活動データ
タイム
01:46
距離
21.9km
のぼり
183m
くだり
148m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る葛城山を抱える大阪から奈良にかけての金剛山地一帯と、大阪から和歌山にかかる和泉山脈、この一帯を「葛城」と呼び修験の聖地になっていて、世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験の二大聖地」と称され日本遺産にもなっている。ここに開祖が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚があり、そこを巡る旅としてヤマップがコラボしてデジタルバッジを発行している。せっかくなので登山の合間で周れるだけ周って見た この28経塚は南北広範囲に点在していて、片手間で周れる距離ではないので、今回の目的の山近辺の経塚4ヶ所だけ訪れてみる事にした。 昨日、皆小山と竜王山を登り奈良の宿に泊まった。宿は奈良の世界遺産「春日大社」のすぐ近くで、宿に到着した時は周辺はごった返していた。そう「春日大社若宮おん祭り」が行われていたのだ。平安時代から途切れる事が無く続いている例祭で887回目のお祭りだ。真夜中に行われる厳粛な神事や、「遷幸の儀」から始まり昼からは平安から江戸時代に至る古式ゆかしい時代行列である「お渡り式」が奈良市街を練り歩く。夜少し散策したがとても賑やかだったが、そこは今回省略するが、翌朝奈良八景にもなっている奈良公園の猿沢池から望む興福寺と、春日大社方面、その背後の春日山のシルエットがとても美しかったので今回のカバー写真にした。 葛城修験の経塚を周ったのは4ヶ所だったが、どこも派手さは無くひっそり佇む神社という感じ。ただ、修験道の真髄はこれらの経塚や行所をめぐる山林・山岳修行なので、どこも山の中や麓に位置していて結構周るのは大変で、分かりづらい場所もあり今回の4ヶ所を探すのも結構苦労した。でも4か所を訪ねてなにか神聖な気持ちになれたような気がするし、見知らぬ土地を訪ね歩く面白さを味わう事も出来た。
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