活動データ
タイム
01:42
距離
5.4km
のぼり
584m
くだり
586m
活動詳細
すべて見る久しぶりの平日休み。 自宅で妻子を送り出して、家事を済ませると、ピーカンの登山日和。 図書館から借りてきた今村翔吾の塞王の盾と、米澤穂信の黒牢城は、また別の日に。 群百強化月間なので未踏ピークの踏破数を増やすべく、一路、国道17号線を北に向かう。 今回登る戸神山は、関越自動車道で谷川界隈へ向かう途中、沼田ICを過ぎた辺りで見えてくる綺麗な三角錐をした小さな里山。 別名、石尊山とも呼ばれている信仰の山だ。 群馬県は、東毛、中毛、西毛、北毛の4つのエリアに区分けされるが、東毛の吾妻山、中毛の水沢山と並んで、この戸神山は北毛の人に愛されるトレーニング場になっている。 それだと、西毛のトレーニング場が無いじゃないかと気付いたあなた。 西上州はエリア内の山々それぞれがトレーニング場と言えるだろう。 戸神山登山口は墓地の駐車場にもなっているようで、15台ほどの車が駐車でき、仮設トイレも設置されている。 歩き出して間もなく、木彫りの動物達が登山道脇に置かれており、目を楽しませてくれる。 また、途中から人馴れしたヤマガラが餌を求めてか、枝から枝へと飛び移り、手を伸ばせば届きそうな距離感で、ずっと付いてきて可愛い。 途中、直登するルートと迂回ルートに分かれるが、迷わず直登ルートを登っていくと、ちょっとした岩場が出てくる。 過去には金鉱山として採掘されていたこともあるようで、なかなかアスレチック感があって楽しい里山だ。 ただ、厳冬期なのにポカポカ陽気なこともあって、ジワリと汗が滲み出してくる。 山頂に着くと、目の前には武尊山の大眺望。 後ろを振り返れば、赤城山に子持山、そして獅子岩も見える。 お昼時なこともあって、3組の先行者。 それぞれが山でのランタイムを楽しんでいる。 戸神山のピストンだけだとちょっと物足りないので、その先の高王山まで足を伸ばしてみる。 北斜面の登山道には雪が残っており、朝方だと氷結していると思われるので、チェーンスパイクを装着した方が無難かもしれない。 高王山の山頂は、某ローカルテレビ局の中継台となっており、昔は山城が築かれた事もあったようだ。 ここから登山口までピストンして1時間40分ほど。 水沢山と同じくらいで、丁度良い距離感だ。 下山後は、ちょっと遅めのランチタイム。 沼田IC近くの「くれそん」でハンバーグランチでも食べようと向かってみたところ、生憎の定休日。 この時間からだと、王道過ぎる感はあるが、往路で営業しているのを確認していたモツ煮日本一と謳われる永井食堂1択だろう。 永井食堂、この店で1度やってみたかった小さな小さな野望がある。 縦置きに置かれるトレイを横向きにする事だろうと思ったアナタ。 なかなか永井食堂通だが、それは既に実行済みで、女将から直ぐに指摘されてしまっている。 正解は、ほとんどの客がもつ煮定食を注文する中、高らかにラーメンのみを注文すること。 320円という昭和感を残したままの破格の価格設定なこともあって、なかなか単体での注文は憚られる雰囲気がある。 意を決して、オーダーを取りに来た店員さんに「ラーメン」と宣言したところ、いったんバックヤードへ戻る店員さん。 直ぐに材料切れだと言われ、見事にちっちゃな野望は玉砕するのであった。 仕方なく注文したいつものモツ定は、刻み葱と相まって、いつもよりほろ苦い味がしたことは言うまでもない。
活動の装備
- スポルティバ(LA SPORTIVA)ウルトララプター2 ミッド GTX
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