山道)分岐まで帰り、お堂の中を覗くと枝折大明神が祀られていました

例の道に迷った武士を枝を折りながら道案内したという童子を祀っているのでしょうか
明神峠(登山道)分岐まで帰り、お堂の中を覗くと枝折大明神が祀られていました 例の道に迷った武士を枝を折りながら道案内したという童子を祀っているのでしょうか
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 朝、越後駒ヶ岳の山頂から眺めると雲海が出来ていましたが、お昼になると平凡な景色になっています
朝、越後駒ヶ岳の山頂から眺めると雲海が出来ていましたが、お昼になると平凡な景色になっています
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 7月23日(日)11時35分
枝折(しおり)峠に下山しました

下山後、銀山平に下って3度目の日帰り温泉「白銀の湯」
(850円)に入ります
7月23日(日)11時35分 枝折(しおり)峠に下山しました 下山後、銀山平に下って3度目の日帰り温泉「白銀の湯」 (850円)に入ります
越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 この後、銀山平(新潟県)から関越自動車道~北陸自動車道~磐越自動車道~東北自動車道を繋いで岩手県の早池峰山(はやちねさん)まで567kmの大移動です

長い旅なので長いレポで申し訳ありません
この後、銀山平(新潟県)から関越自動車道~北陸自動車道~磐越自動車道~東北自動車道を繋いで岩手県の早池峰山(はやちねさん)まで567kmの大移動です 長い旅なので長いレポで申し訳ありません

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