このシリーズ、最終的なゴールは渥美半島の伊良湖岬だが、当面先を急ぐつもりはない。 しかし前回、名古屋港を走ったが、中途半端なところで終わったので、今回は切りのいいところで常滑まで走り、セントレアから船で帰ってこようと思う。 ただ本日、真夏日の予報、相当暑くなりそう。
名鉄 聚楽園駅をスタート 「じゅらくえん」と思っていたが「しゅうらくえん」と言うそうです。 7:40スタート、まだそれほど暑くない。
なるべく海岸線に近いところを行くのが、この湾岸行のルール。 しかし、沿岸部は工業地帯、そのすぐ背後の道路は自動車専用道となっている。 やむなく、住宅地内の道路を行く。
日本製鉄名古屋工場の高炉が見える。小さく見えるが、高炉はとても巨大、鉄鉱石とコークスを頂部から投入し、24時間365日、高温液体の銑鉄をつくり続ける。
東海市から知多市に入った。 向こうに見えるのは、JERA知多第二火力発電所。 海はまだまだその向こう。
海岸線からはかなり離れている。 なるべく海岸線に近いところをいくのが湾岸行のルール、しかし、そんなこと言ってられない、なるべく日影を行こう。
だんだん暑くなってくる。 名鉄線と水路にはさまれた一本道がひたすら続く。 直射日光をよける日影はない。
水路を渡って、海側の工業地帯に入る。コンクリート護岸の川側上部が湾曲した波返しになっている。 やはり、昔はここが海岸線で、この護岸は海岸護岸だったのだ。
ずっと、内陸部を走ってきたが、やっと海に出た! 解放感がすばらしい。
新舞子マリンパークのブルーサンビーチ、四日市の手前で砂浜が消えて以来の砂浜だ。 といってもここは埋め立て地、人工海浜ですけどね。 砂浜で若者がビーチラグビーをしている。すごいタフな人たち。
新舞子埋め立て地の西端から、四日市方面を望む。 工業地帯の向こうに鈴鹿山脈が見られる。
美しいビーチを後にする。 風は無い、風車は止まっています。 暑さがますます厳しくなってきた。
ここからが、本来の海岸線、所々砂浜も見られる。
海岸堤防を走る。 所々に砂浜が見られるが、津~鈴鹿間のような豊かな砂浜は見られない。
ここから先が埋め立て地の「りんくう町」、空港建設にあたり陸側も大幅に埋め立てられた。 昔の地図を見ると常滑ボートが海に面している。 今は埋め立てられ、その前にイオンモールやコストコが展開している。
埋め立て地の堤防護岸を走る。 風は遮られ、コンクリートからの熱気がすごい。
りんくうビーチ、最近こういうのよくありますね。 HIEIZANとかTOBAとか。
左、名鉄空港線橋、右、中部国際空港連絡道路橋、あと少し、とっとと走って、名鉄でセントレアに行こう。
左の山地は知多半島の肘のところ(美浜町野間)、右は空港埋め立て地、その間やや右、遠くにうっすら見えるの朝熊山系と思うんですけど。
常滑港、今回はここまで。 暑い日だったが、30km弱の距離だったし、水分も十分補給し、それほどばてずにここまで来れた。
あ~いいな、こんな風に地べたを這いずり回っておらずに、飛行機に乗って海外旅行に行きたいよ。
ちょうど、離陸するところうまく撮れました。
これに乗って帰りました。 忍者高速船って、どういうこと?
おみやげにセントレアで世界の山ちゃんを買いました。