井戸口山→常光寺山

2018.03.31(土) 日帰り

今年の3月は登りたい山が3つあった…という話は前回の恩田大川入山のレポに書きました。3月最終日になってしまいましたが、3つ目の山にも登ることができました。それがこのルート。12月のバラ谷のレポに「スーパー林道が通行止めの間に登りに行こうと思っております」と書きました。結局スーパー林道の開通は4月13日に延期になったので3月中に登る必要はなくなりましたが、初志貫徹ということで登ってきました。 ルートはヤマレコにあるittaさんという方のレポ:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1119825.html これで行こうとほぼ決めていました。距離が長いのと大洞山への登りが少々オッカナイので、日が長くなり雪が溶けるのを待っていたら、こんなギリのタイミングになってしまいましたが。 そうそう、タイミングを図っていたらもうひとつメンドクサイことが。水窪に向かう国道152号線が崖崩れたらしく、対岸の旧道を走らないといけないそうです。しかも7時から19時は一部で片側交互通行となり最大30分待つことになるとか。もう雪もないだろうから今回はバイクを使用、行きは交互通行の時間帯ではないので152号旧道を走り、帰りは152号を避け、山住峠を越えて門桁~春野町経由…ということにしました。 [ナダクマシロ山!] 今回登る4つの山で、いちばん楽しみにしていたのが実はこの山。なぜかと言うと名前にクラクラ来てしまったからです。というのも最初にwebでこの山の名前を見た時に「ナンダシロクマ山」に見えてしまったのですね~。What's up, white bear?ですからね~。こう、頭をガツンとやられた感がありました。もちろん程なく見間違いだと気付いたのですが、勘違いでも恋に落ちてしまえば他人の忠告など耳に入らないものです(ちょっと例えがヘンかw)。 [で、登山道] 天竜スーパー林道周辺の4山を巡るルートなので、当然人工林が多めです。井戸口山なんかは頂上だってスギ林だし。でも井戸口山への登りや、ナダクマシロ山・常光寺山の周辺は自然林の部分もそれなりにありました。また、大洞山への登りも植林帯ではありますが、稜線に朝日が射し込みなかなかキレイです。井戸口山~常光寺山登山口の間は、国土地理院地図上には点線はありませんが、大概の稜線上にはちゃんと踏み跡があり、意外とスーパー林道そのものはほとんど歩かずに済みました。 ただ、約20kmの周回ルートなので距離だけでもタイヘンな上に大洞山・井戸口山・ナダクマシロ山の登りそれぞれに結構な急登区間があります。これと言ったエスケープルートもないので(山住神社でリタイヤすると、延々舗装路を下ることになる)、登ると覚悟を決めたら、周回し切る決意が必要かと思います。 [危険箇所] 大洞山への登りでは3ヶ所ほど高度感のある岩場があります。まぁ3点支持でもおぼつかないような場所ではないので、難易度は高くないです。 また、これは危険箇所ではありませんが、ルートの最後はきっと皆、林道のつづら折りを延々と歩くのがイヤで、スギ林を直降りしたくなると思います。整備もされていない、枯れ枝だらけの急降下なので、スッ転げないよう注意が必要です。 [眺望] 大洞山周辺には眺望のある場所はまったくなし、井戸口山頂上の直前でようやく南側が開けた伐採地に出ます。あとは井戸口山~常光寺山登山口の天竜スーパー林道上、ナダクマシロ山頂上のすぐ南のガレ場、常光寺山頂上に展望ポイントがあります。いちばんいい眺めなのは間違いなく常光寺山頂上ですが、もう暖かくなり景色が霞んでしまったのが少々残念。秋口くらいにスーパー林道上の常光寺山登山口に自転車を置き、臼が森から登って自転車に乗って帰ってくる…というルートなんか楽しそうです。そうだ、高根城から見た水窪の町並みも一見の価値ありです。 [気温・服装] Garminの温度センサによると井戸口山までは4~6℃、そこから温度は上昇していき、スーパー林道上で8℃→18℃、常光寺山頂上では20℃、下山時15℃…と記録されています。今回は大洞山への登り途中でシャツを盗まれてしまったので(笑)、半袖Tシャツとダウンジャケットで温度調節というワケ分からん事態に陥ってしまいましたが、まぁそれで何とかなりました。 [今回の山行まとめ] せっかく日も長くなってきたので、そろそろ長めのコースでも問題ないかと思い、前から狙っていたルートを歩いて来ました。予想通り大洞山~井戸口山は落ち着いた雰囲気と少しの岩場、ナダクマシロ山~常光寺山は明るい登山道になかなかの眺望、それに間のスーパー林道区間も恐れていたほど冗長ではなく楽しい稜線歩きで、1日で3度オイシイ山行になりました。暖かすぎて景色は霞みがちでしたが、ゼイタクは言いません。3月中にこなしたかったミッションを3つとも無事クリアし、憧れのナダクマシロ山にも登れたし、大満足です。ただ惜しむらくは、このあと花粉症がちょっと最近なかったほどひどくなって苦しかった…というところですかね~。もうシーズンは終わったかと思っていたのですが、甘かったです。 [(初)水窪100山] 高根山(23)、大洞山(24)、井戸口山(25)、山住峠(26)、扇平山(27)、ナダクマシロ山(28)、常光寺山(29) [(初)静岡百山] 常光寺山(31)

3月31日当日のてんくら常光寺山の予報。文句なしの登山日和です!
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3月31日当日のてんくら常光寺山の予報。文句なしの登山日和です!

3月31日当日のてんくら常光寺山の予報。文句なしの登山日和です!

3時58分に浜松の自宅を出発、この写真は5時21分、相月トンネル手前にて撮影。ちなみに2月22日にバラ谷に登った時はマイナス4℃でした。
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3時58分に浜松の自宅を出発、この写真は5時21分、相月トンネル手前にて撮影。ちなみに2月22日にバラ谷に登った時はマイナス4℃でした。

3時58分に浜松の自宅を出発、この写真は5時21分、相月トンネル手前にて撮影。ちなみに2月22日にバラ谷に登った時はマイナス4℃でした。

今回のスタート地点となる林道立山線起点には5時23分到着。ブレてますね…。この林道は高根城という城へと向かう道でもあります。
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今回のスタート地点となる林道立山線起点には5時23分到着。ブレてますね…。この林道は高根城という城へと向かう道でもあります。

今回のスタート地点となる林道立山線起点には5時23分到着。ブレてますね…。この林道は高根城という城へと向かう道でもあります。

イマイチ腹が減っていないので、朝食もデイパックに入れ、とりあえず林道を進みます。時間に余裕がないので高根城に寄るかどうかは、この時まだ悩み中。

イマイチ腹が減っていないので、朝食もデイパックに入れ、とりあえず林道を進みます。時間に余裕がないので高根城に寄るかどうかは、この時まだ悩み中。

イマイチ腹が減っていないので、朝食もデイパックに入れ、とりあえず林道を進みます。時間に余裕がないので高根城に寄るかどうかは、この時まだ悩み中。

ここが本来の大洞山に向かう尾根筋のようですが、やはり高根城に寄ることにし、ここはスルーします。もし高根城から直接大洞山に登るルートがなければ、ここまで戻ってくる予定。まぁたぶん何とかなる、と思っていますが。

ここが本来の大洞山に向かう尾根筋のようですが、やはり高根城に寄ることにし、ここはスルーします。もし高根城から直接大洞山に登るルートがなければ、ここまで戻ってくる予定。まぁたぶん何とかなる、と思っていますが。

ここが本来の大洞山に向かう尾根筋のようですが、やはり高根城に寄ることにし、ここはスルーします。もし高根城から直接大洞山に登るルートがなければ、ここまで戻ってくる予定。まぁたぶん何とかなる、と思っていますが。

おー、あれが高根城のようですね。

おー、あれが高根城のようですね。

おー、あれが高根城のようですね。

ヤマザクラ、なんですかね?

ヤマザクラ、なんですかね?

ヤマザクラ、なんですかね?

林道横に空き地があり、水窪の奥の山々が見えました。左端はオオモウ山(1250m)、その右は観音山(1418m)。奥の熊伏山はガスで見えませぬ。

林道横に空き地があり、水窪の奥の山々が見えました。左端はオオモウ山(1250m)、その右は観音山(1418m)。奥の熊伏山はガスで見えませぬ。

林道横に空き地があり、水窪の奥の山々が見えました。左端はオオモウ山(1250m)、その右は観音山(1418m)。奥の熊伏山はガスで見えませぬ。

ここが高根城用の駐車場。道も別段荒れていないので、城を往復するだけなら車でここまで入ることができます。

ここが高根城用の駐車場。道も別段荒れていないので、城を往復するだけなら車でここまで入ることができます。

ここが高根城用の駐車場。道も別段荒れていないので、城を往復するだけなら車でここまで入ることができます。

先ほどの駐車場から城までは階段もある未舗装路ですが、まぁ10分もかかりません。

先ほどの駐車場から城までは階段もある未舗装路ですが、まぁ10分もかかりません。

先ほどの駐車場から城までは階段もある未舗装路ですが、まぁ10分もかかりません。

城の手前に「水窪百山」の山名表示が。本日7つ登った水窪百山の1つ目は高根山、実は水窪百山の中でいちばん低い山らしい。447m。

城の手前に「水窪百山」の山名表示が。本日7つ登った水窪百山の1つ目は高根山、実は水窪百山の中でいちばん低い山らしい。447m。

城の手前に「水窪百山」の山名表示が。本日7つ登った水窪百山の1つ目は高根山、実は水窪百山の中でいちばん低い山らしい。447m。

高根城は遠州・信州の国境警備を目的とした城だそうで、15世紀末には今川氏配下、1572年の三方原の戦いの時には武田配下の城だったそうです。

高根城は遠州・信州の国境警備を目的とした城だそうで、15世紀末には今川氏配下、1572年の三方原の戦いの時には武田配下の城だったそうです。

高根城は遠州・信州の国境警備を目的とした城だそうで、15世紀末には今川氏配下、1572年の三方原の戦いの時には武田配下の城だったそうです。

このあと歩くことになる稜線が見えています。真ん中少し右の双耳峰の右側(低く見える方)が常光寺山。

このあと歩くことになる稜線が見えています。真ん中少し右の双耳峰の右側(低く見える方)が常光寺山。

このあと歩くことになる稜線が見えています。真ん中少し右の双耳峰の右側(低く見える方)が常光寺山。

城というよりは砦といった風情です。

城というよりは砦といった風情です。

城というよりは砦といった風情です。

熊伏山しか登ったことないですね~。

熊伏山しか登ったことないですね~。

熊伏山しか登ったことないですね~。

先ほどの写真通り、左から大津山(1074m)、門谷矢筈山(1050m)、長尾矢筈山(1040m)、オオモウ山、観音山、熊伏山。

先ほどの写真通り、左から大津山(1074m)、門谷矢筈山(1050m)、長尾矢筈山(1040m)、オオモウ山、観音山、熊伏山。

先ほどの写真通り、左から大津山(1074m)、門谷矢筈山(1050m)、長尾矢筈山(1040m)、オオモウ山、観音山、熊伏山。

ツツジが咲いていました。

ツツジが咲いていました。

ツツジが咲いていました。

先ほどの駐車場の向かいから、ちゃんとピンクテープがありました。急坂ではありますが、ここから登れるならラッキーです。来た道を戻らなくて済みました。

先ほどの駐車場の向かいから、ちゃんとピンクテープがありました。急坂ではありますが、ここから登れるならラッキーです。来た道を戻らなくて済みました。

先ほどの駐車場の向かいから、ちゃんとピンクテープがありました。急坂ではありますが、ここから登れるならラッキーです。来た道を戻らなくて済みました。

ピンクテープと踏み跡は尾根ではない方へ続いていました。どこかから尾根に向かって斜面を登るのかも知れませんが、そうじゃなかったらイヤなので踏み跡とテープは無視して尾根を登ることにします。(なのでこの道をそのまま進むとどうなるかは不明)

ピンクテープと踏み跡は尾根ではない方へ続いていました。どこかから尾根に向かって斜面を登るのかも知れませんが、そうじゃなかったらイヤなので踏み跡とテープは無視して尾根を登ることにします。(なのでこの道をそのまま進むとどうなるかは不明)

ピンクテープと踏み跡は尾根ではない方へ続いていました。どこかから尾根に向かって斜面を登るのかも知れませんが、そうじゃなかったらイヤなので踏み跡とテープは無視して尾根を登ることにします。(なのでこの道をそのまま進むとどうなるかは不明)

登山道に入ってすぐダウンジャケットを脱ぎ、ここでペンドルトンのウールシャツも脱ぎます。この写真がこの緑のペンドルトンのラストショットになってしまいました…。

登山道に入ってすぐダウンジャケットを脱ぎ、ここでペンドルトンのウールシャツも脱ぎます。この写真がこの緑のペンドルトンのラストショットになってしまいました…。

登山道に入ってすぐダウンジャケットを脱ぎ、ここでペンドルトンのウールシャツも脱ぎます。この写真がこの緑のペンドルトンのラストショットになってしまいました…。

急登です。本来のルートではないし、仕方ないですね~。

急登です。本来のルートではないし、仕方ないですね~。

急登です。本来のルートではないし、仕方ないですね~。

本日の自分的日の出ポイントはココ。時刻は6時56分、標高724m。

本日の自分的日の出ポイントはココ。時刻は6時56分、標高724m。

本日の自分的日の出ポイントはココ。時刻は6時56分、標高724m。

大洞山の北尾根に出ました。ここで本来のルートに合流したはず。深南部おなじみの植林帯ですが、日が当たればキレイですね。

大洞山の北尾根に出ました。ここで本来のルートに合流したはず。深南部おなじみの植林帯ですが、日が当たればキレイですね。

大洞山の北尾根に出ました。ここで本来のルートに合流したはず。深南部おなじみの植林帯ですが、日が当たればキレイですね。

「静岡の山 日帰りコース158」というガイドブックに大洞山が紹介されています。ガイドに載っていた「アンテナ線」が現れました。時々コイツをくぐらなければならなくてちょっとメンドクサイ(笑)。そう言えば自分が歩いたコースには「鹿除けネット」はありませんでした。

「静岡の山 日帰りコース158」というガイドブックに大洞山が紹介されています。ガイドに載っていた「アンテナ線」が現れました。時々コイツをくぐらなければならなくてちょっとメンドクサイ(笑)。そう言えば自分が歩いたコースには「鹿除けネット」はありませんでした。

「静岡の山 日帰りコース158」というガイドブックに大洞山が紹介されています。ガイドに載っていた「アンテナ線」が現れました。時々コイツをくぐらなければならなくてちょっとメンドクサイ(笑)。そう言えば自分が歩いたコースには「鹿除けネット」はありませんでした。

岩場のヤセ尾根が何度も立ちふさがります。灰縄山に似ている感じ。あそこみたいに「手が滑ったら滑落」みたいな箇所はありませんけど、それなりにゾワゾワします。

岩場のヤセ尾根が何度も立ちふさがります。灰縄山に似ている感じ。あそこみたいに「手が滑ったら滑落」みたいな箇所はありませんけど、それなりにゾワゾワします。

岩場のヤセ尾根が何度も立ちふさがります。灰縄山に似ている感じ。あそこみたいに「手が滑ったら滑落」みたいな箇所はありませんけど、それなりにゾワゾワします。

アンテナがありました。

アンテナがありました。

アンテナがありました。

岩場の登りです。岩は結構シッカリしていて、実は浮石で持った瞬間スッポリ…ということもなく、高度感はなかなかですが楽しく登れました。ただ、下りたくはないかな…。

岩場の登りです。岩は結構シッカリしていて、実は浮石で持った瞬間スッポリ…ということもなく、高度感はなかなかですが楽しく登れました。ただ、下りたくはないかな…。

岩場の登りです。岩は結構シッカリしていて、実は浮石で持った瞬間スッポリ…ということもなく、高度感はなかなかですが楽しく登れました。ただ、下りたくはないかな…。

岩場を過ぎると、自然林になりました。朝日を浴びていい雰囲気です。

岩場を過ぎると、自然林になりました。朝日を浴びていい雰囲気です。

岩場を過ぎると、自然林になりました。朝日を浴びていい雰囲気です。

ここは結構長丁場の岩場でした。途中右側にロープがあり、それを片手で掴みながら登るような場所も。この写真は途中で上を見上げて撮ったもの。

ここは結構長丁場の岩場でした。途中右側にロープがあり、それを片手で掴みながら登るような場所も。この写真は途中で上を見上げて撮ったもの。

ここは結構長丁場の岩場でした。途中右側にロープがあり、それを片手で掴みながら登るような場所も。この写真は途中で上を見上げて撮ったもの。

これも岩場の途中から。東方向を撮影、左が常光寺山、右がナダクマシロ山。

これも岩場の途中から。東方向を撮影、左が常光寺山、右がナダクマシロ山。

これも岩場の途中から。東方向を撮影、左が常光寺山、右がナダクマシロ山。

1000m以下と侮ってはイケナイ。大洞山はなかなか歯ごたえのある山です。往復するには下りがオッカナイし、すると今回のコースを選びたくなるんですよね~。でもこれが周回20kmくらいあって。

1000m以下と侮ってはイケナイ。大洞山はなかなか歯ごたえのある山です。往復するには下りがオッカナイし、すると今回のコースを選びたくなるんですよね~。でもこれが周回20kmくらいあって。

1000m以下と侮ってはイケナイ。大洞山はなかなか歯ごたえのある山です。往復するには下りがオッカナイし、すると今回のコースを選びたくなるんですよね~。でもこれが周回20kmくらいあって。

えーっ、この岩場を登るの!?

えーっ、この岩場を登るの!?

えーっ、この岩場を登るの!?

…と思ったら右に巻道があるんですけど、

…と思ったら右に巻道があるんですけど、

…と思ったら右に巻道があるんですけど、

これがまたエライ急登で。

これがまたエライ急登で。

これがまたエライ急登で。

登りきったらようやく緩斜面になりますが、

登りきったらようやく緩斜面になりますが、

登りきったらようやく緩斜面になりますが、

直後に大洞山(930m)到着。登山開始からは2時間、高根城駐車場の取り付きからは1時間20分です。

直後に大洞山(930m)到着。登山開始からは2時間、高根城駐車場の取り付きからは1時間20分です。

直後に大洞山(930m)到着。登山開始からは2時間、高根城駐車場の取り付きからは1時間20分です。

ここで朝食を食べようとしたら、あーっ!ペンドルトンのシャツがない!さっき道に迷って灌木の間を歩いていた時、デイパックが何かに引っ掛かったような感じがしたんだよな~。私、山でちょくちょく落とし物をするんですが、山に持ち物を盗まれたのは初めてです。

ここで朝食を食べようとしたら、あーっ!ペンドルトンのシャツがない!さっき道に迷って灌木の間を歩いていた時、デイパックが何かに引っ掛かったような感じがしたんだよな~。私、山でちょくちょく落とし物をするんですが、山に持ち物を盗まれたのは初めてです。

ここで朝食を食べようとしたら、あーっ!ペンドルトンのシャツがない!さっき道に迷って灌木の間を歩いていた時、デイパックが何かに引っ掛かったような感じがしたんだよな~。私、山でちょくちょく落とし物をするんですが、山に持ち物を盗まれたのは初めてです。

眺望はゼロですが、落ち着いた頂上です。今日は時間に余裕がないし、どこに引っ掛かったか分からないし、さっきの岩場を下る気力が出ませんでした。あーあ、最初に買ったペンドルトンだったんですが諦めます。

眺望はゼロですが、落ち着いた頂上です。今日は時間に余裕がないし、どこに引っ掛かったか分からないし、さっきの岩場を下る気力が出ませんでした。あーあ、最初に買ったペンドルトンだったんですが諦めます。

眺望はゼロですが、落ち着いた頂上です。今日は時間に余裕がないし、どこに引っ掛かったか分からないし、さっきの岩場を下る気力が出ませんでした。あーあ、最初に買ったペンドルトンだったんですが諦めます。

失意のもと先へ進みます。そうそう、こんな感じの灌木に引っ掛かったのね。

失意のもと先へ進みます。そうそう、こんな感じの灌木に引っ掛かったのね。

失意のもと先へ進みます。そうそう、こんな感じの灌木に引っ掛かったのね。

ほどなく鞍部に到着、ここから井戸口山までの標高差は約500m、これがまたアナタ、

ほどなく鞍部に到着、ここから井戸口山までの標高差は約500m、これがまたアナタ、

ほどなく鞍部に到着、ここから井戸口山までの標高差は約500m、これがまたアナタ、

大洞山までの道に負けず劣らずの急登ぶりです。

大洞山までの道に負けず劣らずの急登ぶりです。

大洞山までの道に負けず劣らずの急登ぶりです。

とりあえずいったん緩斜面になりました。地図の981m地点付近です。もう大洞山より高い。

とりあえずいったん緩斜面になりました。地図の981m地点付近です。もう大洞山より高い。

とりあえずいったん緩斜面になりました。地図の981m地点付近です。もう大洞山より高い。

山のレポって普通は景色か花が中心…という中で、私のレポって絶対樹林帯の写真が多いですよねー。もう樹林帯フリークということにしよう!というワケで度重なる急登で折れかかる心を支えてくれた樹林帯の癒やしの風景をドウゾ。

山のレポって普通は景色か花が中心…という中で、私のレポって絶対樹林帯の写真が多いですよねー。もう樹林帯フリークということにしよう!というワケで度重なる急登で折れかかる心を支えてくれた樹林帯の癒やしの風景をドウゾ。

山のレポって普通は景色か花が中心…という中で、私のレポって絶対樹林帯の写真が多いですよねー。もう樹林帯フリークということにしよう!というワケで度重なる急登で折れかかる心を支えてくれた樹林帯の癒やしの風景をドウゾ。

スギの植林帯の木漏れ日。

スギの植林帯の木漏れ日。

スギの植林帯の木漏れ日。

朝日が射し込む岩の登山道。

朝日が射し込む岩の登山道。

朝日が射し込む岩の登山道。

1052mピーク。眺めがあるかと思いましたが、ありませんでした~。

1052mピーク。眺めがあるかと思いましたが、ありませんでした~。

1052mピーク。眺めがあるかと思いましたが、ありませんでした~。

岩と木々が織りなす風景。

岩と木々が織りなす風景。

岩と木々が織りなす風景。

植林帯にも植林帯ならではの美しさが。

植林帯にも植林帯ならではの美しさが。

植林帯にも植林帯ならではの美しさが。

左はモミ?ツガかな…よく分からん。

左はモミ?ツガかな…よく分からん。

左はモミ?ツガかな…よく分からん。

登山道の右(西)側は全体的に人工林、左側は人工林になったり自然林になったりです。

登山道の右(西)側は全体的に人工林、左側は人工林になったり自然林になったりです。

登山道の右(西)側は全体的に人工林、左側は人工林になったり自然林になったりです。

自然(たぶん)の岩の切り通し。

自然(たぶん)の岩の切り通し。

自然(たぶん)の岩の切り通し。

岩が苔むしていて、このあたりは美しいポイントでした。

岩が苔むしていて、このあたりは美しいポイントでした。

岩が苔むしていて、このあたりは美しいポイントでした。

が、そのあとは激登り!

が、そのあとは激登り!

が、そのあとは激登り!

ほぼ40°の急斜面。スキーだとチャンピオンコースですね。

ほぼ40°の急斜面。スキーだとチャンピオンコースですね。

ほぼ40°の急斜面。スキーだとチャンピオンコースですね。

これは…深南部の稜線ですね!左から不動岳、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭、房小山。

これは…深南部の稜線ですね!左から不動岳、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭、房小山。

これは…深南部の稜線ですね!左から不動岳、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭、房小山。

また急登!でもあと標高差にして50mくらいで緩斜面になるはず。

また急登!でもあと標高差にして50mくらいで緩斜面になるはず。

また急登!でもあと標高差にして50mくらいで緩斜面になるはず。

井戸口山はスーパー林道からほど近い場所にあるので、頂上のあたりは植林帯に占拠されています。

井戸口山はスーパー林道からほど近い場所にあるので、頂上のあたりは植林帯に占拠されています。

井戸口山はスーパー林道からほど近い場所にあるので、頂上のあたりは植林帯に占拠されています。

樹林越しですが、南ア主稜線が。光岳を真ん中にして左の雪山が聖岳、右の雪山が上河内岳。

樹林越しですが、南ア主稜線が。光岳を真ん中にして左の雪山が聖岳、右の雪山が上河内岳。

樹林越しですが、南ア主稜線が。光岳を真ん中にして左の雪山が聖岳、右の雪山が上河内岳。

井戸口山頂上直前の南側に広めの伐採地がありました。右の鉄塔の山が竜頭山(1352m)、その左手前は大高遠山(1296m)。竜頭山~大高遠山~井戸口山って縦走できるのかな?間違いなくスーパー林道であちこち寸断されていそうだけど…。

井戸口山頂上直前の南側に広めの伐採地がありました。右の鉄塔の山が竜頭山(1352m)、その左手前は大高遠山(1296m)。竜頭山~大高遠山~井戸口山って縦走できるのかな?間違いなくスーパー林道であちこち寸断されていそうだけど…。

井戸口山頂上直前の南側に広めの伐採地がありました。右の鉄塔の山が竜頭山(1352m)、その左手前は大高遠山(1296m)。竜頭山~大高遠山~井戸口山って縦走できるのかな?間違いなくスーパー林道であちこち寸断されていそうだけど…。

竜頭山のアップ。麓からは1度だけ登ったことがあります。

竜頭山のアップ。麓からは1度だけ登ったことがあります。

竜頭山のアップ。麓からは1度だけ登ったことがあります。

ボンジ山(1293m)。今年1月にボンジ山に登りましたが、そう言えばボンジ山に向かう稜線から井戸口山が見えましたね。

ボンジ山(1293m)。今年1月にボンジ山に登りましたが、そう言えばボンジ山に向かう稜線から井戸口山が見えましたね。

ボンジ山(1293m)。今年1月にボンジ山に登りましたが、そう言えばボンジ山に向かう稜線から井戸口山が見えましたね。

伐採地から見える山は多くないので、写真はそこそこにして植林帯の中を歩いていくと、

伐採地から見える山は多くないので、写真はそこそこにして植林帯の中を歩いていくと、

伐採地から見える山は多くないので、写真はそこそこにして植林帯の中を歩いていくと、

井戸口山(1335m)に到着。大洞山から2時間弱ですね。本日の水窪百山3つ目です。

井戸口山(1335m)に到着。大洞山から2時間弱ですね。本日の水窪百山3つ目です。

井戸口山(1335m)に到着。大洞山から2時間弱ですね。本日の水窪百山3つ目です。

井戸口山は北東・北西・南東・南に4つの尾根を持ち、大洞山からは北西尾根を使って山頂に到着します。なので勢いで南東の尾根に向かいそうになりましたが、間違いでした。

井戸口山は北東・北西・南東・南に4つの尾根を持ち、大洞山からは北西尾根を使って山頂に到着します。なので勢いで南東の尾根に向かいそうになりましたが、間違いでした。

井戸口山は北東・北西・南東・南に4つの尾根を持ち、大洞山からは北西尾根を使って山頂に到着します。なので勢いで南東の尾根に向かいそうになりましたが、間違いでした。

山住峠へは少し山頂から北に戻り、北東尾根を歩きます。陽が射し込む右方向には自然林が広がる気持ちのいい道です。ウラを返すと、左方向は見ての通り植林帯なんですけど。

山住峠へは少し山頂から北に戻り、北東尾根を歩きます。陽が射し込む右方向には自然林が広がる気持ちのいい道です。ウラを返すと、左方向は見ての通り植林帯なんですけど。

山住峠へは少し山頂から北に戻り、北東尾根を歩きます。陽が射し込む右方向には自然林が広がる気持ちのいい道です。ウラを返すと、左方向は見ての通り植林帯なんですけど。

バイケイソウだかコバイケイソウだか、どちらか分かりませんが群落があります。

バイケイソウだかコバイケイソウだか、どちらか分かりませんが群落があります。

バイケイソウだかコバイケイソウだか、どちらか分かりませんが群落があります。

ブナ林の向こうに、いま下りてきたばかりの井戸口山。

ブナ林の向こうに、いま下りてきたばかりの井戸口山。

ブナ林の向こうに、いま下りてきたばかりの井戸口山。

すぐ横を天竜スーパー林道が通っていますが、つづら折れていて遠回りなのでそのまま稜線を歩きます。このあたりちゃんと踏み跡もあり、全然フツーに歩けます。

すぐ横を天竜スーパー林道が通っていますが、つづら折れていて遠回りなのでそのまま稜線を歩きます。このあたりちゃんと踏み跡もあり、全然フツーに歩けます。

すぐ横を天竜スーパー林道が通っていますが、つづら折れていて遠回りなのでそのまま稜線を歩きます。このあたりちゃんと踏み跡もあり、全然フツーに歩けます。

ここでいったん林道に出ます。が、そのまま突っ切ります。

ここでいったん林道に出ます。が、そのまま突っ切ります。

ここでいったん林道に出ます。が、そのまま突っ切ります。

これも林道なのかな?車でも走れそうな道ですが、この道どこに向かうかよく分からないので、左側の稜線を歩くことにします。

これも林道なのかな?車でも走れそうな道ですが、この道どこに向かうかよく分からないので、左側の稜線を歩くことにします。

これも林道なのかな?車でも走れそうな道ですが、この道どこに向かうかよく分からないので、左側の稜線を歩くことにします。

ピンクテープやマーキングもあるのですが、

ピンクテープやマーキングもあるのですが、

ピンクテープやマーキングもあるのですが、

おっ、再び林道が。

おっ、再び林道が。

おっ、再び林道が。

実は稜線に沿って歩いていた訳ではなくて、左側に降りてしまっていました。

実は稜線に沿って歩いていた訳ではなくて、左側に降りてしまっていました。

実は稜線に沿って歩いていた訳ではなくて、左側に降りてしまっていました。

余分に舗装路を歩かなくてはならず、ガッカリ。さっきの広い道をそのまま歩いた方がよかったのかも。

余分に舗装路を歩かなくてはならず、ガッカリ。さっきの広い道をそのまま歩いた方がよかったのかも。

余分に舗装路を歩かなくてはならず、ガッカリ。さっきの広い道をそのまま歩いた方がよかったのかも。

舗装路から常光寺山とナダクマシロ山。どちらも双耳峰でなんだか線対称(笑)。右奥に麻布山・前黒法師山も見えます。

舗装路から常光寺山とナダクマシロ山。どちらも双耳峰でなんだか線対称(笑)。右奥に麻布山・前黒法師山も見えます。

舗装路から常光寺山とナダクマシロ山。どちらも双耳峰でなんだか線対称(笑)。右奥に麻布山・前黒法師山も見えます。

途中でまた左側の登山道に突入しますが、

途中でまた左側の登山道に突入しますが、

途中でまた左側の登山道に突入しますが、

すぐに林道に戻ってしまいました。きっと登山道が先にあって、それを上書きするようにして林道が開通したんでしょうね。このあたりは稜線上に林道があるので仕方ありません。

すぐに林道に戻ってしまいました。きっと登山道が先にあって、それを上書きするようにして林道が開通したんでしょうね。このあたりは稜線上に林道があるので仕方ありません。

すぐに林道に戻ってしまいました。きっと登山道が先にあって、それを上書きするようにして林道が開通したんでしょうね。このあたりは稜線上に林道があるので仕方ありません。

左:鎌崩岳、右:丸盆岳。真ん中の山は五丁坂頭山と門桁山の間にある1377m峰。

左:鎌崩岳、右:丸盆岳。真ん中の山は五丁坂頭山と門桁山の間にある1377m峰。

左:鎌崩岳、右:丸盆岳。真ん中の山は五丁坂頭山と門桁山の間にある1377m峰。

また林道が大きく折れ曲がるポイントに来ました。ここも林道を離れ、稜線上を歩きます。

また林道が大きく折れ曲がるポイントに来ました。ここも林道を離れ、稜線上を歩きます。

また林道が大きく折れ曲がるポイントに来ました。ここも林道を離れ、稜線上を歩きます。

先週登った大川入山(左・1908m)、恩田大川入山(真ん中・1921m)、それと恵那山(右・2191m)が見えます。

先週登った大川入山(左・1908m)、恩田大川入山(真ん中・1921m)、それと恵那山(右・2191m)が見えます。

先週登った大川入山(左・1908m)、恩田大川入山(真ん中・1921m)、それと恵那山(右・2191m)が見えます。

稜線をテクテクと歩いていたら、えらく下の方に山住峠が見えてきました。なるほど、この傾斜は車道だとつづら折りにするしかないのですね~、納得。

稜線をテクテクと歩いていたら、えらく下の方に山住峠が見えてきました。なるほど、この傾斜は車道だとつづら折りにするしかないのですね~、納得。

稜線をテクテクと歩いていたら、えらく下の方に山住峠が見えてきました。なるほど、この傾斜は車道だとつづら折りにするしかないのですね~、納得。

降りられるんかいな…と思いましたが、半分朽ちたような木の階段が現れました。ちゃんとした登山道のようです。

降りられるんかいな…と思いましたが、半分朽ちたような木の階段が現れました。ちゃんとした登山道のようです。

降りられるんかいな…と思いましたが、半分朽ちたような木の階段が現れました。ちゃんとした登山道のようです。

結構木の枝にジャマされながらも階段は続いており、最後はコンクリの階段に変わって、ちゃんと山住峠まで降りてきました。ここにはバイクや車で何回も来たことがあるけど、こんなところに稜線に向かう階段があるなんて気付きませんでした。

結構木の枝にジャマされながらも階段は続いており、最後はコンクリの階段に変わって、ちゃんと山住峠まで降りてきました。ここにはバイクや車で何回も来たことがあるけど、こんなところに稜線に向かう階段があるなんて気付きませんでした。

結構木の枝にジャマされながらも階段は続いており、最後はコンクリの階段に変わって、ちゃんと山住峠まで降りてきました。ここにはバイクや車で何回も来たことがあるけど、こんなところに稜線に向かう階段があるなんて気付きませんでした。

山住峠から常光寺山。

山住峠から常光寺山。

山住峠から常光寺山。

さて、野鳥の森方面に向かって歩きます。ここには車でも来られるので、今回山住神社はスルーします。

さて、野鳥の森方面に向かって歩きます。ここには車でも来られるので、今回山住神社はスルーします。

さて、野鳥の森方面に向かって歩きます。ここには車でも来られるので、今回山住神社はスルーします。

ほどなく「常光神」の表示が現れるので、てっきり常光寺山への登山口かと思ったら、

ほどなく「常光神」の表示が現れるので、てっきり常光寺山への登山口かと思ったら、

ほどなく「常光神」の表示が現れるので、てっきり常光寺山への登山口かと思ったら、

うーん、意外と早く着いたな(笑)。

うーん、意外と早く着いたな(笑)。

うーん、意外と早く着いたな(笑)。

「常光神」の奥に道が続いているので、この道を歩きましょう。

「常光神」の奥に道が続いているので、この道を歩きましょう。

「常光神」の奥に道が続いているので、この道を歩きましょう。

意外なところに水窪百山「山住峠」の表示が。ここには三角点があるからかな?三角点の表示は1108mのようだけど…。ここが1107mなのが正しいとすると、さっきの交差点に書いてあった「1107m」の表示は間違っていることになりますね。

意外なところに水窪百山「山住峠」の表示が。ここには三角点があるからかな?三角点の表示は1108mのようだけど…。ここが1107mなのが正しいとすると、さっきの交差点に書いてあった「1107m」の表示は間違っていることになりますね。

意外なところに水窪百山「山住峠」の表示が。ここには三角点があるからかな?三角点の表示は1108mのようだけど…。ここが1107mなのが正しいとすると、さっきの交差点に書いてあった「1107m」の表示は間違っていることになりますね。

結局また林道に戻ってきてしまいました。

結局また林道に戻ってきてしまいました。

結局また林道に戻ってきてしまいました。

iPhone7によるパノラマ写真、その1。スーパー林道の開けた場所から北西方面。右側には常光寺山の稜線、その奥には大津山のあたりの山並み。最奥には右から恵那山・大川入山、茶臼山・萩太郎山、井山・天狗棚、日本ヶ塚山…が見えています。

iPhone7によるパノラマ写真、その1。スーパー林道の開けた場所から北西方面。右側には常光寺山の稜線、その奥には大津山のあたりの山並み。最奥には右から恵那山・大川入山、茶臼山・萩太郎山、井山・天狗棚、日本ヶ塚山…が見えています。

iPhone7によるパノラマ写真、その1。スーパー林道の開けた場所から北西方面。右側には常光寺山の稜線、その奥には大津山のあたりの山並み。最奥には右から恵那山・大川入山、茶臼山・萩太郎山、井山・天狗棚、日本ヶ塚山…が見えています。

左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。

左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。

左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。

実は先ほどから消防ヘリが訓練をしていて、周りを飛び回っています。エアロスパシアルAS365、だそうで。訓練も必要とは思いますが、まぁ~、今までの登山で経験したことのないヤカマシサです(笑)。

実は先ほどから消防ヘリが訓練をしていて、周りを飛び回っています。エアロスパシアルAS365、だそうで。訓練も必要とは思いますが、まぁ~、今までの登山で経験したことのないヤカマシサです(笑)。

実は先ほどから消防ヘリが訓練をしていて、周りを飛び回っています。エアロスパシアルAS365、だそうで。訓練も必要とは思いますが、まぁ~、今までの登山で経験したことのないヤカマシサです(笑)。

手前の尖った山は日本ヶ塚山(1108m)、昔ヨメと登ったことがあります。なかなかカッコいい山ですね。高さは山住峠と同じですけど…。ちなみにその向こうに見える山は1109mピーク、日本ヶ塚山より高いのに無名峰です。そのまた奥には尖った碁盤石山(1189m)、その右側には風車がたくさんの山、井山(1195m)。

手前の尖った山は日本ヶ塚山(1108m)、昔ヨメと登ったことがあります。なかなかカッコいい山ですね。高さは山住峠と同じですけど…。ちなみにその向こうに見える山は1109mピーク、日本ヶ塚山より高いのに無名峰です。そのまた奥には尖った碁盤石山(1189m)、その右側には風車がたくさんの山、井山(1195m)。

手前の尖った山は日本ヶ塚山(1108m)、昔ヨメと登ったことがあります。なかなかカッコいい山ですね。高さは山住峠と同じですけど…。ちなみにその向こうに見える山は1109mピーク、日本ヶ塚山より高いのに無名峰です。そのまた奥には尖った碁盤石山(1189m)、その右側には風車がたくさんの山、井山(1195m)。

カモシカと森の体験館横の原っぱから鋸尾根。有名な山はひとつもないのにどこからでもひと目で分かる稜線の形です。

カモシカと森の体験館横の原っぱから鋸尾根。有名な山はひとつもないのにどこからでもひと目で分かる稜線の形です。

カモシカと森の体験館横の原っぱから鋸尾根。有名な山はひとつもないのにどこからでもひと目で分かる稜線の形です。

スーパー林道のゲートは閉まっています。ま、だからこそ今ここに登りに来たかったワケですが。

スーパー林道のゲートは閉まっています。ま、だからこそ今ここに登りに来たかったワケですが。

スーパー林道のゲートは閉まっています。ま、だからこそ今ここに登りに来たかったワケですが。

ゲートを過ぎてすぐの場所に、今度こそ常光寺山への登山口がありました。

ゲートを過ぎてすぐの場所に、今度こそ常光寺山への登山口がありました。

ゲートを過ぎてすぐの場所に、今度こそ常光寺山への登山口がありました。

七ツ峰への道を思い出すような、ブナの枯れ木の間を登っていきます。

七ツ峰への道を思い出すような、ブナの枯れ木の間を登っていきます。

七ツ峰への道を思い出すような、ブナの枯れ木の間を登っていきます。

ここの部分は左が自然林、右が人工林、さらに右に林道。南側がスギ林なので日当たりはイマイチ。

ここの部分は左が自然林、右が人工林、さらに右に林道。南側がスギ林なので日当たりはイマイチ。

ここの部分は左が自然林、右が人工林、さらに右に林道。南側がスギ林なので日当たりはイマイチ。

うーん、山でも何でもないところに「扇平山」山名表示が。本日の水窪百山、5つ目です。まぁ戸中山もそうですけど。最初「扁平山(へんぺいやま)」かと思って「なるほどね」と納得していた私(笑)。本当は「おうぎだいらやま」です、お間違えなきよう。

うーん、山でも何でもないところに「扇平山」山名表示が。本日の水窪百山、5つ目です。まぁ戸中山もそうですけど。最初「扁平山(へんぺいやま)」かと思って「なるほどね」と納得していた私(笑)。本当は「おうぎだいらやま」です、お間違えなきよう。

うーん、山でも何でもないところに「扇平山」山名表示が。本日の水窪百山、5つ目です。まぁ戸中山もそうですけど。最初「扁平山(へんぺいやま)」かと思って「なるほどね」と納得していた私(笑)。本当は「おうぎだいらやま」です、お間違えなきよう。

さて、扁平山(違うって)を過ぎると、ナダクマシロ山への急登区間に入ります。

さて、扁平山(違うって)を過ぎると、ナダクマシロ山への急登区間に入ります。

さて、扁平山(違うって)を過ぎると、ナダクマシロ山への急登区間に入ります。

井戸口山より少々マシな程度の急傾斜。すでに12km歩いた足にはなかなか厳しい登りです。

井戸口山より少々マシな程度の急傾斜。すでに12km歩いた足にはなかなか厳しい登りです。

井戸口山より少々マシな程度の急傾斜。すでに12km歩いた足にはなかなか厳しい登りです。

前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭。

前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭。

前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭。

井戸口山。

井戸口山。

井戸口山。

急登区間はいったん終了。大洞山のような岩が現れますが、ここは別に危険でもなく。

急登区間はいったん終了。大洞山のような岩が現れますが、ここは別に危険でもなく。

急登区間はいったん終了。大洞山のような岩が現れますが、ここは別に危険でもなく。

10時16分に撮った写真を見たら分かる通り、ナダクマシロ山も常光寺山も双耳峰。この坂を登りきったらナダクマシロ山の南峰です。

10時16分に撮った写真を見たら分かる通り、ナダクマシロ山も常光寺山も双耳峰。この坂を登りきったらナダクマシロ山の南峰です。

10時16分に撮った写真を見たら分かる通り、ナダクマシロ山も常光寺山も双耳峰。この坂を登りきったらナダクマシロ山の南峰です。

ナダクマシロ山南峰の一角に出ました。美しい緑です。

ナダクマシロ山南峰の一角に出ました。美しい緑です。

ナダクマシロ山南峰の一角に出ました。美しい緑です。

南峰(標高1389m)から竜頭山。

南峰(標高1389m)から竜頭山。

南峰(標高1389m)から竜頭山。

竜頭山と井戸口山。

竜頭山と井戸口山。

竜頭山と井戸口山。

北峰直下の東側がガレていました。

北峰直下の東側がガレていました。

北峰直下の東側がガレていました。

左から中ノ尾根山(2296m)、黒沢山(2123m)、聖岳、光岳、茶臼岳。光岳の右手前でウネウネしているのが合地山で、この山のせいで上河内岳はかすかにてっぺんが見えているだけ。

左から中ノ尾根山(2296m)、黒沢山(2123m)、聖岳、光岳、茶臼岳。光岳の右手前でウネウネしているのが合地山で、この山のせいで上河内岳はかすかにてっぺんが見えているだけ。

左から中ノ尾根山(2296m)、黒沢山(2123m)、聖岳、光岳、茶臼岳。光岳の右手前でウネウネしているのが合地山で、この山のせいで上河内岳はかすかにてっぺんが見えているだけ。

聖岳(3013m)、光岳(2592m)、合地山(2149m)(、上河内岳)、茶臼岳(2604m)…のアップ。

聖岳(3013m)、光岳(2592m)、合地山(2149m)(、上河内岳)、茶臼岳(2604m)…のアップ。

聖岳(3013m)、光岳(2592m)、合地山(2149m)(、上河内岳)、茶臼岳(2604m)…のアップ。

鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)。

鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)。

鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)。

あまりガレに近づくと危険…ということでロープが張ってあります。

あまりガレに近づくと危険…ということでロープが張ってあります。

あまりガレに近づくと危険…ということでロープが張ってあります。

バラ谷の頭(2010m)~房小山(1868m)の稜線。房小山の手前に門桁山(1375m)。ちょうど野鳥の森の麻布山登山口のあたりが見えているのですね。

バラ谷の頭(2010m)~房小山(1868m)の稜線。房小山の手前に門桁山(1375m)。ちょうど野鳥の森の麻布山登山口のあたりが見えているのですね。

バラ谷の頭(2010m)~房小山(1868m)の稜線。房小山の手前に門桁山(1375m)。ちょうど野鳥の森の麻布山登山口のあたりが見えているのですね。

iPhoneによるパノラマ写真、その2。麻布山・前黒法師山からバラ谷・房小山ときて鋸尾根、高塚山のあたりまで。

iPhoneによるパノラマ写真、その2。麻布山・前黒法師山からバラ谷・房小山ときて鋸尾根、高塚山のあたりまで。

iPhoneによるパノラマ写真、その2。麻布山・前黒法師山からバラ谷・房小山ときて鋸尾根、高塚山のあたりまで。

登山開始から6時間45分、井戸口山からは3時間弱。ナダクマシロ山(1418m)に到着。名前のワケ分からなさに心を奪われて早5ヶ月、遂に憧れの頂上に到達です!

登山開始から6時間45分、井戸口山からは3時間弱。ナダクマシロ山(1418m)に到着。名前のワケ分からなさに心を奪われて早5ヶ月、遂に憧れの頂上に到達です!

登山開始から6時間45分、井戸口山からは3時間弱。ナダクマシロ山(1418m)に到着。名前のワケ分からなさに心を奪われて早5ヶ月、遂に憧れの頂上に到達です!

…というワケで、いつもより遅くなりましたが憧れの山頂で弁当を頂きます。本日はセブンイレブン天竜船明店で購入したチャーハン&チキン南蛮弁当。

…というワケで、いつもより遅くなりましたが憧れの山頂で弁当を頂きます。本日はセブンイレブン天竜船明店で購入したチャーハン&チキン南蛮弁当。

…というワケで、いつもより遅くなりましたが憧れの山頂で弁当を頂きます。本日はセブンイレブン天竜船明店で購入したチャーハン&チキン南蛮弁当。

ナダクマシロ山から常光寺山は、100mの下りあんど120mの登り返し。鞍部から少し登ったところでまた(コ)バイケイソウに行く手をふさがれました。

ナダクマシロ山から常光寺山は、100mの下りあんど120mの登り返し。鞍部から少し登ったところでまた(コ)バイケイソウに行く手をふさがれました。

ナダクマシロ山から常光寺山は、100mの下りあんど120mの登り返し。鞍部から少し登ったところでまた(コ)バイケイソウに行く手をふさがれました。

落ち葉を敷き詰めた石庭…といった雰囲気です。

落ち葉を敷き詰めた石庭…といった雰囲気です。

落ち葉を敷き詰めた石庭…といった雰囲気です。

もう間もなく頂上。

もう間もなく頂上。

もう間もなく頂上。

着きました~。本日最後の山にして最高峰、常光寺山(1438m)です。

着きました~。本日最後の山にして最高峰、常光寺山(1438m)です。

着きました~。本日最後の山にして最高峰、常光寺山(1438m)です。

こちらは南東側の景色。左の山は中心が灰縄山(1437m)、その左に京丸山(1469m)、右にボンジ山(1293m)。右には竜頭山、大高遠山、井戸口山。手前の稜線には先ほど横を通ったカモシカと森の体験館が見えます。

こちらは南東側の景色。左の山は中心が灰縄山(1437m)、その左に京丸山(1469m)、右にボンジ山(1293m)。右には竜頭山、大高遠山、井戸口山。手前の稜線には先ほど横を通ったカモシカと森の体験館が見えます。

こちらは南東側の景色。左の山は中心が灰縄山(1437m)、その左に京丸山(1469m)、右にボンジ山(1293m)。右には竜頭山、大高遠山、井戸口山。手前の稜線には先ほど横を通ったカモシカと森の体験館が見えます。

iPhoneによるパノラマ写真、その3。

iPhoneによるパノラマ写真、その3。

iPhoneによるパノラマ写真、その3。

iPhoneによるパノラマ写真、その4。こちらは常光寺山頂上から北西~北東の景色。左から観音山・熊伏山、中央アルプス、鬼面山、奥茶臼山、中ノ尾根山、黒沢山、光岳、信濃俣、麻布山、不動岳、前黒法師山、丸盆岳、バラ谷の頭。

iPhoneによるパノラマ写真、その4。こちらは常光寺山頂上から北西~北東の景色。左から観音山・熊伏山、中央アルプス、鬼面山、奥茶臼山、中ノ尾根山、黒沢山、光岳、信濃俣、麻布山、不動岳、前黒法師山、丸盆岳、バラ谷の頭。

iPhoneによるパノラマ写真、その4。こちらは常光寺山頂上から北西~北東の景色。左から観音山・熊伏山、中央アルプス、鬼面山、奥茶臼山、中ノ尾根山、黒沢山、光岳、信濃俣、麻布山、不動岳、前黒法師山、丸盆岳、バラ谷の頭。

観音山~熊伏山(1653m)の稜線。熊伏山の右奥に中央アルプスが見えます。

観音山~熊伏山(1653m)の稜線。熊伏山の右奥に中央アルプスが見えます。

観音山~熊伏山(1653m)の稜線。熊伏山の右奥に中央アルプスが見えます。

左から中ノ尾根山、黒沢山、光岳、合地山、信濃俣(2332m)。合地山の奥にかろうじて上河内岳(2803m)。

左から中ノ尾根山、黒沢山、光岳、合地山、信濃俣(2332m)。合地山の奥にかろうじて上河内岳(2803m)。

左から中ノ尾根山、黒沢山、光岳、合地山、信濃俣(2332m)。合地山の奥にかろうじて上河内岳(2803m)。

麻布山(1685m)・前黒法師山(1782m)の奥に不動岳(2172m)、鎌崩岳、丸盆岳、黒法師岳(2068m)、バラ谷の頭。

麻布山(1685m)・前黒法師山(1782m)の奥に不動岳(2172m)、鎌崩岳、丸盆岳、黒法師岳(2068m)、バラ谷の頭。

麻布山(1685m)・前黒法師山(1782m)の奥に不動岳(2172m)、鎌崩岳、丸盆岳、黒法師岳(2068m)、バラ谷の頭。

熊伏山の向こうに薄っすらと中央アルプス南部の山々。熊伏でほとんど見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)。

熊伏山の向こうに薄っすらと中央アルプス南部の山々。熊伏でほとんど見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)。

熊伏山の向こうに薄っすらと中央アルプス南部の山々。熊伏でほとんど見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)。

いちばん高い山が鬼面山(1889m)。冬の間に登ろうと思っていたのですが、ちょっとタイミングを逸したみたいです。

いちばん高い山が鬼面山(1889m)。冬の間に登ろうと思っていたのですが、ちょっとタイミングを逸したみたいです。

いちばん高い山が鬼面山(1889m)。冬の間に登ろうと思っていたのですが、ちょっとタイミングを逸したみたいです。

朝日山(1667m)、平森山(1813m)、白倉山(1851m)の稜線の向こうに見えている雪の着いた山は、去年の9月に登った奥茶臼山(2474m)。

朝日山(1667m)、平森山(1813m)、白倉山(1851m)の稜線の向こうに見えている雪の着いた山は、去年の9月に登った奥茶臼山(2474m)。

朝日山(1667m)、平森山(1813m)、白倉山(1851m)の稜線の向こうに見えている雪の着いた山は、去年の9月に登った奥茶臼山(2474m)。

中ノ尾根山、黒沢山、光岳、上河内岳。

中ノ尾根山、黒沢山、光岳、上河内岳。

中ノ尾根山、黒沢山、光岳、上河内岳。

信濃俣。

信濃俣。

信濃俣。

不動岳のアップ。1ヶ月前からは信じられないくらい雪が少なくなっていました。

不動岳のアップ。1ヶ月前からは信じられないくらい雪が少なくなっていました。

不動岳のアップ。1ヶ月前からは信じられないくらい雪が少なくなっていました。

竜頭山のアップ。

竜頭山のアップ。

竜頭山のアップ。

左から大高遠山、竜頭山、井戸口山。

左から大高遠山、竜頭山、井戸口山。

左から大高遠山、竜頭山、井戸口山。

薄っすらと御嶽が。

薄っすらと御嶽が。

薄っすらと御嶽が。

丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭。

丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭。

丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭。

ではこの雄大な景色を眺めながら、切り株に座ってコーヒーを頂きます。頂上にはずっと私1人、何ともゼイタクなひととき。

ではこの雄大な景色を眺めながら、切り株に座ってコーヒーを頂きます。頂上にはずっと私1人、何ともゼイタクなひととき。

ではこの雄大な景色を眺めながら、切り株に座ってコーヒーを頂きます。頂上にはずっと私1人、何ともゼイタクなひととき。

頂上にある祠。

頂上にある祠。

頂上にある祠。

常光寺山も双耳峰、東峰と西峰があります。さっきまでいた三角点のある山頂が東峰、今は登り返して西峰に向かうところ。

常光寺山も双耳峰、東峰と西峰があります。さっきまでいた三角点のある山頂が東峰、今は登り返して西峰に向かうところ。

常光寺山も双耳峰、東峰と西峰があります。さっきまでいた三角点のある山頂が東峰、今は登り返して西峰に向かうところ。

ここが西峰の頂上、標高は1407m(GPSによると)。

ここが西峰の頂上、標高は1407m(GPSによると)。

ここが西峰の頂上、標高は1407m(GPSによると)。

スゴイところにピンクテープがあります。どうやって歩けと言うんだ(笑)。

スゴイところにピンクテープがあります。どうやって歩けと言うんだ(笑)。

スゴイところにピンクテープがあります。どうやって歩けと言うんだ(笑)。

途中、道がよく分からない部分がありましたが、ここに建物がありました。常光神社 奥宮だそうです。確かに庇の下が鳥居みたいなカッコに。

途中、道がよく分からない部分がありましたが、ここに建物がありました。常光神社 奥宮だそうです。確かに庇の下が鳥居みたいなカッコに。

途中、道がよく分からない部分がありましたが、ここに建物がありました。常光神社 奥宮だそうです。確かに庇の下が鳥居みたいなカッコに。

iPhoneによるパノラマ写真、その5。常光神社。

iPhoneによるパノラマ写真、その5。常光神社。

iPhoneによるパノラマ写真、その5。常光神社。

この先、下るだけのはずですが、正直、道がよく分かっていません。神社に向かっていったん斜面を下りましたが、結局稜線に向かってまた登っています。ヘタにトラバースすると臼が森に降りてしまいそうで。

この先、下るだけのはずですが、正直、道がよく分かっていません。神社に向かっていったん斜面を下りましたが、結局稜線に向かってまた登っています。ヘタにトラバースすると臼が森に降りてしまいそうで。

この先、下るだけのはずですが、正直、道がよく分かっていません。神社に向かっていったん斜面を下りましたが、結局稜線に向かってまた登っています。ヘタにトラバースすると臼が森に降りてしまいそうで。

臼が森へ下る道を分けました。ここから先、国土地理院地図上に点線もない区間です。稜線上に大きな岩が現れました。カッコイイ!標高1210mのここが本日最後の自然林の写真。

臼が森へ下る道を分けました。ここから先、国土地理院地図上に点線もない区間です。稜線上に大きな岩が現れました。カッコイイ!標高1210mのここが本日最後の自然林の写真。

臼が森へ下る道を分けました。ここから先、国土地理院地図上に点線もない区間です。稜線上に大きな岩が現れました。カッコイイ!標高1210mのここが本日最後の自然林の写真。

標高が1200mを切った途端に植林帯に入ってしまいました…。日も射さず、こうなるとモチベーションが下がりますなぁ。

標高が1200mを切った途端に植林帯に入ってしまいました…。日も射さず、こうなるとモチベーションが下がりますなぁ。

標高が1200mを切った途端に植林帯に入ってしまいました…。日も射さず、こうなるとモチベーションが下がりますなぁ。

尾根が北西と南西に分かれ、北西に降りるとワケの分からん北の方に行ってしまうので、間違えないように南西に下ります。

尾根が北西と南西に分かれ、北西に降りるとワケの分からん北の方に行ってしまうので、間違えないように南西に下ります。

尾根が北西と南西に分かれ、北西に降りるとワケの分からん北の方に行ってしまうので、間違えないように南西に下ります。

広い林道に出ました。右の方に向かっているのが地図に実線で描かれている道のようです。が、

広い林道に出ました。右の方に向かっているのが地図に実線で描かれている道のようです。が、

広い林道に出ました。右の方に向かっているのが地図に実線で描かれている道のようです。が、

イチかバチか左側の道を進みます。

イチかバチか左側の道を進みます。

イチかバチか左側の道を進みます。

途中で右側の林道と合流しました。ここは通行止めな感じですが、ピンクテープも結ばれているのでそのまま直進します。

途中で右側の林道と合流しました。ここは通行止めな感じですが、ピンクテープも結ばれているのでそのまま直進します。

途中で右側の林道と合流しました。ここは通行止めな感じですが、ピンクテープも結ばれているのでそのまま直進します。

ここから先、林道をマジメにトレースするとえらく遠回りなので、植林帯を無理クリに下ります。大丈夫、林業の作業者が歩けるなら、同じ人類、歩けないことはないはず。

ここから先、林道をマジメにトレースするとえらく遠回りなので、植林帯を無理クリに下ります。大丈夫、林業の作業者が歩けるなら、同じ人類、歩けないことはないはず。

ここから先、林道をマジメにトレースするとえらく遠回りなので、植林帯を無理クリに下ります。大丈夫、林業の作業者が歩けるなら、同じ人類、歩けないことはないはず。

この先、撮った写真を見ると植林帯の写真と林道の写真が交互に出てくる感じ…。そんな写真を見せられても面白くないでしょうから、大幅に省略。

この先、撮った写真を見ると植林帯の写真と林道の写真が交互に出てくる感じ…。そんな写真を見せられても面白くないでしょうから、大幅に省略。

この先、撮った写真を見ると植林帯の写真と林道の写真が交互に出てくる感じ…。そんな写真を見せられても面白くないでしょうから、大幅に省略。

林道で時々見る、倉庫代わりにされている廃車。

林道で時々見る、倉庫代わりにされている廃車。

林道で時々見る、倉庫代わりにされている廃車。

踏み跡がハッキリしてきたと思ったら、すごく下りつつも、

踏み跡がハッキリしてきたと思ったら、すごく下りつつも、

踏み跡がハッキリしてきたと思ったら、すごく下りつつも、

民家の裏庭とかヘンなところに出ずに済みました。無事、人間界に帰還。

民家の裏庭とかヘンなところに出ずに済みました。無事、人間界に帰還。

民家の裏庭とかヘンなところに出ずに済みました。無事、人間界に帰還。

ここまで来れば安心、最後のお湯を使ってココアを頂きます。

ここまで来れば安心、最後のお湯を使ってココアを頂きます。

ここまで来れば安心、最後のお湯を使ってココアを頂きます。

このあたり、上村集落。高根城を望む地に茶畑が広がり、あちこちに花が咲き乱れるなかなかフォトジェニックな場所です。

このあたり、上村集落。高根城を望む地に茶畑が広がり、あちこちに花が咲き乱れるなかなかフォトジェニックな場所です。

このあたり、上村集落。高根城を望む地に茶畑が広がり、あちこちに花が咲き乱れるなかなかフォトジェニックな場所です。

井戸口山、右から左までほぼ全部今日歩いた稜線。

井戸口山、右から左までほぼ全部今日歩いた稜線。

井戸口山、右から左までほぼ全部今日歩いた稜線。

高根城のアップ。

高根城のアップ。

高根城のアップ。

これは花桃?

これは花桃?

これは花桃?

サクラではないよね?

サクラではないよね?

サクラではないよね?

ホラ、上村集落はなかなかよいところです。

ホラ、上村集落はなかなかよいところです。

ホラ、上村集落はなかなかよいところです。

こっちはサクラですね。

こっちはサクラですね。

こっちはサクラですね。

サクラ、その2。

サクラ、その2。

サクラ、その2。

下の方に自分のバイクが見えました。まだ遠い!

下の方に自分のバイクが見えました。まだ遠い!

下の方に自分のバイクが見えました。まだ遠い!

県道389号線に降り立ちました。ツバキの花の向こうに上村集落。

県道389号線に降り立ちました。ツバキの花の向こうに上村集落。

県道389号線に降り立ちました。ツバキの花の向こうに上村集落。

16時19分、ゴール!片側交互通行で30分待ち、というのもイヤなので、このあと山住神社を越えて門桁~春野町経由で18時24分、自宅着。
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16時19分、ゴール!片側交互通行で30分待ち、というのもイヤなので、このあと山住神社を越えて門桁~春野町経由で18時24分、自宅着。

16時19分、ゴール!片側交互通行で30分待ち、というのもイヤなので、このあと山住神社を越えて門桁~春野町経由で18時24分、自宅着。

3月31日当日のてんくら常光寺山の予報。文句なしの登山日和です!

3時58分に浜松の自宅を出発、この写真は5時21分、相月トンネル手前にて撮影。ちなみに2月22日にバラ谷に登った時はマイナス4℃でした。

今回のスタート地点となる林道立山線起点には5時23分到着。ブレてますね…。この林道は高根城という城へと向かう道でもあります。

イマイチ腹が減っていないので、朝食もデイパックに入れ、とりあえず林道を進みます。時間に余裕がないので高根城に寄るかどうかは、この時まだ悩み中。

ここが本来の大洞山に向かう尾根筋のようですが、やはり高根城に寄ることにし、ここはスルーします。もし高根城から直接大洞山に登るルートがなければ、ここまで戻ってくる予定。まぁたぶん何とかなる、と思っていますが。

おー、あれが高根城のようですね。

ヤマザクラ、なんですかね?

林道横に空き地があり、水窪の奥の山々が見えました。左端はオオモウ山(1250m)、その右は観音山(1418m)。奥の熊伏山はガスで見えませぬ。

ここが高根城用の駐車場。道も別段荒れていないので、城を往復するだけなら車でここまで入ることができます。

先ほどの駐車場から城までは階段もある未舗装路ですが、まぁ10分もかかりません。

城の手前に「水窪百山」の山名表示が。本日7つ登った水窪百山の1つ目は高根山、実は水窪百山の中でいちばん低い山らしい。447m。

高根城は遠州・信州の国境警備を目的とした城だそうで、15世紀末には今川氏配下、1572年の三方原の戦いの時には武田配下の城だったそうです。

このあと歩くことになる稜線が見えています。真ん中少し右の双耳峰の右側(低く見える方)が常光寺山。

城というよりは砦といった風情です。

熊伏山しか登ったことないですね~。

先ほどの写真通り、左から大津山(1074m)、門谷矢筈山(1050m)、長尾矢筈山(1040m)、オオモウ山、観音山、熊伏山。

ツツジが咲いていました。

先ほどの駐車場の向かいから、ちゃんとピンクテープがありました。急坂ではありますが、ここから登れるならラッキーです。来た道を戻らなくて済みました。

ピンクテープと踏み跡は尾根ではない方へ続いていました。どこかから尾根に向かって斜面を登るのかも知れませんが、そうじゃなかったらイヤなので踏み跡とテープは無視して尾根を登ることにします。(なのでこの道をそのまま進むとどうなるかは不明)

登山道に入ってすぐダウンジャケットを脱ぎ、ここでペンドルトンのウールシャツも脱ぎます。この写真がこの緑のペンドルトンのラストショットになってしまいました…。

急登です。本来のルートではないし、仕方ないですね~。

本日の自分的日の出ポイントはココ。時刻は6時56分、標高724m。

大洞山の北尾根に出ました。ここで本来のルートに合流したはず。深南部おなじみの植林帯ですが、日が当たればキレイですね。

「静岡の山 日帰りコース158」というガイドブックに大洞山が紹介されています。ガイドに載っていた「アンテナ線」が現れました。時々コイツをくぐらなければならなくてちょっとメンドクサイ(笑)。そう言えば自分が歩いたコースには「鹿除けネット」はありませんでした。

岩場のヤセ尾根が何度も立ちふさがります。灰縄山に似ている感じ。あそこみたいに「手が滑ったら滑落」みたいな箇所はありませんけど、それなりにゾワゾワします。

アンテナがありました。

岩場の登りです。岩は結構シッカリしていて、実は浮石で持った瞬間スッポリ…ということもなく、高度感はなかなかですが楽しく登れました。ただ、下りたくはないかな…。

岩場を過ぎると、自然林になりました。朝日を浴びていい雰囲気です。

ここは結構長丁場の岩場でした。途中右側にロープがあり、それを片手で掴みながら登るような場所も。この写真は途中で上を見上げて撮ったもの。

これも岩場の途中から。東方向を撮影、左が常光寺山、右がナダクマシロ山。

1000m以下と侮ってはイケナイ。大洞山はなかなか歯ごたえのある山です。往復するには下りがオッカナイし、すると今回のコースを選びたくなるんですよね~。でもこれが周回20kmくらいあって。

えーっ、この岩場を登るの!?

…と思ったら右に巻道があるんですけど、

これがまたエライ急登で。

登りきったらようやく緩斜面になりますが、

直後に大洞山(930m)到着。登山開始からは2時間、高根城駐車場の取り付きからは1時間20分です。

ここで朝食を食べようとしたら、あーっ!ペンドルトンのシャツがない!さっき道に迷って灌木の間を歩いていた時、デイパックが何かに引っ掛かったような感じがしたんだよな~。私、山でちょくちょく落とし物をするんですが、山に持ち物を盗まれたのは初めてです。

眺望はゼロですが、落ち着いた頂上です。今日は時間に余裕がないし、どこに引っ掛かったか分からないし、さっきの岩場を下る気力が出ませんでした。あーあ、最初に買ったペンドルトンだったんですが諦めます。

失意のもと先へ進みます。そうそう、こんな感じの灌木に引っ掛かったのね。

ほどなく鞍部に到着、ここから井戸口山までの標高差は約500m、これがまたアナタ、

大洞山までの道に負けず劣らずの急登ぶりです。

とりあえずいったん緩斜面になりました。地図の981m地点付近です。もう大洞山より高い。

山のレポって普通は景色か花が中心…という中で、私のレポって絶対樹林帯の写真が多いですよねー。もう樹林帯フリークということにしよう!というワケで度重なる急登で折れかかる心を支えてくれた樹林帯の癒やしの風景をドウゾ。

スギの植林帯の木漏れ日。

朝日が射し込む岩の登山道。

1052mピーク。眺めがあるかと思いましたが、ありませんでした~。

岩と木々が織りなす風景。

植林帯にも植林帯ならではの美しさが。

左はモミ?ツガかな…よく分からん。

登山道の右(西)側は全体的に人工林、左側は人工林になったり自然林になったりです。

自然(たぶん)の岩の切り通し。

岩が苔むしていて、このあたりは美しいポイントでした。

が、そのあとは激登り!

ほぼ40°の急斜面。スキーだとチャンピオンコースですね。

これは…深南部の稜線ですね!左から不動岳、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭、房小山。

また急登!でもあと標高差にして50mくらいで緩斜面になるはず。

井戸口山はスーパー林道からほど近い場所にあるので、頂上のあたりは植林帯に占拠されています。

樹林越しですが、南ア主稜線が。光岳を真ん中にして左の雪山が聖岳、右の雪山が上河内岳。

井戸口山頂上直前の南側に広めの伐採地がありました。右の鉄塔の山が竜頭山(1352m)、その左手前は大高遠山(1296m)。竜頭山~大高遠山~井戸口山って縦走できるのかな?間違いなくスーパー林道であちこち寸断されていそうだけど…。

竜頭山のアップ。麓からは1度だけ登ったことがあります。

ボンジ山(1293m)。今年1月にボンジ山に登りましたが、そう言えばボンジ山に向かう稜線から井戸口山が見えましたね。

伐採地から見える山は多くないので、写真はそこそこにして植林帯の中を歩いていくと、

井戸口山(1335m)に到着。大洞山から2時間弱ですね。本日の水窪百山3つ目です。

井戸口山は北東・北西・南東・南に4つの尾根を持ち、大洞山からは北西尾根を使って山頂に到着します。なので勢いで南東の尾根に向かいそうになりましたが、間違いでした。

山住峠へは少し山頂から北に戻り、北東尾根を歩きます。陽が射し込む右方向には自然林が広がる気持ちのいい道です。ウラを返すと、左方向は見ての通り植林帯なんですけど。

バイケイソウだかコバイケイソウだか、どちらか分かりませんが群落があります。

ブナ林の向こうに、いま下りてきたばかりの井戸口山。

すぐ横を天竜スーパー林道が通っていますが、つづら折れていて遠回りなのでそのまま稜線を歩きます。このあたりちゃんと踏み跡もあり、全然フツーに歩けます。

ここでいったん林道に出ます。が、そのまま突っ切ります。

これも林道なのかな?車でも走れそうな道ですが、この道どこに向かうかよく分からないので、左側の稜線を歩くことにします。

ピンクテープやマーキングもあるのですが、

おっ、再び林道が。

実は稜線に沿って歩いていた訳ではなくて、左側に降りてしまっていました。

余分に舗装路を歩かなくてはならず、ガッカリ。さっきの広い道をそのまま歩いた方がよかったのかも。

舗装路から常光寺山とナダクマシロ山。どちらも双耳峰でなんだか線対称(笑)。右奥に麻布山・前黒法師山も見えます。

途中でまた左側の登山道に突入しますが、

すぐに林道に戻ってしまいました。きっと登山道が先にあって、それを上書きするようにして林道が開通したんでしょうね。このあたりは稜線上に林道があるので仕方ありません。

左:鎌崩岳、右:丸盆岳。真ん中の山は五丁坂頭山と門桁山の間にある1377m峰。

また林道が大きく折れ曲がるポイントに来ました。ここも林道を離れ、稜線上を歩きます。

先週登った大川入山(左・1908m)、恩田大川入山(真ん中・1921m)、それと恵那山(右・2191m)が見えます。

稜線をテクテクと歩いていたら、えらく下の方に山住峠が見えてきました。なるほど、この傾斜は車道だとつづら折りにするしかないのですね~、納得。

降りられるんかいな…と思いましたが、半分朽ちたような木の階段が現れました。ちゃんとした登山道のようです。

結構木の枝にジャマされながらも階段は続いており、最後はコンクリの階段に変わって、ちゃんと山住峠まで降りてきました。ここにはバイクや車で何回も来たことがあるけど、こんなところに稜線に向かう階段があるなんて気付きませんでした。

山住峠から常光寺山。

さて、野鳥の森方面に向かって歩きます。ここには車でも来られるので、今回山住神社はスルーします。

ほどなく「常光神」の表示が現れるので、てっきり常光寺山への登山口かと思ったら、

うーん、意外と早く着いたな(笑)。

「常光神」の奥に道が続いているので、この道を歩きましょう。

意外なところに水窪百山「山住峠」の表示が。ここには三角点があるからかな?三角点の表示は1108mのようだけど…。ここが1107mなのが正しいとすると、さっきの交差点に書いてあった「1107m」の表示は間違っていることになりますね。

結局また林道に戻ってきてしまいました。

iPhone7によるパノラマ写真、その1。スーパー林道の開けた場所から北西方面。右側には常光寺山の稜線、その奥には大津山のあたりの山並み。最奥には右から恵那山・大川入山、茶臼山・萩太郎山、井山・天狗棚、日本ヶ塚山…が見えています。

左:萩太郎山(1358m)、右:茶臼山(1415m)。

実は先ほどから消防ヘリが訓練をしていて、周りを飛び回っています。エアロスパシアルAS365、だそうで。訓練も必要とは思いますが、まぁ~、今までの登山で経験したことのないヤカマシサです(笑)。

手前の尖った山は日本ヶ塚山(1108m)、昔ヨメと登ったことがあります。なかなかカッコいい山ですね。高さは山住峠と同じですけど…。ちなみにその向こうに見える山は1109mピーク、日本ヶ塚山より高いのに無名峰です。そのまた奥には尖った碁盤石山(1189m)、その右側には風車がたくさんの山、井山(1195m)。

カモシカと森の体験館横の原っぱから鋸尾根。有名な山はひとつもないのにどこからでもひと目で分かる稜線の形です。

スーパー林道のゲートは閉まっています。ま、だからこそ今ここに登りに来たかったワケですが。

ゲートを過ぎてすぐの場所に、今度こそ常光寺山への登山口がありました。

七ツ峰への道を思い出すような、ブナの枯れ木の間を登っていきます。

ここの部分は左が自然林、右が人工林、さらに右に林道。南側がスギ林なので日当たりはイマイチ。

うーん、山でも何でもないところに「扇平山」山名表示が。本日の水窪百山、5つ目です。まぁ戸中山もそうですけど。最初「扁平山(へんぺいやま)」かと思って「なるほどね」と納得していた私(笑)。本当は「おうぎだいらやま」です、お間違えなきよう。

さて、扁平山(違うって)を過ぎると、ナダクマシロ山への急登区間に入ります。

井戸口山より少々マシな程度の急傾斜。すでに12km歩いた足にはなかなか厳しい登りです。

前黒法師山、鎌崩岳、丸盆岳、バラ谷の頭。

井戸口山。

急登区間はいったん終了。大洞山のような岩が現れますが、ここは別に危険でもなく。

10時16分に撮った写真を見たら分かる通り、ナダクマシロ山も常光寺山も双耳峰。この坂を登りきったらナダクマシロ山の南峰です。

ナダクマシロ山南峰の一角に出ました。美しい緑です。

南峰(標高1389m)から竜頭山。

竜頭山と井戸口山。

北峰直下の東側がガレていました。

左から中ノ尾根山(2296m)、黒沢山(2123m)、聖岳、光岳、茶臼岳。光岳の右手前でウネウネしているのが合地山で、この山のせいで上河内岳はかすかにてっぺんが見えているだけ。

聖岳(3013m)、光岳(2592m)、合地山(2149m)(、上河内岳)、茶臼岳(2604m)…のアップ。

鎌崩岳(2075m)、丸盆岳(2066m)。

あまりガレに近づくと危険…ということでロープが張ってあります。

バラ谷の頭(2010m)~房小山(1868m)の稜線。房小山の手前に門桁山(1375m)。ちょうど野鳥の森の麻布山登山口のあたりが見えているのですね。

iPhoneによるパノラマ写真、その2。麻布山・前黒法師山からバラ谷・房小山ときて鋸尾根、高塚山のあたりまで。

登山開始から6時間45分、井戸口山からは3時間弱。ナダクマシロ山(1418m)に到着。名前のワケ分からなさに心を奪われて早5ヶ月、遂に憧れの頂上に到達です!

…というワケで、いつもより遅くなりましたが憧れの山頂で弁当を頂きます。本日はセブンイレブン天竜船明店で購入したチャーハン&チキン南蛮弁当。

ナダクマシロ山から常光寺山は、100mの下りあんど120mの登り返し。鞍部から少し登ったところでまた(コ)バイケイソウに行く手をふさがれました。

落ち葉を敷き詰めた石庭…といった雰囲気です。

もう間もなく頂上。

着きました~。本日最後の山にして最高峰、常光寺山(1438m)です。

こちらは南東側の景色。左の山は中心が灰縄山(1437m)、その左に京丸山(1469m)、右にボンジ山(1293m)。右には竜頭山、大高遠山、井戸口山。手前の稜線には先ほど横を通ったカモシカと森の体験館が見えます。

iPhoneによるパノラマ写真、その3。

iPhoneによるパノラマ写真、その4。こちらは常光寺山頂上から北西~北東の景色。左から観音山・熊伏山、中央アルプス、鬼面山、奥茶臼山、中ノ尾根山、黒沢山、光岳、信濃俣、麻布山、不動岳、前黒法師山、丸盆岳、バラ谷の頭。

観音山~熊伏山(1653m)の稜線。熊伏山の右奥に中央アルプスが見えます。

左から中ノ尾根山、黒沢山、光岳、合地山、信濃俣(2332m)。合地山の奥にかろうじて上河内岳(2803m)。

麻布山(1685m)・前黒法師山(1782m)の奥に不動岳(2172m)、鎌崩岳、丸盆岳、黒法師岳(2068m)、バラ谷の頭。

熊伏山の向こうに薄っすらと中央アルプス南部の山々。熊伏でほとんど見えないのが南駒ヶ岳(2841m)、その右の堂々とした姿の山が空木岳(2864m)。

いちばん高い山が鬼面山(1889m)。冬の間に登ろうと思っていたのですが、ちょっとタイミングを逸したみたいです。

朝日山(1667m)、平森山(1813m)、白倉山(1851m)の稜線の向こうに見えている雪の着いた山は、去年の9月に登った奥茶臼山(2474m)。

中ノ尾根山、黒沢山、光岳、上河内岳。

信濃俣。

不動岳のアップ。1ヶ月前からは信じられないくらい雪が少なくなっていました。

竜頭山のアップ。

左から大高遠山、竜頭山、井戸口山。

薄っすらと御嶽が。

丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭。

ではこの雄大な景色を眺めながら、切り株に座ってコーヒーを頂きます。頂上にはずっと私1人、何ともゼイタクなひととき。

頂上にある祠。

常光寺山も双耳峰、東峰と西峰があります。さっきまでいた三角点のある山頂が東峰、今は登り返して西峰に向かうところ。

ここが西峰の頂上、標高は1407m(GPSによると)。

スゴイところにピンクテープがあります。どうやって歩けと言うんだ(笑)。

途中、道がよく分からない部分がありましたが、ここに建物がありました。常光神社 奥宮だそうです。確かに庇の下が鳥居みたいなカッコに。

iPhoneによるパノラマ写真、その5。常光神社。

この先、下るだけのはずですが、正直、道がよく分かっていません。神社に向かっていったん斜面を下りましたが、結局稜線に向かってまた登っています。ヘタにトラバースすると臼が森に降りてしまいそうで。

臼が森へ下る道を分けました。ここから先、国土地理院地図上に点線もない区間です。稜線上に大きな岩が現れました。カッコイイ!標高1210mのここが本日最後の自然林の写真。

標高が1200mを切った途端に植林帯に入ってしまいました…。日も射さず、こうなるとモチベーションが下がりますなぁ。

尾根が北西と南西に分かれ、北西に降りるとワケの分からん北の方に行ってしまうので、間違えないように南西に下ります。

広い林道に出ました。右の方に向かっているのが地図に実線で描かれている道のようです。が、

イチかバチか左側の道を進みます。

途中で右側の林道と合流しました。ここは通行止めな感じですが、ピンクテープも結ばれているのでそのまま直進します。

ここから先、林道をマジメにトレースするとえらく遠回りなので、植林帯を無理クリに下ります。大丈夫、林業の作業者が歩けるなら、同じ人類、歩けないことはないはず。

この先、撮った写真を見ると植林帯の写真と林道の写真が交互に出てくる感じ…。そんな写真を見せられても面白くないでしょうから、大幅に省略。

林道で時々見る、倉庫代わりにされている廃車。

踏み跡がハッキリしてきたと思ったら、すごく下りつつも、

民家の裏庭とかヘンなところに出ずに済みました。無事、人間界に帰還。

ここまで来れば安心、最後のお湯を使ってココアを頂きます。

このあたり、上村集落。高根城を望む地に茶畑が広がり、あちこちに花が咲き乱れるなかなかフォトジェニックな場所です。

井戸口山、右から左までほぼ全部今日歩いた稜線。

高根城のアップ。

これは花桃?

サクラではないよね?

ホラ、上村集落はなかなかよいところです。

こっちはサクラですね。

サクラ、その2。

下の方に自分のバイクが見えました。まだ遠い!

県道389号線に降り立ちました。ツバキの花の向こうに上村集落。

16時19分、ゴール!片側交互通行で30分待ち、というのもイヤなので、このあと山住神社を越えて門桁~春野町経由で18時24分、自宅着。