41回目の黒髪山開き

「昔は」の枕詞で始めると年寄りの思い出話になるが、昔は山開きにヘリコプターの来よったとさい。 当時朝日新聞の後援もあり、周辺市町などからの来賓もあって、盛大だった。 当方も子供がまだ小さいころ初めて山開きに樹林の中を登っていると、頭上でヘリの爆音がして、追いかけるように登ったものの新聞社のヘリは去ったあとだった、という記憶がある。 なんにしても41回になった。年は取りたくないが、あれはもう昔だ。 ここ三年コロナっていたので、昨年40回は「距離をとりつつ」こわごわ実施したが、今年は（「解除」というわけでもないが）ボーイスカウトの子たちも集まってくれて、いつもの賑わいが少しは戻ってきてくれたかな。 酒呑童氏のザックには今回も白いペンキを塗った道標が4枚入っているようだ。要所要所で設置や保守をやりながら歩くので、とてもゆっくりになる。ただ今日は風が冷たく吹き付けて冷えてきたので、仲間は待ちきれずに先を行く。 このところ登山者が増えているようだ。竜門の駐車場は平日でも車が多いのだ。ことしも平和で静かな山であってほしいものだ。たくさんの人がいるのは楽しいことだが、遭難騒ぎはまっぴらだよ。みんな気をつけて歩いてくれよ。