今回は、その行程もさることながら、類まれな拘りの強いメンバー構成にあります。 いきさつは省略しますが、こーきちさん、sadakenさんにナント!!あのテッツーさんが加わるという、ボクのyamap史上最もアクの強い面々です。 行き先も、記録がほとんど見つからない大峯山から阿弥陀山西峰にかけての稜線ということで、正にこのメンバーにおあつらえ向きと申せましょう(笑) 事前の予想通り、これと言って特徴のないササ稜線で、軌跡を繋ぐというはっきりとした目的がある我々はいいとして、実行2日前に訳も分からず参加表明いただいたテッツーさんが、違和感なく溶け込み、下山に際しては過去の経験に基き正確に下山路を案内してくださったのにはびっくりしました。
当初湯来からラウンドの予定だったが、クルマ2台となったことからデポ方式に作戦変更、大谷峠からのスタートとなった
なんの特徴も無い植林帯を
尾根筋狙って踏み込む
花や山菜を見つけながらダラダラ登行すると
徐々に北部の視界が開けてきた
クルマでアプローチを楽していたため
あっという間に主稜線に到達
1年半ぶりの西大峯は
この季節にしては澄み渡り見覚えのある峰々が眺められた
さ、そろそろいきますか~
この後ろ姿が一般登山道のヤル気の無さを雄弁に語っている?
峯太郎爺さんにご挨拶
登山者チラホラで山頂を存分に満喫
この大看板には初めて遭遇
説明不要 だよね
初大峯さだっちのために廻り縁に寄り道する事が決定(なぜかさかんに渋るこーきちさん)
回り縁にて...まだ助走区間なのに遊びすぎ。アプローチクルマでかせいだにも関わらず既にバッファーを使い切ってしまった
絵になりますね
余裕ですね
こーきち隊長のみ廻り縁ラウンドできず。弱点を露呈、どうりで渋ったわけだ(笑)
ようやく本日の目的、大峯北稜へと踏み込みます
長命水、ボクは飲みませんが(笑)
林道出会
笹ケ峠着
これ、どっから入るの?左右に振って入口探すが見当たらず中央突破
ま、レベル1.5くらいかな。
P878藤ケ瀬山までの間は概ねこんな感じ
普通の方なら苦悶の表情かもしれませんが
この方達に心配無用!この笑顔
積雪に振り落とされず残ったクマ棚が随所に...
ここで木に登っているのはクマさんにあらず
この景色を高台から堪能していたようです
いつしかレベル2の密集度になっていますが、気分は高陽するばかり
ひと漕ぎで
反射板着。この角度からの大峯山は貴重かも。右のヒト笹メーター、スイッチオン!
藤ケ瀬山 三角点探しに夢中で、山名表示のテープを巻くのを忘れてしまった
鉄塔までの一瞬の巡視路
航空法により60m超の鉄塔は赤白表示ってことをテッツーさんに聞いて初めて知りました。ちょっとスッキリした
さて、続きに入ります
この時期ならでは、つつじが癒してくれる
下り切ってカシアゲ峠。かつての往来の痕跡が残る
またまた笹漕いで行くと
右手より林道に合流
ちょっと楽させてもらうつもりが
いつしか山腹に引き込まれ始める、これはイカン!
三角点取りたい一心で急斜面を直登するヒト達と、あきれて見送るヒト
🔺発見、ここから仕事(笹刈込)に入ります
🌿🌿笹刈り完了、やりきった男の壮快な笑顔
鉄塔から林道へは北側から降りる
山菜を収穫して待っててくれたテッツーさんと合流、ここからしばらく林道で楽させてもらう、P811稜線はパス、分水嶺企画じゃないから許してもらいましょう😅
それでも楽ばかりしているわけに行かず、かつての「遊歩道入口」の看板から入山
遊歩道って一体???
無駄な労力を使ったのち再び林道に降り立つ
鉄塔から巡視路に踏み込むと・・・
予想通り素晴らしい巡視路が待っていた。しばしの登りでP896
ここで小休止。半解凍ゼリー休憩。
東郷山が見えてきた。1月に雪を掻き分けながら国体コースを登ったことが思い返される
巡視路過ぎてもいい道だと思ったがそんなわけがなく
またまた、このような構図に・・・ 最後登り詰めると阿弥陀山西峰
これが有名?なトイレの廃墟。三角点より隣の便器の標高が10センチ高かった。後先考えずここに作ってしまうセンスって???😞 つくづくここでゼリータイムにしなくて良かった。助言いただいたテッツーさんに感謝
見上げると熊棚チラホラ
ここ湯来トレランルートだよね??
「憩いの森遊歩道」これを「憩」と感じるかどうかは貴方次第(笑)
見覚えある、かつてのキャンプ場を示す看板のところで1月の軌跡と接続
ここから林道を西進
「こんなところまで繋ぎたいってヒトがいるんだよな~」と呟いたら、「それは前回阿弥陀西峰まで行く気の無かったヒトのせいだよ!」おーっと、ブーメランが返ってきた😖口は禍の元😆
で、ここから幻の池を目指す
1月に来た際の壮絶なイバラ漕ぎ経験を踏まえ、剪定ハサミを持って進む
眼下に幻の池が見えてきた
この先にある池を見たい方はぜひご自分の脚でお越しください😆
すっかりいい時間となりました
あとは下るのみ
この鞍部から左の谷に入る
こんなのへっちゃら、あと少し
人々が暮らしていた痕跡があちこちに出てきた
置き去りにされ、木に食い込んだままの木挽きノコ、今も⌚️が止まったまま
集落に到着したように思えたがよく見ると廃屋となっていた
県道293 終了点が見えてきた
物足らなさそうなお二人
「まだロードに出たくないもんね」と言ったかどうか、名残惜しむかのように草花を撮影
ヤレヤレ、すっかり日没直前、ラウンドにしなくてつくづく良かった
我々のゴールを出迎えてくれた多くの著名人達
そして最後に収穫を山分け