久連子周回。脊梁の山を行く人々には定番のコースながら、南側半分は未踏のコース。日帰りも含め何回か計画したのですが、今回やっと実現しました。行くにあたっていくつかの不安がありましたが、それを一つ一つ解消しながら歩き、景色と花々にも恵まれ楽しい登山となりました。コースについて教えて頂いた、星と焚火さん、yuyuさん、オレンジマンさんありがとうございました。 僕等の不安は以下の五つ。 ①ゴールデンウイークに下道何時間かかるんだろう ②奥座向の急登をテント泊装備で登れるか ③アセビの迷路は ④水場は大丈夫か ⑤比較的眺望の良い北山犬切の近くにテント泊適地はあるか ※野犬が出るとの情報 ①朝は仕事してからの10時過ぎの出発だったので、福岡脱出が大変でした。何とか山家~小郡~広川~立花と抜けてクリアしました。それでも6時間近くかかりました。やっぱり早朝出発が原則ですね。 ②これは大丈夫でした。ゆっくり登ればどうにかなります。ウードヤ山の方がきつかったかも。脊梁の山を里から登るとどのみち急登になります。年齢が行くと下りの方が気を遣いますね。久連子周回の定番は岩宇土山からと思いますが、今回はオコバ谷をつかいました。 ③アセビの迷路は大丈夫でした。泉・五家荘登山道整備プロジェクトの皆さん、ありがとうございます。全コース安心して歩けました。 ④水場は山犬切峠から東側に下り10分程度ということでしたが、僕等の足では15分近くかかりました。ただ、ゆるやかな下りで山芍薬が咲いていたので、気持ちよく歩けました。 ⑤バッチリでした。マットなしでも寝られるまではいきませんが、平らで過ごしやすい場所がありました。 ※一日目に唯一すれ違った方から、野犬が二匹いたとの情報。僕等は運よく出会いませんでした。
本日は佐倉荘より
夕食は山菜中心
名物カボチャスープ
筍もトマトも美味しい
こんにゃくのコロッケとヨモギとウドの天ぷら。これにプラスしてにんにくの爆弾揚げと山女魚の塩焼きと蕎麦とご飯が出る。満腹で嫁さんはバタンキュー(笑)
誰もいない久連子の里より出発っ! 今日の荷物は16~17㎏。多分弁当の分だけ相方の方が重いはず。
登山口は不安げ。荷物があるので、最初のトラバースに気を遣った。
ここからが急登
脊梁の山は稜線に出るまでは急登。 稜線に出ると
自然林となだらかな稜線歩き
小さなピークを一つづつ越えていく。
アセビの迷路もありますよ。
最奥には白髪岳
どこでもテントが張れそうです。これが脊梁の稜線
佐倉荘のお弁当にはきゅうりの浅漬けがついていた。
パンパンのお弁当。今回はミンチカツメイン。前回はポークチョップ。開けてのお楽しみ。
市房もよく見える。
高塚山。未踏の山です。
このあたりは、道標もヤマップもテープもなければ迷うところ。
山犬切あたりにはたくさん咲いています。ただ、すでに終わりかけでした。
白鳥山とちがって誰もいません。今日会ったのは一組(二人)だけ。時計回り周回(山犬切峠水場泊)でした。
水場は山犬切峠の旧林道を10分少々下ったところ。
発見。
嫁さんの双子の妹からのプレゼントのソーヤーを使います。
林道両側の山芍薬は蕾もまだありました。
今日のゴール。北山犬切
ミツバツツジを見ながら
テント設営。北山犬切と1621ピークの間です。
晩御飯は
スパゲティ2種。野沢菜ソース。
瀬戸内レモン+明太子
おっと、夕日の方向だけ晴れている。
スパゲティ持って移動
下福根に沈む太陽
面白いっ
ちょっと焼けてくれました。
鹿の角が落ちていました。2日間であった人は4人。あった鹿さんは20頭以上。いつものことです。
おやすみなさい。
んでおはようございます!峰越にはちょっと雲海。あっちは沢山いるんだろうな。
こちらはだれもいないミツバロードから
シャクナゲロード。
着いたぞー
国見岳と並ぶ脊梁一の絶景の山
国見岳方面
根子岳の頭とくじゅう連山
上福根山を通って
下ります。
オコバ谷の山芍薬は終わっていましたが、崖の上に少しだけ綺麗に咲いている花がありました。
久連子に到着です。奥座向の稜線が奥に見えています。
お疲れ様でした。
今回は前回食べれなかったイモ天を行きと帰りに二回いただきました。脊梁の山に抱かれる2日間。楽しく過ごすことが出来ました。