活動データ
タイム
06:33
距離
15.3km
のぼり
1073m
くだり
1247m
活動詳細
すべて見るGW後半 子供の日に子供たちをほったらかしてソロ登山! JR可部駅から研修センターまでバスで移動(9:02発 9:15着これが始発) 福王寺山までは割と緩やかで、新緑と鳥のさえずりに囲まれ気持ち良く登れました。 福王寺は思ったよりも立派な伽藍で驚きました。杉の巨木も4本あり歴史を感じます。 金亀池には鯉や亀がいて癒されます。こんな高いところに池があるのは不思議ですね。 誰もいなくて貸し切り状態でゆっくりと参拝することができました。 螺山(にしやま)の登山口から入ってしばらくはルートが少しわかりにくいところもあるので注意してください。 思いのほか急登でしたが山頂からは可部市街地が見えホッと一息つきました。 茶臼山山頂はどうみても山城跡のような地形(堀切など)でしたが案内板などはありませんでした(後日しらべると神宮寺山城址とのこと)。以下詳細な縄張図がありましたので紹介します。 https://www.hb.pei.jp/shiro/aki/jingujiyama-jyo/ 柳瀬中央バス停で証拠写真をとってJRあき亀山駅(16:03発)までロード。歩道もなく道幅の狭いところもあり、交通量も思ったよりあるので暗くなってからの歩行は要注意です。 以下地質がらみなので興味ある方はどうぞ。 以前紹介した地質図によると#10福王寺山は広島花崗岩の領域になるようですが、#11の螺山や茶臼山は玖珂層群相当層(三畳ージュラ紀:2-1.5億年前の地層)の領域となるようです。ルートにも所々縞模様のある石ころがありました(素人なので詳細不明)。 また、茶臼山から柳瀬に至る尾根は太田川が大きく蛇行した部分になり、尾根の両側に太田川が流れているという面白い地形です(木があり川はほとんど見えませんが。。)。このあたりは地形的には穿入蛇行とよばれるようです。可部から加計にかけての玖珂層群相当層を流れる流域は穿入蛇行のなかでも生育掘削蛇行とよばれるそうで、蛇行もスムーズで規則性のあるカーブを描いているそうです。山と川と地質が織りなす地形を利用した山城址を歩ける地味だけと面白いコースでした。 ウィキペディア「穿入蛇行」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BF%E5%85%A5%E8%9B%87%E8%A1%8C 中国山地の穿入蛇行 文献 https://www.jstage.jst.go.jp/article/grj1925/49/1/49_1_43/_pdf/-char/en
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