4歳児と行く三毳山中岳

娘が「山に行きたい」と言う。 娘のそれは、半分は「車の中で、お母さんに怒られずにiPadで動画を見まくりたい。山のてっぺんでローソンのからあげくんを食べたい」という意味なのだが、それでも父は感涙にむせびつつ、いそいそとパッキング。 天気も良いので、大小山へ行こうかと出発したが、やっぱり行ったことのないところに行こう！ということになり、急遽三毳山へ。 麓に栃木花センターがあり、山も整備されているし、子どもの公園もあるらしいので、ちょうどよいかな、と。 東口の花センター側から入ったので、駐車場はほぼ満車。山もカタクリが見頃とあってタウンファッションの人も含め人が多い中、親子で登山ウェアに身を固め、明らかにガチ勢な雰囲気を醸しつつ入山。 道も登山道とは別にアスファルトの道が整備されており、埼玉県民的には宝登山と森林公園をミックスしたような趣。 ガチ勢、この趣に完全に油断し、どこを目指すかも決めず適当に登り、普通に道に迷う。そういえば普通に初心者だった。 結果、大回りしての中岳、ということになったが、娘は着実に歩けるようになっており、今日も自力完登。 歩ける距離も徐々に伸びている。 頂上でお昼を食べた後、下り始めるや娘は「うんちしたい」と言う。 三毳山公園は、雰囲気的にその辺でするのははばかられる。僕というより娘が。 もう恥ずかしいとか思うようになったのね。 親子で猛ダッシュで下山。なんかいつもこんなだな。 娘は「お尻をフリフリすると少し我慢できる」と妻に教わった通り、お尻をフリフリしながら必死に降る。かわいいけど危ないからやめなさい。 カタクリの花などで便意が多少散ったことも幸いし、何とかセーフ。トイレに駆け込む。 そういえばいそいそパッキングしたせいでパンツの替えとか忘れてた。危ない危ない。 父は娘の頑張りに気をよくして、登山終了後も、フラワートレイン(SL風の園内バス)に乗って、わんぱく広場で遊んで、ソフトクリーム食べて、と大盤振る舞い。 帰宅後、父めっちゃ疲れてぐったり。娘なぜか元気。 そういうものよね…。 今日も楽しかった。ありがとう。