福岡藩 初代藩主 黒田長政は、参勤交代など各地の大名が、博多を通ることを嫌い、筑前六宿(黒崎・木屋瀬・飯塚・内野・山家・原田)を設けて、長崎街道を造らせたといわれている! 2回目の長崎街道🚶 (移動) 🚃JR篠栗線・筑豊本線 博多駅→小竹駅 (コース) 小竹駅→飯塚→内野→冷水峠→山家→原田→原田駅 今日の予定は、JR筑豊本線 原田線の筑前山家駅とした。この線は運行本数が少なく、17時07分(この前は14時50分)発に間に合うように歩く。 小竹駅をスタートとした時、手の指先が冷えて寒かった。今シーズン初めて経験する冷え込みだった。でも天気がいいので気持ちがいい! 写真No.16横山峠を過ぎた辺りから、筑前内野駅手前までは、コースを誤り旧街道ではなく、その左側の道を歩いている。 筑前内野駅に着いたら、駅周辺の食堂で昼食そして飲み物を買うつもりだった。 ところが、その駅はあまりにも小さく人もいなく、前に美容院があったぐらいで、店は全くなかった。 飲み物が残り少なかったので焦った! 少し前進すると、自動販売機かあったのでほっとした。この前で、念のために買っていたコンビニ🍙で昼食とした。 内野宿は規模は小さいが、往時の思いを馳せられる街並みで魅力があり、江戸時代にタイムスリップした感じになる! 筑豊地区には何度も訪れているが、このようなところがあるとは、全く知らなかった。 長崎街道で一番の難所が、冷水越であった。内野荒田からしばらくすると、冷水峠まで石畳が今も残っている。 石畳の道を歩くと、往時の雰囲気を味わえたが、人気がなく薄暗いところ、また首無し地蔵もあり、少し気味が悪かった。 冷水峠から下って、200号線に出てからが大変長かった。さらに歩行専用道がないので、大型車とすれ違った時は、風圧で身体が揺れるなど危なかった! 旧街道🚶で一番嫌なのは、このような道を歩くことである。 写真No.32甕冠⛩️参道入口の前が、セントラル福岡G.Cだった。現役の時、法人メンバーだったので、何度も通いここでゴルフを楽しんだ、大変懐かしかった! まさか、この前の道路を歩くとは夢にも思わなかった。 最終的に筑前山家駅近くに来たのは16時前だった。原田駅行きの列車は、17時07分まで時間があるので、駅に寄らずに原田駅まで歩くことにした。 原田駅は鹿児島本線なので、次回が便利で楽である。 (終了後移動) 🚃JR鹿児島本線 原田駅→博多駅
JR 小竹駅、ここからスタート!
200号線から右へ入る、長崎街道の標石、小竹の明治・大正時代の町並図が掲げてある
飯塚市に入った、200号線を南へ進む、左手に遠賀川が流れている、歩行専用道がないので危ない!
200号線から左へ入る、「旧 伊藤伝右衛門邸」 10数年前に見学をしたことがある。 筑豊の著名な炭鉱経営者「伊藤伝右衛門」の本邸で、明治30年代後半に建造。 柳原白蓮が伝右衛門の妻として、約10年間を過ごしたゆかりの地。
同じく斜めから この長屋門は、福岡市天神町にあった別邸から昭和初期に移築された。
211号線の右側に平行した道、「キンモクセイ」が咲いている! やさしい甘い香りが漂う、この香りは晩秋の季節を感じる!
本町商店街を進む!
商店街内に「シュガーロード」の案内板
穂波川に架かる橋の上から、西方面の展望!
飯塚市役所 穂波庁舎裏に長崎街道の標石!
JR 天道駅を過ぎた辺りの道を進む、右側に瑞穂菊酒造がある
JR筑豊本線の踏切を渡る、桂川駅近く
200号線から右に入る、橋の上から南方面の展望、水が綺麗! おじさんが草刈りをしている、ご苦労様です!
JR 上穂波駅近く、⛩️老松神社の紅葉が進む銀杏が美しい!
🥬キャベツ畑沿いの道を進む!
長崎街道の道標 横山峠となっているが、峠のような標高を感じなかった!
JR 筑前内野駅近く、内野宿のマンホールの蓋
JR 筑前内野駅、あまりにも小さな無人駅にビックリ!
内野宿の今昔絵図、ここで休憩と昼食
東構口そばにある、旅籠跡の「若松屋」
酒屋の「松屋」 主屋は江戸時代後期の建築で、酒名を「松浦川」といい、昭和初期まで酒造業を営んでいた。
旅籠の「肥前屋」で現 展示館、当分の間休館中
内野宿の街並み、右手に「長崎屋」 町茶屋(脇本陣・下の茶屋)であったといわれ、シーボルトが休息したとの伝承が残っている。 現在の建物は明治末期の建築である。
中の庭へ入ってみる、もみじの🍁紅葉が美しい! 傍にシーボルトの石碑があった。
200号線から右に入る、ここは内野荒田、大根地神社の⛩️がある。 いよいよこれから、難所の冷水峠に向かう、これから先は急登になる!
石畳の道を登っていく! 雨の日は滑るだろう・・・
竹林を見ながら進む、ここは石畳の道でないが隠れているのかも・・・「首無し地蔵様」まで300mの道標
首無し地蔵様 民話「首無し地蔵」(抄)が掲示 悪者がつれの男を殺した。横の地蔵に「誰にも言うな」・・・ びっくりした悪者は、地蔵の首をはねた・・・ 左横の流れの冷たい水で、旅人はのどを潤し疲れを癒していた。これが冷水峠の名の由来といわれている・・・との解説 ここを急に左へ曲がる!
手前に一里塚の標識あり、苔むした石畳の急坂を登っていく!
冷水峠に到着! 軌跡を見るとここがピーク310mになっている。 石は郡境碑で、右に行くと⛩️大根地神社へ。 ここから舗装路の急坂を下る!
筑紫野市山家に入った! これから長い長い200号線を下っていく、カーブ番号9地点、歩行専用道がないので危ない!
セントラル福岡G.C入口前、甕冠神社⛩️参道の石碑 7年前にこの神社に駐車し、大根地山(652m)をピストン登山したことがある。 長崎街道はここを入っていくことになっているが、「この先、土砂崩れの為、通行出来ない。これより先は国道を冷水峠(1km)まで進む」という案内板があった!
かなり下ってきた! 高架橋は200号線の冷水道路
山家宿 東構口傍にある「長屋門跡」 ここは1742年頃、山家村大庄屋に就任した役宅跡。 この役宅の長屋門は、1889~1930年まで🏣山家郵便局として使われていた。
200号線から右に入る、JR 筑前山家駅近く、山家史跡散策マッブ
山家宿 西構口と土塀 構口があるのは、長崎街道の筑前六宿に限られていたようで、現存しているのは、山家宿と木屋瀬宿のみである。
山家宿 追分石と番所、右折すると日田街道
宝満川・西鉄天神大牟田線を通過し3号線手前、ホークスの案山子を見ながら進む!
3号線を渡り、JR 原田駅近くの五郎山公園。 この先に五郎山古墳館があった。
JR 原田駅(はるだ)に到着、今日の🚶はここまで! 日没前にゴールすることができ良かった!