【アクセス】 国道41号線から猿倉山を目指すと駐車場が登山口となります。 【お天気】 曇り 【感想/記録】 12月にもなると北陸地方のお天気は冬型となり曇り、雨、雪の日が続きます。家にばかりいると身体がなまってしまいますので、富山市からサクッと行ける低山の小佐波御前山にトレーニングを兼ねて行ってきました。登山口の猿倉山森林公園(旧猿倉山スキー場)の駐車場から出発します。ここに来るのは初めてでしたが、登山道は階段として良く整備されており、ピクニック気分で歩けます。しかし登山道は濡れた落ち葉や木の根と、滑りやすい粘土質土壌のため、滑りやすい条件が揃っていますので注意が必要です。猿倉山山頂の展望施設、風の城から御前山(標高559m)まではサクッと行けます。しかし、御前山を下って林道に出でからの分岐点でコースを間違うという痛恨のミスで時間を少しロス。元に戻って小佐波御前山を目指します。 小佐波御前山山頂付近は一昨日に降った雪が目立ってきましたが、積雪は数センチだったので持ってきた軽アイゼンを使うことなく頂上にまで行けました。山頂は標高が754mなので気温は約4℃とちょっと寒いですね。山頂にはちょっとした広場と避難小屋までありますので、昼食を食べるのにもちょうど良いです。今回は難小屋の中を覗いただけで利用せず、近くの展望台に行こうとしましたが、また場所を間違えてしまい、展望台にはたどり着けませんでした。お天気が良ければ立山も見えるそうですが、曇りだったので下山しました。 帰りは積もった雪で滑らないように注意しつつ、途中に奇岩が見られるという、獅子ヶ鼻まで足を延ばすとガスっていたので、ちょっとした深山幽谷っぽい風景や奇岩の獅子ヶ鼻、神通川沿いの景観も見られてラッキーでした。せっかく重り代わりにストーブと水を持ってきたので、御前山山頂でコーヒータイムとしました。この後も順調に下山して無事猿倉山駐車場へ到着。途中は道に迷ったりして予定よりも時間がかかりましたが、運動不足の解消には半日で行けるちょうど良いコースでした。 【注意点】 季節柄熊除け鈴は必須です。 【コース状況】 整備された登山道と一部林道上を歩く箇所もあり、特に危険箇所は無いと思います。途中にいくつかの分岐点がありますが、案内はやや不十分なので、地図やGPSがあれば分かりやすいと思います。御前山山頂付近までは林道があり車でも行けます。小佐波御前山山頂付近にはトイレが併設されたきれいな避難小屋があります。
猿倉山駐車場から出発。
階段を上ると猿倉山山頂の展望施設、風の城。
雲は多めでしたが富山平野が一望できます。
舗装された登山道を行きます。
登山道は階段としてキレイに整備されています。
御前山に到着。
林道の分岐点を間違えて右側を下る痛恨のコースミス。正しくは右側手前を行きます。
左側を進んで行きます。
左に行くと獅子ヶ鼻へ行けます。
小動物の足跡。
自分の足跡と較べてみましたが、この大きさは熊? (´Д`)。
イノシシの足跡かと思いましたが、たぶんカモシカのようです。
小佐波御前山山頂付近が見えてきました。
登山道に雪が増えてきました。
雪道を進んで行くと。
小佐波御前山山頂(754m)に到着。
富山平野がよく見えます。
この特徴的な足跡はウサギです。
雪がつもった山頂の広場。
山頂付近にある避難小屋。
避難小屋の中や併設されたトイレもきれいでした。
展望台を目指します。
が、たどり着けなかったので、灌木に遮られて眺望はダメでした。
戻ります。
展望台からは晴れているとこんな景色が見えるそうです。
帰りには獅子ヶ鼻に立ち寄りました。
オォー、ガスっていて標高の高い山に来たみたい。
深山幽谷っぽい雰囲気ですね。
撮影時には気づきませんでしたが、拡大するとカモシカに見られていました。
ガスで展望がききません。
が、ガスっていると幻想的です。
この奇岩が獅子ヶ鼻だそうです。
万が一滑落すると即アウトです。
日が差してきました。
眼下の神通川沿いの風景。
さらに神通川沿いの奥を撮影。
ガスが少し晴れてきたようです。
景色を堪能したので戻ります。
コースミスしたポイントには小さな看板がありました。
御前山山頂でコーヒータイム。寂れた建物にはサイケな落書きが。
神通川から奥には富山平野が見えます。
紅葉が美しい季節に来ると素晴らしい眺望が得られそうです。
この活動日記で通ったコース
猿倉山-御前山-小佐波御前山 往復コース
- 04:24
- 8.3 km
- 645 m
- コース定数 17