男体山登山

2022.06.25(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:57

距離

8.3km

のぼり

1240m

くだり

1239m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 57
休憩時間
10
距離
8.3 km
のぼり / くだり
1240 / 1239 m
1 39
1
1
22
1 27

活動詳細

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学生の頃から実家の裏山で眺めていた男体山に挑戦。 憧れの山なので気合が入る。 その前に、山の管轄が神社のものとなっているらしく登山料が1000円程支払う事に。 何をするにも金金と、遂に山に入るだけでも金がかかる様では百名山踏破なんてした日には素寒貧になっているかもしれない。 登山ルートは登るにつれて特色が変わっていくのが面白かった。 3合目くらいまでは森の斜面を登る。 これは湿気が多く、谷底程ではないがなんとなくじっとりとした雰囲気がした。 4合目までは舗装路となっており、とても歩きやすかった。 ここくらいまでは木もカエデやシデなどが目立っていた。 6合目までは岩がちな山道で足の置き場所に中々苦慮した。 なんと言っても膝の負担がとても大きかった。 8合目あたりまでで森の中ではあるがガレ場のようになっており、転がっている石も石というより岩のようであった。人の上背を超えるものがいくつもあった。 頂上付近は黒赤色の岩が転がっており、地面は赤土であった。溶岩の成れの果てという事だろうか、中々景観に特徴があったと思う。 この辺りからは木も生えておらず、下界を一望できた。 中禅寺湖とその向こうに半月山、社山が見える。 手前の岸は見えなかったが、流石に素晴らしい景観であった。 残念ながら湯の湖と戦場ヶ原は見えなかった。これは大真名子山方面から登らないと見えないのだろうか、少し残念だった。 頂上には社やら彫像やらが置いてある。彫像の方には二荒山大神とある。聞いたことのない神様だが、烈しい顔立ちをしているのが印象的だった。 山頂には大きな刀が切先を天に向けて突き刺さっている。 これは2012,3年ごろに新しく作られたもので、いわゆる二代目だそうだ。初代は折れて朽ちてしまい、今はもう宝物殿に安置されているらしい。 軽く栄養補給と休憩を取ってから下山を開始する。 4合目まで戻るのが非常に苦しい下山だった。 岩がちな登山道が辛く、さりとて狭い登山道ゆえあまりのんびりしていると後続の方に迷惑もかかる。 心理的に急ぎ足になったのもいけない、膝が痛くて痛くてたまらなかった。 下山後の湯本温泉を思って何とかまとまった休みを取らずに下山する事ができた。 上り下りしている間は足を動かす事で精一杯だったが、二荒山神社についてから感慨のようなものがじんわりと浮かんできた。 子供の時からの憧れの山にようやくこれた事、車も金も全て自分で用意したものである事、人生の数多くある節目の一つだな、とそう思えた事が嬉しくてたまらない。 とても良い日だった。

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