活動データ
タイム
14:52
距離
34.4km
のぼり
2725m
くだり
2723m
活動詳細
すべて見る月火で2連休。 何だかまったりテント泊に行きたい気分。と思っていたが火曜の天気思わしくない。月曜は持ちそうだったのでソロ日帰りで山に行くことに。 前からずっと行きたいと思っては躊躇っていた青薙崩れへ。 核心部は数メートルであるが、ガレガレで足を置いた足元から崩れ落ちて行くのが怖く非常に緊張感の強いられるルート。 自分の選択したルートは長くて日帰りではギリギリ日没くらいになってしまう? しかしヘッデンの時間から登るのはセンシティブである。もっと自分が速く歩ければ余裕が持てるのになぁ。。。 日曜仕事は忙しかった。 帰ってパッキングして1時間程仮眠して移動。まずは東河内温泉にMTBをデポ。 行動開始は5:00を過ぎてしまった。 時間に追われる登山はなるべくしたくはないが、今回はまったりする余裕は無かった。 鉄塔巡視路から無岳山までは休憩無し。 無岳山の山頂にてザックを下ろして座って休憩。でも時間が気になって5分程で先を急ぐ。 少し歩いていたら財布と鍵を入れたポーチを無岳山の山頂に忘れたことに気づく。慌てて引き返し取りに行く羽目に。 時間をロストしてしまった😭 青薙ノ肩からは一般道合流。 とても良い道になったので小走りしていたら倒木トラップに引っかかり派手に転ぶ。右手首を岩にぶつけて流血。放っておけば血が固まって止まるかな?と思っていたが一向に止まらず。暫く止血してキズパワーパッドの大きいやつを貼っておいた。 急ぎ過ぎてこれ以上ケガしてはならない。そんなこんなで小走りはやめた。 青薙山の山頂は気持ちの良いところ。 いつかのんびり再訪したいものである。 青薙分岐には山伏への道標。 ノスタルジーである。 分岐より先はまたバリエーション。 笹の葉っぱで滑りそうな激下りをひたすら下りると尾根が細くなりガレガレが見えてくる。 青薙崩れだ。 わたしの憧れで、恋焦がれた青薙崩れ。 何度か本気で行きたいと思っては調べていたけれど、自分の技量では難しいかな?とか、怖いから誰か行く時一緒に行こうかな?とか思って数年経っていた。 懸垂地点手前でハーネスとヘルメットを装備。懸垂支点の木にはトラロープやフィックスロープが巻いてあった。 支点に使えそうなのは赤いテープスリングのみ。セルフを取ってわたしも支点追加しておいた。 ここの懸垂では失敗したら大きく振られて登り返さなければならない可能性がある為、懸垂の登り返しの練習を事前に何度も復習して挑んだ。 斜めに下りていく為、足元を確認しながらの懸垂は気を遣う。ナイフリッジ核心の鞍部は片足の幅にも満たない。 慎重に足置きをして渡り切る。 1ピッチ懸垂して首にロープ束ねたまま進む。また懸垂しなければならくなったら厄介だ。だが、その先は懸垂が必要な程ではなかった。 無事に青薙崩れを通行出来た。 その先もバリエーションではあるが平和。小笹平なんて天国✨また今度ゆっくりテント持って行こう。 東河内源流とか辿りたいわ〜 イタドリ山でまた休憩。 ケガした右手首が痛い。血は止まっておらずキズパワーパッドはベロンと剥がれていた。 水で血を洗い流し、出てくる血はガーゼで抑えてテーピングでぐるぐる巻きにした。まるでリストカットした人みたい。 ヘルメットとハーネスも解除し先へ。 2重3重山稜な箇所もあってなかなか考えさせられる尾根だったが、最近はこういうのに慣れたのかルーファイを楽しんで進むことか出来た。 水無峠山の山頂標識は少し探してしまった。そこからは峠尾根を下降。 初めて鹿ノ子池も見ることが出来た。 鹿ノ子池から下は林業で人が入っていたからか?割と整備されている。が、急峻な下りにジグザグと道がつけられておりこれはこれで膝にキタ。 ヨレヨレになりながら日没前に東河内温泉に辿り着く。 そこには朝にデポしたわたしのMTBが待っててくれた♡ 東河内温泉から1時間ちょっとサイクリングして沼平に戻りましたー! MTBに乗って暫く経ったら日没して辺りは暗くなりましたが、県道60号まで登ったらMTBを降りて引くこともなく、ほぼ登り基調でしたが頑張れました。すれ違う車もゼロだったのでジグザグ登って行けたのは良かったです。 《最後に注意》 青薙崩れはロープ持参の懸垂下降が必須。 確保無しで行けちゃった人とか真似して静岡側のガレに誤って落ちたら死にます。また、山伏側から青薙山へ行く場合は登りになり中間支点取るところはありませんので更に難易度上がります。 年々侵食は進み人の記録もアテにはなりません。十分な装備を持って出掛け、全て自分の目で見て判断して通れるかどうか決めた方が良いかと思います。
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