燕岳と燕山荘（2日目）

山小屋の朝は、早くからガサゴソとうるさいもんなんですね。前日は21時までコンサートで、寝付いたのは22時前でしょう。でも、朝3時には、そこら中で人が動いてます。お陰で、5時間程度しか寝ていません（前日も睡眠不足なのに）。 とりあえず、ご来光前までは布団の中で身体を休めておきます。ご来光を拝みに、朝食をとるのを兼ねて、食堂に行きます。昨日とはうって変わって、天気は良く、富士山と初の雲海を見て、来て良かったと思えた瞬間でした。 身支度を整えてると、同室の方が今から燕岳登って、中房温泉9時40分発のバスに乗るのは、難しいよ（標準時間ピッタリ）と言われて、頑張ってみようと思いました。その方も同じコースを選択したとのことで、多分一緒に燕岳に行って、下山したかったのですかね〜 昨日は全く姿すら拝めなかった燕岳に、ザックはデポして、手ブラで登頂しましたが、ご来光を山頂で見た沢山の方とのすれ違いには、中々進めず閉口してしまいました。 燕岳山頂では、なんとか槍と穂高連峰を写真に収めようと、佇んでいたのですが、狭い山頂なので、どんどん人が登ってきて、渋滞を発生させてしまい、やもおえず下山しました。その後も所々に止まって、アルプスの眺望を堪能しました。 燕山荘に戻ってきて、必要な荷物を持って、バスに間に合う様に一気に下山です。途中、富士見ベンチ辺りから、若い女性が同じペースで下山してきて、登って来る登山者を待つ間、少しだけ話しをしました。もう少し年齢が高ければ、話題とかも合うのでしょうが、若い子に話しかけ過ぎるのは失礼かと思い、連絡先も聞けず、後で少しだけ後悔しました（旅の恥はかき捨て、でも良いじゃん）。 バスの出発30分前には、無事に登山口に着いて、余った行動食と非常食でエネルギー補給をしました。その後、バスで車の置いてある旧しゃくなげ荘の無料駐車場に向かいますが、途中でカモシカがこっちを見て、また来いよって言ってくれました(笑) 最後に、しゃくなげの湯に浸かって、2日間の垢と疲れを癒しました(^^)