豪雨にも負けない臼美歩道 岩屋山

2023.07.04(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間
休憩時間
47
距離
1.2 km
のぼり / くだり
82 / 84 m
2
47
34

活動詳細

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いわややま(日本山名事典未収載)101.7mです。 孫から強烈な風邪をもらって6月1日発症から治癒まで20日間かかったこと、老人ホームに入居していた97才の母が脱水症で入院したことなどから、2か月近く山歩きから遠ざかっていました。退院して老人ホームに戻ったこと、体がなまった自覚症状ありありで、とりあえずどこかで山歩きしたいという思いに駆られました。ただし、母のこともあるので、遠出はしません。 この度、山口市には線状降水帯が発生し、我が家の前の道路は冠水し川になりました。家を建てる時、周囲の家より高く造成したので、床下浸水等の被害も車への浸水もありませんでした。ご近所さんは、床下浸水していました。また、止まれば一発アウトの川のような道路を走って車を避難させていました。ゆるポタさんによると椹野川の護岸がえぐれて、自転車道も寸断されているとのこと。 こうした状況でも絶対大丈夫と思えるのは、尾根道に山道が続く臼美歩道です。臼美歩道入口を過ぎて右に坂を下った路肩に駐車して、スタートします。路肩脇には、ヒメヒオウギスイセンが咲いています。兜山からは、土砂が流出しています。 臼美歩道入口から奥の様子を窺いますが、特に被害はないようです。思ったとおりです。笹が歩道に張り出しています。ハーフパンツと半袖シャツでも歩けるようにしておくために持参した刈込鋏で、刈り払います。 山口尾で苦しめられた経験から、サルトリイバラ、山椒、ノイバラをイバラ三兄弟と呼んでいます。この臼美歩道にはノイバラはないものの、サルトリイバラ、山椒が本当に多い。山道に生えたサルトリイバラや山道に張り出しているサルトリイバラを刈込鋏で刈っていきます。昔は、サルトリイバラの葉で餡餅を包んで蒸かして食べたものです。今はそんなことをする人は、ほとんどいないでしょう。不思議と山道に生えた山椒は少ないので、刈る必要がありません。触るとかぶれるハゼらしきものやすぐに蔓延るシダもついでに刈っていきます。 この臼美歩道は周囲の木を伐り払って整備されたので、真砂土の白い尾根道がきれいに伸びていく私の好きな景色を演出してくれています。しかし、豪雨の後の晴天で、昨日も今日も陽射しが強いのですが、陽射しを避ける木陰が少ない。それでも山道脇に残された木に枝が茂り、陽射しを避ける木陰も増えてきています。木陰で涼を取りながら、進みます。 岩屋山に着きます。ここの山頂プレートは、右田ヶ岳の山頂プレートのひとつとデザインが同じです。同じ方が、設置されたようです。なかなか、素敵なデザインの山頂プレートです。サルトリイバラ等の刈込で疲れたので、ここから引き返します。 下山の途中、ヤマッパーの優誠輝さんにお会いして、お話ししました。低山が好きだと言うと、きわらビーチ近くの日の山は低いが良い山だと教えていただきました。相原山から見ると、きららドームの右に見える独立峰のことかと思います。 さらに下っていくと、白い小さな花が密集しています。グーグルレンズ先生にお尋ねするとヒヨドリバナらしい。さらに下っていくと、花弁が六つの白い花が咲いています。グーグルレンズ先生のご託宣は、クチナシとのことです。渡哲也の歌を思い出します。「クチナシの白い花お前のような花だった♬」 久しぶりに、山歩きを楽しみました。

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