開聞岳

2023.05.22(月) 日帰り

活動データ

タイム

03:36

距離

7.7km

のぼり

829m

くだり

828m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 36
休憩時間
20
距離
7.7 km
のぼり / くだり
829 / 828 m

活動詳細

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今月前半の第二次関西遠征の後、次の遠征予定は6月前半。 ちょっと間があくので一回くらいは何処かに登りに行こうかなと考えてた所、せっかく連休なのに関東近郊の天気予報は何処も傘マークで微妙。 何気なく見たANAの「トクたびマイル」。 なんと!以前から行ってみたかった鹿児島空港がこの時期で往復9000マイルで飛べるじゃないですか⁉︎ 以前から計画だけは綿密に練っていたのでその辺りは抜かり無し。 慌てて空席•ホテル•レンタカー等を調べる。 ミヤマキリシマが咲き誇る季節、問題は梅雨入り寸前の天候のみ。 この機会を逃したら次はいつになるかわからない。 微妙な天気予報で悩みに悩んだ結果、「前回の遠征と同様に予報が少し早まればかなりの好転が期待出来る!…はず…」と希望的観測で決行へ。 家族の了承も含め出発4日前に全てを手配して全く予定に無かった鹿児島へ、急遽1泊2日の弾丸ソロ遠征。 ちょっとしたトラブルも有り、登山に関係ない話が長くなりそうなので、この辺で読むのをやめて頂いても構いませんよ。 AM 4:30に自宅を出発。 羽田空港を離陸して空の旅を満喫し無事に鹿児島空港へ着陸…のはずが、多少ガスってるとは思いましたが滑走路が目視出来るくらいの着陸寸前で濃霧による視界不良で再上昇。 「当機は上空で待機し、天候回復を待ちます」とアナウンスが有り、強引にエアバスA321neoで錦江湾•桜島の遊覧飛行へ。 おいおい早く下ろしてくれよ、旅程がパンパンなんだよと思いながらも、本来は私の座席からでは眺められなかった桜島を上空から何度も堪能出来るおまけが… やっと着陸したと思ったら空港は大混雑。 立て続けに6機降りたので当たり前ですね。 もちろんレンタカーも大混乱。 今回、私がお世話になったレンタカーは3150円〜が売りの「サイコーレンタカー」。 この読み方だと鹿児島ゆえに「サイゴーレンタカー」だろ?と勝手にツッコミを入れながら到着の連絡を入れる。(因みに「おいどんレンタカー」はありました)  「はい、¥$%3☆*レンタカーです」 私「ん?サイコーレンタカーですよね?」 「はい、¥€%°#¥レンタカーです」 昨今のインバウンド対応と混乱のせいなのか外国人スタッフ?なのか「レンタカー」しか聞き取れない。 何度かやり取りして最終的に「サイコーですか?」「はい、サイコーです」と、いつぞやの新興宗教のようなやり取りをしてやっとレンタカーを手に入れ、目指すは薩摩半島最南端の開聞岳へ。 この時点で計画から1時間強の遅れ。 今回の計画は霧島連山の2座と開聞岳&桜島観光を分けて1日ごとに計画。 どちらにもアクセス可能な鹿児島市に宿泊。 どちらかと言えば霧島連山がメインなので天候が期待出来る2日目に霧島連山、1日目は開聞岳と桜島観光。 ただ、この1時間強の遅れで桜島観光は厳しい。 この日の計画を再検討しながら途中、南九州市知覧を通過。 ここは80年近く前、多くの未来ある優秀な若者達が「特攻隊」として飛び立って行った地。 桜島観光に代えて知覧特攻平和会館に立ち寄ろうかとも思いました。 ここは日本人であるなら生涯に一度は訪れなければならない場所の一つと思っています。 ただ、ここに立ち寄るなら時間制限を設けずじっくりと歴史に触れたい。 そして二度と戻れない任務に向かう若者たちの思いや送り出す側の思い、そんなものに触れてしまったら涙が止まらなくなり登山なんてどうでも良くなって登山遠征が日本の歴史に触れる心の旅に切り替わってしまいそうなので後ろ髪を引かれる思いでスルー。 鹿児島は季節や天候等を考慮しなければ来れる機会はあるので、必ずここを目的に心の旅で再訪します。 そして道中、いよいよ視界に開聞岳の姿が。 綺麗な円錐形で薩摩富士と称され、存在感が際立ってますね。 特攻隊は知覧の基地を離陸した後、開聞岳の勇姿を最後の本土の姿として目に焼き付けて沖縄戦線へ向かったそうです。 標高こそ低いですが確かに目を惹きます。 自宅を出発して約7 時間半。 やっと開聞岳の登山口、かいもん山麓ふれあい公園に到着。 車から降りて最初に感じたのは南国特有?梅雨入り寸前?だからなのか亜熱帯を思わせる独特な高温多湿な空気。 曇り気味ですがいちばん気温が高い時間帯に登って降りてこなければならない。 実際の数値以上に厳しくなる予感。 開聞岳の登山は単純。 登山道は一つしかないので、ただ登って降りて来るだけ。 この時期は鬱蒼とした樹林帯をひたすら登る。 途中2箇所ほど景色が開ける場所はありますが98%は薄暗い樹林帯といった感じ。 7号目付近から岩場が多くなり斜度も急に。 時折り「何か動いた⁉︎」と思ったらだいたいはでかいトカゲかヘビ。 一度登れば満足ですね。 あとは周りから独特な山容を愛でる山ですかね。 山頂から特攻隊が通過したであろう北西側の空を眺めて、生まれたのが平和な今の時代で良かったと感じました。 かいもん山麓ふれあい公園 駐車場=無料、トイレ•売店有り(飲み物•カップ麺•菓子等)

開聞岳 いつも安全運行•約35分で空港まで届けてくれるエアポートリムジン。
これのおかげで帰りの空港で優雅な時間が過ごせます。
早朝5時から運行して頂きありがとうございましす。
いつも安全運行•約35分で空港まで届けてくれるエアポートリムジン。 これのおかげで帰りの空港で優雅な時間が過ごせます。 早朝5時から運行して頂きありがとうございましす。
開聞岳 鹿児島へ出発!
シートマップが3列×3列だったのでB737と思っていたら新しい機材のエアバスA321neoでした。
エンジン音も静かで振動も少ない気がします。
全席モニター付きで乗り心地も良い!
鹿児島へ出発! シートマップが3列×3列だったのでB737と思っていたら新しい機材のエアバスA321neoでした。 エンジン音も静かで振動も少ない気がします。 全席モニター付きで乗り心地も良い!
開聞岳 だいぶ雪が溶けてきた富士山。
今年は行けるかな…
だいぶ雪が溶けてきた富士山。 今年は行けるかな…
開聞岳 朝靄の南アルプス。
北岳山荘を予約してますが行けるかな…
朝靄の南アルプス。 北岳山荘を予約してますが行けるかな…
開聞岳 雲海の向こうに霧島連山。
そして鹿児島空港へ着陸体制。
雲海の向こうに霧島連山。 そして鹿児島空港へ着陸体制。
開聞岳 と思ったら着陸を断念して急上昇。
「降ろしてくれー」と心の叫びとは裏腹にどんどん高度が上がっていく。
と思ったら着陸を断念して急上昇。 「降ろしてくれー」と心の叫びとは裏腹にどんどん高度が上がっていく。
開聞岳 桜島、奥に霧島連山。
桜島、奥に霧島連山。
開聞岳 前方にJAL機、下方にスカイマーク機も旋回中。
前方にJAL機、下方にスカイマーク機も旋回中。
開聞岳 4周くらいは旋回したでしょうか。
早く降ろしてくれよー。
4周くらいは旋回したでしょうか。 早く降ろしてくれよー。
開聞岳 桜島を通過し、5番目の順番で着陸へ。
息子から「1人で飛行機で遠くに行くなんて大冒険だねー」と言われ、そういえば昔「冒険野郎マクガイバー」というドラマが好きだったな〜。
あの頃は「特攻野郎Aチーム」や「ナイトライダー」
「エアーウルフ」「マイアミバイス」等、面白い洋物ドラマがいっぱいあったなとか思い出してました。
桜島を通過し、5番目の順番で着陸へ。 息子から「1人で飛行機で遠くに行くなんて大冒険だねー」と言われ、そういえば昔「冒険野郎マクガイバー」というドラマが好きだったな〜。 あの頃は「特攻野郎Aチーム」や「ナイトライダー」 「エアーウルフ」「マイアミバイス」等、面白い洋物ドラマがいっぱいあったなとか思い出してました。
開聞岳 レンタカーですぐに高速道路へ。
途中、桜島SAで昼食。
黒豚らーめんセット。
レンタカーですぐに高速道路へ。 途中、桜島SAで昼食。 黒豚らーめんセット。
開聞岳 薩摩半島を南下、目の前に開聞岳の勇姿が。
薩摩半島を南下、目の前に開聞岳の勇姿が。
開聞岳 サクッと登って戻りたい。
サクッと登って戻りたい。
開聞岳 紫陽花が満開。
やはり南国、季節が少し早いですね。
紫陽花が満開。 やはり南国、季節が少し早いですね。
開聞岳 ロードを歩いて2合目登山口へ。
ロードを歩いて2合目登山口へ。
開聞岳 基本的にこんな感じの樹林帯を登ります。
ここはまだ明るい方。
基本的にこんな感じの樹林帯を登ります。 ここはまだ明るい方。
開聞岳 鬱蒼とした感じ。
鬱蒼とした感じ。
開聞岳 4合目はベンチあり。
4合目はベンチあり。
開聞岳 シダ?このような植物に興味が有れば楽しいでしょうね。
シダ?このような植物に興味が有れば楽しいでしょうね。
開聞岳 最初の展望ポイント。
屋久島が見えます。
最初の展望ポイント。 屋久島が見えます。
開聞岳 ひたすら樹林帯。
ひたすら樹林帯。
開聞岳 少し岩場が出てきます。
少し岩場が出てきます。
開聞岳 7号目。
7号目。
開聞岳 この辺りから岩場に!
この辺りから岩場に!
開聞岳 スルー。
スルー。
開聞岳 樹林帯…
樹林帯…
開聞岳 岩だらけに。
岩だらけに。
開聞岳 もうちょい。この先が2回目の展望ポイント。
もうちょい。この先が2回目の展望ポイント。
開聞岳 梯子も有り。
梯子も有り。
開聞岳 あと52m、距離?標高差?
この辺りは急角度の岩場ですが、正確に測ってるのでしょうね。
あと52m、距離?標高差? この辺りは急角度の岩場ですが、正確に測ってるのでしょうね。
開聞岳 山頂に到着。
湿度が高くて、何処かで雨に降られましたか?…というくらい滝汗で全身ビシャビシャ。
山頂に到着。 湿度が高くて、何処かで雨に降られましたか?…というくらい滝汗で全身ビシャビシャ。
開聞岳 この石、本当に形がそっくり。
この石、本当に形がそっくり。
開聞岳 池田湖が見えますが、「イッシー」はどうなったのかな?
池田湖が見えますが、「イッシー」はどうなったのかな?
開聞岳 当初の予報は雨だったので、降られなかっただけで充分ですね。
全身ビシャビシャではありますが。
当初の予報は雨だったので、降られなかっただけで充分ですね。 全身ビシャビシャではありますが。
開聞岳 さあ下山します。
指宿方面ですね。
さあ下山します。 指宿方面ですね。
開聞岳 お疲れさん。
お疲れさん。
開聞岳 もっと暑くなったら更に厳しくなりそうです。
もっと暑くなったら更に厳しくなりそうです。
開聞岳 時間的に桜島観光は厳しいので、こちらの駅へ。
時間的に桜島観光は厳しいので、こちらの駅へ。
開聞岳 鹿児島市まで戻ってきて本日のお宿へ。
天文館のど真ん中。
もちろん大浴場にサウナ&水風呂付き。
鹿児島市まで戻ってきて本日のお宿へ。 天文館のど真ん中。 もちろん大浴場にサウナ&水風呂付き。
開聞岳 夕食は楽しみにしてたトンカツ屋さんへ。
鹿児島市では超有名なお店。
あの「世界のワタ◯」も唸ったとか… 
幸運にも待たずにカウンター席へ座れました。
その後は行列。
夕食は楽しみにしてたトンカツ屋さんへ。 鹿児島市では超有名なお店。 あの「世界のワタ◯」も唸ったとか… 幸運にも待たずにカウンター席へ座れました。 その後は行列。
開聞岳 ハイボール頂きます。
長い1日でした。
ハイボール頂きます。 長い1日でした。
開聞岳 上ロースカツ定食が一番人気?
周りの方々もほぼ上ロースカツ定食を注文してる様子。
私は盛合せ定食「竹」を注文。
上ロースカツ定食が一番人気? 周りの方々もほぼ上ロースカツ定食を注文してる様子。 私は盛合せ定食「竹」を注文。
開聞岳 ハイボールおかわり。
ハイボールおかわり。
開聞岳 盛合せ定食「竹」到着。
ヤバいボリュームです。
ロースカツと海老2本のはずが、海老が半身+ヒレカツが付いてます。
盛合せ定食「竹」到着。 ヤバいボリュームです。 ロースカツと海老2本のはずが、海老が半身+ヒレカツが付いてます。
開聞岳 車海老のようですが、かなりデカい⁉︎
車海老のようですが、かなりデカい⁉︎
開聞岳 ロースカツは厚さ3cmはあるでしょうか。
ロースカツは厚さ3cmはあるでしょうか。
開聞岳 海老ば伸ばしたら割り箸よりも長いです。
頭から尻尾まで全部食べれちゃいました!
海老ば伸ばしたら割り箸よりも長いです。 頭から尻尾まで全部食べれちゃいました!
開聞岳 なんとか完食してお腹も満たされたので、夜の天文館を散策。
なんとか完食してお腹も満たされたので、夜の天文館を散策。

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