極寒の贅沢 森吉山

今年も狙ってました、晴れの森吉山。 三連休と重なり、木曜日深夜の移動はキツかったが、 途中道の駅で寝たりしながらのんびり移動。 コンビニ以外は立ち寄りもせず、真っ直ぐ阿仁スキー場へ。 前日夜にあるかと思った降雪は無く、 枝まで真っ白な世界はダメだったが、それでも雪質パウダーの好条件。 期待以上に晴れて、昼間のうちにも結構撮れた。 小屋に荷物を置いて軽く撮った後は夕焼け近くまで仮眠。 夕陽は実に見事で、その後の夜へ向けて期待が膨らむ。 月明かりの下、思う存分撮ったが、とにかく冷えている。 タイミング悪く、レンズヒーターが2個とも死亡... 長時間の撮影はレンズも凍り始めて断念。 とりあえず21時過ぎで一旦小屋へ戻り食事を済ませて仮眠。 1時頃起きて外を確認。 全くダメ。星が見えなくなってしまった。 2時頃にまた確認。 今度は星が見えてきていたので、身支度をして外へ。 天の川を撮ろうと思っていた場所へ移動するも、 ガッツリ曇ってしまい雪まで降ってきた。 また小屋へ戻り朝まで寝る。 御来光の少し前もダメだが、明るくなってきた頃には山頂以外は晴れてきた。 そこからは9時まで歩き回って撮り続けた。 天の川と御来光が残念ではあったが、実に素晴らしい二日間。 大満足で帰路に着いた。 ※ログは小屋とゴンドラの往復くらいで、撮影中にうろうろしたときは取っていません。 ※山の上で一夜を過ごすのは想像を絶する寒さと孤独との闘いです。 　カメラ機材も、全て凍り付き、ヒーター等の防寒対策が無いと、レンズも曇って凍り付き、 　まともに撮れません。 　また、晴れればよいものの、暗い中で悪天候などに見舞われれば命にかかわります。 　きれいだからと、安易に泊まりを計画されることの無きよう、お願い致します。