吾妻山と上の湯

2021.11.23(火) 日帰り

活動詳細

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 涼しくなったら行きたいと思っていた吾妻山。電車の駅から登れる山は新鮮です。駅を出ると、確かに街と山の距離が近いです。桐生駅にはNewDaysが無かったので、駅の反対側のファミマに寄ってから向かいました。  哲学の道を通って、登山道へ。第1男坂のあたりから、かなりきつくなってきました。本当に初心者向けの山??そして、明らかに自分よりご高齢の健脚のハイカーさんに、何度かぬかれました。なぜに?でもみんな優しくて、声をかけてくれたり、岩場のコース取りを教えてくれたり、頂上からスカイツリーが見えたわよ、と励ましてくれたり。こういう山なら、遭難者は出ないだろうな~と思いました。  コースタイムを大幅にオーバーして、何とか頂上着。確かに、スカイツリーらしきものが見える!その右側に、ぎざぎざの妙義山みたいな影が??あれは、新宿の高層ビル群だ!  その後、女吾妻山から村松峠経由で下山しました。分県登山ガイドにのっていたコースで、下りは苦手だから道路を下れるのは良いし、同じ道のピストンより楽しいかなと。村松峠までは歩きやすい尾根道。でも、人がぐっと減っています。村松峠の道標に、宮本町方面とあったので、これでよかったかな?と思いながら下りました。針葉樹林の中で、結構暗い。人が誰もいない。倒木がある。沢が流れている。これ、大丈夫?ほんとに登山道?と心配しながら下りました。いよいよやばくなったら戻るのやだな~と考えながら、戻れるように振り返りながら下りました。途中からずっと沢が流れていたので、確か、道迷いは沢から始まるのでは?などという考えが頭をよぎりました。でも、道はよく踏まれているし、ヤマップで現在地確認すると外れていないみたいだし、あと、絶妙な間隔で赤いテープが木に巻かれていたので、それを目印に、何事も無く、無事下山できました。  下山後は桐生駅の反対側にある銭湯の上の湯さんへ。前回の桜山で昭和レトロの温泉・銭湯に目覚めたので、前にニュースで見たこの銭湯に行ってみました。昭和というよりは、江戸??脱衣所にはロッカーは無く、丸い麻のかごに服を入れて床におくスタイル。お湯は熱めで、気持ちいい~。桐生マダム達は迫力がある?けれど、オープンで優しい。番台のおかみも話しかけてくれて、とても気さくな方でした。また桐生に登山に来たら、この銭湯に寄ろうと思います。  吾妻山は岩場が厳しかったけれど、なだらかな登山道もあり、そういう所は歩きやすかったです。山頂は東京方面まで見える驚異の展望でした。上の方は風が冷たくて、レインウェアを着ると暑いし脱ぐと寒いという感じでした。紅葉はまだ楽しめました。登山道は整備されているし、地元のハイカーの皆様が気にしてくれるので、道迷いや事故は少ないのではないかと思いました。優しい人達が集う助け合いの山でした。こんな山が近所にあれば、みんなで協力してレベルアップできると思いました。いつかもう少し実力がついたら、今度は野鳥の森までのコースを歩いてみたいです。

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