池平山・小窓ノ頭・剱岳(北方稜線の一部)

2021.10.09(土) 3 DAYS

秋の北鎌尾根に行くという先輩2人の企画を聞いて、良いなー!を連呼。無理矢理入り込ませていただきました。 ワクワクしていたが、岐阜の地震でルートがどうなってるか分からない… 前穂北尾根、北穂東陵、剱岳北方稜線、鋸〜甲斐駒、西岳を左端から藪漕ぎ、の選択肢が出て、前日には西岳藪漕ぎが濃厚な雰囲気だった。 池の平小屋に行ったことがなく、またそこからの剱岳にぼんやりとした憧れがある私は、前日の夕方、思い切って剱岳行きたい!と言ってみた。Iさんは夏に源次郎やったばかり、Mちゃんは過去に八峰のアプローチが長すぎて剱岳に良い印象なし…私1人が剱岳に行きたい状態なんだけど、2人とも快諾?してくださった。ワガママ言うてすんません🙏 急遽、富山行き夜行バス取ったり、食料調達したり、パッキンしてバッタバタだけど無事に出発できました。 池の平山からの藪漕ぎ&懸垂の連続、小窓の王付近はザレザレの下り、池の谷ガリーの落石地獄登り、ビバークポイントで超斜めテント、翌朝はガス&暗闇でのルーファイ、早月の長い長い下りでみんなの足が悲鳴… と色々ありましたが、心強い先輩2人のおかげで達成感、充実感が半端ない山行となりました。ありがとうございます。

夜行バスで6:30富山駅着。
7:05富山駅発。

夜行バスで6:30富山駅着。 7:05富山駅発。

夜行バスで6:30富山駅着。 7:05富山駅発。

お久しぶりの富山。観光客と登山客が入り混じる風景。

お久しぶりの富山。観光客と登山客が入り混じる風景。

お久しぶりの富山。観光客と登山客が入り混じる風景。

整えて出発。硫黄の香りします。

整えて出発。硫黄の香りします。

整えて出発。硫黄の香りします。

紅葉が美しい。この時期の立山は初めてで感動。

紅葉が美しい。この時期の立山は初めてで感動。

紅葉が美しい。この時期の立山は初めてで感動。

いざ!

いざ!

いざ!

劔沢でルートの注意書きを確認。雪渓歩きはどうでしょう??

劔沢でルートの注意書きを確認。雪渓歩きはどうでしょう??

劔沢でルートの注意書きを確認。雪渓歩きはどうでしょう??

一部のみ雪渓のようです。

一部のみ雪渓のようです。

一部のみ雪渓のようです。

深い谷になってきた。

深い谷になってきた。

深い谷になってきた。

大岩。源次郎尾根の入り口。

大岩。源次郎尾根の入り口。

大岩。源次郎尾根の入り口。

夏に源次郎へ行ったIさん、取り付きを説明している。

夏に源次郎へ行ったIさん、取り付きを説明している。

夏に源次郎へ行ったIさん、取り付きを説明している。

真ん中の草付きから右端の尾根に上がる…んだったっけ。

真ん中の草付きから右端の尾根に上がる…んだったっけ。

真ん中の草付きから右端の尾根に上がる…んだったっけ。

真砂沢ロッジに向けてどんどん降ります。

真砂沢ロッジに向けてどんどん降ります。

真砂沢ロッジに向けてどんどん降ります。

スラブな岩。ロープがありがたし。

スラブな岩。ロープがありがたし。

スラブな岩。ロープがありがたし。

もし滑ったら、あの穴に吸い込まれる…

もし滑ったら、あの穴に吸い込まれる…

もし滑ったら、あの穴に吸い込まれる…

崩れたての雪渓。雪渓歩きは怖そう。

崩れたての雪渓。雪渓歩きは怖そう。

崩れたての雪渓。雪渓歩きは怖そう。

一旦左岸に渡ります。印がありがたい。

一旦左岸に渡ります。印がありがたい。

一旦左岸に渡ります。印がありがたい。

真砂沢ロッジが近くなってきた。

真砂沢ロッジが近くなってきた。

真砂沢ロッジが近くなってきた。

別山沢

別山沢

別山沢

テント張って小屋の売店物色。売り切れだけど、熊などの毛皮も売り物のようだった。山小屋グッズで石垣の箸置き(焼き物、重そう。)もあった。ビール購入してみんなで夕飯。Iさんはツェルト、私はMちゃんとテントに潜り込む。全然寒くなく、 3番シュラフと防寒着で快適○

テント張って小屋の売店物色。売り切れだけど、熊などの毛皮も売り物のようだった。山小屋グッズで石垣の箸置き(焼き物、重そう。)もあった。ビール購入してみんなで夕飯。Iさんはツェルト、私はMちゃんとテントに潜り込む。全然寒くなく、 3番シュラフと防寒着で快適○

テント張って小屋の売店物色。売り切れだけど、熊などの毛皮も売り物のようだった。山小屋グッズで石垣の箸置き(焼き物、重そう。)もあった。ビール購入してみんなで夕飯。Iさんはツェルト、私はMちゃんとテントに潜り込む。全然寒くなく、 3番シュラフと防寒着で快適○

朝 2時半起き。4時出発。池の平までは歩きやすい道。この辺はビバークしてる人いました。

朝 2時半起き。4時出発。池の平までは歩きやすい道。この辺はビバークしてる人いました。

朝 2時半起き。4時出発。池の平までは歩きやすい道。この辺はビバークしてる人いました。

三の窓雪渓が見えます。

三の窓雪渓が見えます。

三の窓雪渓が見えます。

ここもビバークできる。

ここもビバークできる。

ここもビバークできる。

三の窓雪渓。

三の窓雪渓。

三の窓雪渓。

仙人乗越到着。左に行けば池の平小屋。

仙人乗越到着。左に行けば池の平小屋。

仙人乗越到着。左に行けば池の平小屋。

右に行けば仙人小屋もすぐ近く。

右に行けば仙人小屋もすぐ近く。

右に行けば仙人小屋もすぐ近く。

池の平、ですね。

池の平、ですね。

池の平、ですね。

後ろ立山もご機嫌。

後ろ立山もご機嫌。

後ろ立山もご機嫌。

池の平への実直な登りがきつい〜。

池の平への実直な登りがきつい〜。

池の平への実直な登りがきつい〜。

小窓の乗越の先に目を凝らす。どこ行くんだろ…よく見るとうっすら踏み跡やハイマツの中にピンクテープが見えてきた。

小窓の乗越の先に目を凝らす。どこ行くんだろ…よく見るとうっすら踏み跡やハイマツの中にピンクテープが見えてきた。

小窓の乗越の先に目を凝らす。どこ行くんだろ…よく見るとうっすら踏み跡やハイマツの中にピンクテープが見えてきた。

南峰着。北方稜線の入り口下見のため北峰へ行きたかったIさんですが、コースタイムが2時間押しなので諦めた。そのために冬並みの重量装備担いできてたIさんの脅威の体力。
そもそも 3時出発の計画書だったけど、4時出発に何の違和感も覚えないゆるいメンバー、だけどすてきなメンバー。
北峰まで行った方の話ではロープか鎖がしっかりしてるそうです。

南峰着。北方稜線の入り口下見のため北峰へ行きたかったIさんですが、コースタイムが2時間押しなので諦めた。そのために冬並みの重量装備担いできてたIさんの脅威の体力。 そもそも 3時出発の計画書だったけど、4時出発に何の違和感も覚えないゆるいメンバー、だけどすてきなメンバー。 北峰まで行った方の話ではロープか鎖がしっかりしてるそうです。

南峰着。北方稜線の入り口下見のため北峰へ行きたかったIさんですが、コースタイムが2時間押しなので諦めた。そのために冬並みの重量装備担いできてたIさんの脅威の体力。 そもそも 3時出発の計画書だったけど、4時出発に何の違和感も覚えないゆるいメンバー、だけどすてきなメンバー。 北峰まで行った方の話ではロープか鎖がしっかりしてるそうです。

途中、鎌を片手にするカメラマンとすれ違いました。1週間行方不明の男性がおり、救助活動が続いてるそう。劔に行く時はキョロキョロしてね、と言われました。小窓への下りで懸垂下降の箇所があるよ、とも。
気を引き締めていきましょう。

途中、鎌を片手にするカメラマンとすれ違いました。1週間行方不明の男性がおり、救助活動が続いてるそう。劔に行く時はキョロキョロしてね、と言われました。小窓への下りで懸垂下降の箇所があるよ、とも。 気を引き締めていきましょう。

途中、鎌を片手にするカメラマンとすれ違いました。1週間行方不明の男性がおり、救助活動が続いてるそう。劔に行く時はキョロキョロしてね、と言われました。小窓への下りで懸垂下降の箇所があるよ、とも。 気を引き締めていきましょう。

踏み跡が不明瞭になり、尾根を外れて藪に突っ込んで、途中から懸垂下降。トレランのお兄さんは尾根つたいで歩いてたので、そっちが正解だったのかな。
でも、懸垂の支点は随所にあった。ロープ必須だ。トレランさんはロープ無しで行ったんだろう、すご…。

踏み跡が不明瞭になり、尾根を外れて藪に突っ込んで、途中から懸垂下降。トレランのお兄さんは尾根つたいで歩いてたので、そっちが正解だったのかな。 でも、懸垂の支点は随所にあった。ロープ必須だ。トレランさんはロープ無しで行ったんだろう、すご…。

踏み跡が不明瞭になり、尾根を外れて藪に突っ込んで、途中から懸垂下降。トレランのお兄さんは尾根つたいで歩いてたので、そっちが正解だったのかな。 でも、懸垂の支点は随所にあった。ロープ必須だ。トレランさんはロープ無しで行ったんだろう、すご…。

小窓の乗越。懸垂下降はIさんがトップでしてくださった。的確に次の支点を探し出してセットしてくださる。

小窓の乗越。懸垂下降はIさんがトップでしてくださった。的確に次の支点を探し出してセットしてくださる。

小窓の乗越。懸垂下降はIさんがトップでしてくださった。的確に次の支点を探し出してセットしてくださる。

小窓の乗越から振り返るとどこ降りてきたんや。

小窓の乗越から振り返るとどこ降りてきたんや。

小窓の乗越から振り返るとどこ降りてきたんや。

小窓の雪渓。ソロの人が登ってきた。

小窓の雪渓。ソロの人が登ってきた。

小窓の雪渓。ソロの人が登ってきた。

小窓は基本巻く。

小窓は基本巻く。

小窓は基本巻く。

小窓の王から池の谷乗越まではざれざれ、写真中央の谷を下る。滑るとやばいよ〜。

小窓の王から池の谷乗越まではざれざれ、写真中央の谷を下る。滑るとやばいよ〜。

小窓の王から池の谷乗越まではざれざれ、写真中央の谷を下る。滑るとやばいよ〜。

小窓の王を下り、三の窓。
テントはれます。チンネに登る人はここでビバークするそう。
 3時過ぎてるし、停滞モードが流れる。。

小窓の王を下り、三の窓。 テントはれます。チンネに登る人はここでビバークするそう。 3時過ぎてるし、停滞モードが流れる。。

小窓の王を下り、三の窓。 テントはれます。チンネに登る人はここでビバークするそう。 3時過ぎてるし、停滞モードが流れる。。

いや、ここで停滞したら明日が長い、明日は天気崩れる、暗闇の岩場なんて絶対無理!頑張ろうっつーことで、池の谷ガリーを登る。

いや、ここで停滞したら明日が長い、明日は天気崩れる、暗闇の岩場なんて絶対無理!頑張ろうっつーことで、池の谷ガリーを登る。

いや、ここで停滞したら明日が長い、明日は天気崩れる、暗闇の岩場なんて絶対無理!頑張ろうっつーことで、池の谷ガリーを登る。

浮石地獄、落石地獄すぎる。左の岸壁沿いが正解な気がする。

浮石地獄、落石地獄すぎる。左の岸壁沿いが正解な気がする。

浮石地獄、落石地獄すぎる。左の岸壁沿いが正解な気がする。

はぁ、終わらない。、

はぁ、終わらない。、

はぁ、終わらない。、

チンネの下降点や、八峰の下降点が、ガリーの途中にあるそうてす。

チンネの下降点や、八峰の下降点が、ガリーの途中にあるそうてす。

チンネの下降点や、八峰の下降点が、ガリーの途中にあるそうてす。

やっとガリーが済んでホッとする。ここからは楽しい岩場歩き。

やっとガリーが済んでホッとする。ここからは楽しい岩場歩き。

やっとガリーが済んでホッとする。ここからは楽しい岩場歩き。

ガリーを振り返る。

ガリーを振り返る。

ガリーを振り返る。

さぁさ、登ろう♫

さぁさ、登ろう♫

さぁさ、登ろう♫

上りきったところは360度の絶景。

上りきったところは360度の絶景。

上りきったところは360度の絶景。

別山

別山

別山

池の平?

池の平?

池の平?

本峰。

本峰。

本峰。

立山。奥にちょこんと槍。北鎌尾根に来年は行きたいね。、

立山。奥にちょこんと槍。北鎌尾根に来年は行きたいね。、

立山。奥にちょこんと槍。北鎌尾根に来年は行きたいね。、

源次郎尾根かな?

源次郎尾根かな?

源次郎尾根かな?

八峰かな??

八峰かな??

八峰かな??

Iさんと並ぶと…私の方がいかつい…

Iさんと並ぶと…私の方がいかつい…

Iさんと並ぶと…私の方がいかつい…

美しい夕暮れ。

美しい夕暮れ。

美しい夕暮れ。

絶景ピークから10分。岩の割れ目の間にテント2張りが精一杯のスペース。以前Iさんがチンネに行った時に見つけてた場所でした。そこへ行くとまさかの先客…まじか!超斜めなところになんとか2張しました。

絶景ピークから10分。岩の割れ目の間にテント2張りが精一杯のスペース。以前Iさんがチンネに行った時に見つけてた場所でした。そこへ行くとまさかの先客…まじか!超斜めなところになんとか2張しました。

絶景ピークから10分。岩の割れ目の間にテント2張りが精一杯のスペース。以前Iさんがチンネに行った時に見つけてた場所でした。そこへ行くとまさかの先客…まじか!超斜めなところになんとか2張しました。

プチ宴会してたら先客テントの方が帰ってきました。まさかの女性ソロ。
早月in、北方稜線でここにテント張って、小窓雪渓おりて、真砂沢ロッジ泊、八峰を一峰から登ってきたんだと!超人すぎます。

プチ宴会してたら先客テントの方が帰ってきました。まさかの女性ソロ。 早月in、北方稜線でここにテント張って、小窓雪渓おりて、真砂沢ロッジ泊、八峰を一峰から登ってきたんだと!超人すぎます。

プチ宴会してたら先客テントの方が帰ってきました。まさかの女性ソロ。 早月in、北方稜線でここにテント張って、小窓雪渓おりて、真砂沢ロッジ泊、八峰を一峰から登ってきたんだと!超人すぎます。

おやすみなさい。

おやすみなさい。

おやすみなさい。

3日目は5時発。真っ暗だし、ガスだし、ルートが全くわからない。経験者のIさんが先行してくださり、慎重に進む。

3日目は5時発。真っ暗だし、ガスだし、ルートが全くわからない。経験者のIさんが先行してくださり、慎重に進む。

3日目は5時発。真っ暗だし、ガスだし、ルートが全くわからない。経験者のIさんが先行してくださり、慎重に進む。

途中引き返したりしながらも、大きく間違わず順調に進んだ。残置ロープがあり、頼りに下りる。

途中引き返したりしながらも、大きく間違わず順調に進んだ。残置ロープがあり、頼りに下りる。

途中引き返したりしながらも、大きく間違わず順調に進んだ。残置ロープがあり、頼りに下りる。

ここ、足なくて怖かったな。

ここ、足なくて怖かったな。

ここ、足なくて怖かったな。

振り返って。

振り返って。

振り返って。

さぁ、ラストの登り。

さぁ、ラストの登り。

さぁ、ラストの登り。

ありがとーーー!皆さん本当に感謝します。

ありがとーーー!皆さん本当に感謝します。

ありがとーーー!皆さん本当に感謝します。

山頂で記念撮影して下山。

山頂で記念撮影して下山。

山頂で記念撮影して下山。

下の方は晴れてて富山湾が美しい。

下の方は晴れてて富山湾が美しい。

下の方は晴れてて富山湾が美しい。

立山の紅葉、晴れてたらきっと鮮やかなんだろう。
早月小屋は昨日までの営業で、通りかかると小屋締め作業して、スタッフさんが下山するところでした。

立山の紅葉、晴れてたらきっと鮮やかなんだろう。 早月小屋は昨日までの営業で、通りかかると小屋締め作業して、スタッフさんが下山するところでした。

立山の紅葉、晴れてたらきっと鮮やかなんだろう。 早月小屋は昨日までの営業で、通りかかると小屋締め作業して、スタッフさんが下山するところでした。

途中、私とIさんは膝痛、Mちゃんは足の裏の皮が水膨れ。。休憩しながらなんとか下山。

途中、私とIさんは膝痛、Mちゃんは足の裏の皮が水膨れ。。休憩しながらなんとか下山。

途中、私とIさんは膝痛、Mちゃんは足の裏の皮が水膨れ。。休憩しながらなんとか下山。

馬場荘でタクシーをお願いして、食堂で乾杯。小屋番さん達も打ち上げのようでした。
タクシーに乗って湯神子(ゆのみこ)温泉へ。親切な番台さんでした。
バスの時間に間に合わせて大急ぎでお風呂に入って、バスで上市駅へ。

馬場荘でタクシーをお願いして、食堂で乾杯。小屋番さん達も打ち上げのようでした。 タクシーに乗って湯神子(ゆのみこ)温泉へ。親切な番台さんでした。 バスの時間に間に合わせて大急ぎでお風呂に入って、バスで上市駅へ。

馬場荘でタクシーをお願いして、食堂で乾杯。小屋番さん達も打ち上げのようでした。 タクシーに乗って湯神子(ゆのみこ)温泉へ。親切な番台さんでした。 バスの時間に間に合わせて大急ぎでお風呂に入って、バスで上市駅へ。

電車に乗って富山駅へ戻ります。

電車に乗って富山駅へ戻ります。

電車に乗って富山駅へ戻ります。

富山駅中のお店で乾杯。帰りは新幹線でした。
Iさんが「悔しいけど達成感しかない」と一言。劔にみんなと行けて幸せです。ありがとうございました❗️

富山駅中のお店で乾杯。帰りは新幹線でした。 Iさんが「悔しいけど達成感しかない」と一言。劔にみんなと行けて幸せです。ありがとうございました❗️

富山駅中のお店で乾杯。帰りは新幹線でした。 Iさんが「悔しいけど達成感しかない」と一言。劔にみんなと行けて幸せです。ありがとうございました❗️

夜行バスで6:30富山駅着。 7:05富山駅発。

お久しぶりの富山。観光客と登山客が入り混じる風景。

整えて出発。硫黄の香りします。

紅葉が美しい。この時期の立山は初めてで感動。

いざ!

劔沢でルートの注意書きを確認。雪渓歩きはどうでしょう??

一部のみ雪渓のようです。

深い谷になってきた。

大岩。源次郎尾根の入り口。

夏に源次郎へ行ったIさん、取り付きを説明している。

真ん中の草付きから右端の尾根に上がる…んだったっけ。

真砂沢ロッジに向けてどんどん降ります。

スラブな岩。ロープがありがたし。

もし滑ったら、あの穴に吸い込まれる…

崩れたての雪渓。雪渓歩きは怖そう。

一旦左岸に渡ります。印がありがたい。

真砂沢ロッジが近くなってきた。

別山沢

テント張って小屋の売店物色。売り切れだけど、熊などの毛皮も売り物のようだった。山小屋グッズで石垣の箸置き(焼き物、重そう。)もあった。ビール購入してみんなで夕飯。Iさんはツェルト、私はMちゃんとテントに潜り込む。全然寒くなく、 3番シュラフと防寒着で快適○

朝 2時半起き。4時出発。池の平までは歩きやすい道。この辺はビバークしてる人いました。

三の窓雪渓が見えます。

ここもビバークできる。

三の窓雪渓。

仙人乗越到着。左に行けば池の平小屋。

右に行けば仙人小屋もすぐ近く。

池の平、ですね。

後ろ立山もご機嫌。

池の平への実直な登りがきつい〜。

小窓の乗越の先に目を凝らす。どこ行くんだろ…よく見るとうっすら踏み跡やハイマツの中にピンクテープが見えてきた。

南峰着。北方稜線の入り口下見のため北峰へ行きたかったIさんですが、コースタイムが2時間押しなので諦めた。そのために冬並みの重量装備担いできてたIさんの脅威の体力。 そもそも 3時出発の計画書だったけど、4時出発に何の違和感も覚えないゆるいメンバー、だけどすてきなメンバー。 北峰まで行った方の話ではロープか鎖がしっかりしてるそうです。

途中、鎌を片手にするカメラマンとすれ違いました。1週間行方不明の男性がおり、救助活動が続いてるそう。劔に行く時はキョロキョロしてね、と言われました。小窓への下りで懸垂下降の箇所があるよ、とも。 気を引き締めていきましょう。

踏み跡が不明瞭になり、尾根を外れて藪に突っ込んで、途中から懸垂下降。トレランのお兄さんは尾根つたいで歩いてたので、そっちが正解だったのかな。 でも、懸垂の支点は随所にあった。ロープ必須だ。トレランさんはロープ無しで行ったんだろう、すご…。

小窓の乗越。懸垂下降はIさんがトップでしてくださった。的確に次の支点を探し出してセットしてくださる。

小窓の乗越から振り返るとどこ降りてきたんや。

小窓の雪渓。ソロの人が登ってきた。

小窓は基本巻く。

小窓の王から池の谷乗越まではざれざれ、写真中央の谷を下る。滑るとやばいよ〜。

小窓の王を下り、三の窓。 テントはれます。チンネに登る人はここでビバークするそう。 3時過ぎてるし、停滞モードが流れる。。

いや、ここで停滞したら明日が長い、明日は天気崩れる、暗闇の岩場なんて絶対無理!頑張ろうっつーことで、池の谷ガリーを登る。

浮石地獄、落石地獄すぎる。左の岸壁沿いが正解な気がする。

はぁ、終わらない。、

チンネの下降点や、八峰の下降点が、ガリーの途中にあるそうてす。

やっとガリーが済んでホッとする。ここからは楽しい岩場歩き。

ガリーを振り返る。

さぁさ、登ろう♫

上りきったところは360度の絶景。

別山

池の平?

本峰。

立山。奥にちょこんと槍。北鎌尾根に来年は行きたいね。、

源次郎尾根かな?

八峰かな??

Iさんと並ぶと…私の方がいかつい…

美しい夕暮れ。

絶景ピークから10分。岩の割れ目の間にテント2張りが精一杯のスペース。以前Iさんがチンネに行った時に見つけてた場所でした。そこへ行くとまさかの先客…まじか!超斜めなところになんとか2張しました。

プチ宴会してたら先客テントの方が帰ってきました。まさかの女性ソロ。 早月in、北方稜線でここにテント張って、小窓雪渓おりて、真砂沢ロッジ泊、八峰を一峰から登ってきたんだと!超人すぎます。

おやすみなさい。

3日目は5時発。真っ暗だし、ガスだし、ルートが全くわからない。経験者のIさんが先行してくださり、慎重に進む。

途中引き返したりしながらも、大きく間違わず順調に進んだ。残置ロープがあり、頼りに下りる。

ここ、足なくて怖かったな。

振り返って。

さぁ、ラストの登り。

ありがとーーー!皆さん本当に感謝します。

山頂で記念撮影して下山。

下の方は晴れてて富山湾が美しい。

立山の紅葉、晴れてたらきっと鮮やかなんだろう。 早月小屋は昨日までの営業で、通りかかると小屋締め作業して、スタッフさんが下山するところでした。

途中、私とIさんは膝痛、Mちゃんは足の裏の皮が水膨れ。。休憩しながらなんとか下山。

馬場荘でタクシーをお願いして、食堂で乾杯。小屋番さん達も打ち上げのようでした。 タクシーに乗って湯神子(ゆのみこ)温泉へ。親切な番台さんでした。 バスの時間に間に合わせて大急ぎでお風呂に入って、バスで上市駅へ。

電車に乗って富山駅へ戻ります。

富山駅中のお店で乾杯。帰りは新幹線でした。 Iさんが「悔しいけど達成感しかない」と一言。劔にみんなと行けて幸せです。ありがとうございました❗️